a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

2010年11月08日のツイート

『知的生産の技術』 梅棹忠夫 岩波新書 岩波書店

買ったのはここ。大学に入ってすぐの授業でお勧めされて読んで以来だから、34年ぶりぐらい。
京大式カードはまねしたんだけど、結局蔵書カードみたいな使い方しちゃって、あまり生きなかった。ひさしぶりに再読したら、カードに至る手帖からの流れがすっぽり記憶から抜け落ちていた。形だけまねして意味がついて行ってないというダメな見本。
手紙のカーボンコピーは、あの頃の分みんな持ってるけど、これを見てからまねしたのかその前からやっていたのか。日付を確認すればわかるけど、掘り出さないと見られない。
新聞のスクラップはいまだとウェブクリップで簡単に済ますことができて、手帖の話と合わせてそのままコンピュータに載せたのがOneNoteEvernoteなんじゃないの?というくらい思想が同じ。そういう意味ではどこででも入力可能なiPhone/iPod touch版というのはさらに最適な手段なのかも。
それにしても1969年なんて、霞ヶ関ビルの設計に大型コンピュータを使ったり、マルスシステムがやっと使われ出したりしてた頃のはずなのに、すでにコンピュータによる知的生産としての情報のハンドリングに言及してる先見性は素晴らしい。タイプライターで実現できなかったことがすべて現在のPC(特にノート)で実現できてるのだからなぁ。
ひさしぶりに読んで、読んでる間中ひさしぶりになんかしたいという積極的な気持ちになってしまった。なんかしよう。なんか。

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

『知的生産の技術』 梅棹忠夫 岩波新書 岩波書店

子どもたちに読ませようと思って、34年ぶりに買った。自分のは大学に入った年に物理の先生に教わって買ったのを親の家に置きっぱなしになっているので。
せっかくだからと読み始めたらやめられない。読み終えたらまた書く。

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

『坂の上の雲 四』 司馬遼太郎 文春文庫

3巻を読み終えて、次をどうしようかと思ってたのだけど、ひさしぶりに有楽町ビックの書籍売り場をのぞいたら、第2部放映に合わせて全巻面出しで並んでた。ラッキー。というわけで、とりあえず1冊確保。
->読了

新装版 坂の上の雲 (4) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (4) (文春文庫)