a_sue’s diary

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2015年03月05日のツイート

『ラーメン発見伝 3 札幌ラーメン・夏の陣 [Kindle版]』 河合単 久部緑郎 ビッグコミックス 小学館

初出 ビッグコミック スペリオール 平成12年15号〜20号、22号〜24号
札幌ラーメンの話で、珍しく悪事を企む人が出てくる。いや、悪事ってほどでもないけど、料理に正しく向き合ってなくて裏で工作するという意味で悪人。
ラーメンの勝負で、お店で出すものとしてどういう材料を使うかという点をきっちり書いてあるエピソードがいい。特殊な条件でしか成立しないような食材を使って旨い物を作っても、1年間安定して客に出せなきゃ駄目という話。
面白いから続きも読みたいが、基本読みきりで、前後編かせいぜい3回位なので、毎巻区切りが付いてて、引きが弱いから読まないなら読まないでも平気なのだよな。
そのうちに。

ラーメン発見伝(3) (ビッグコミックス)

ラーメン発見伝(3) (ビッグコミックス)

『ラーメン才遊記 1 フムフムとワクワク [Kindle版]』 河合単 久部緑郎 ビッグコミックス 小学館

初出 ビッグコミック スペリオール '09年第17号〜'10年第1号
ラーメン発見伝」の続編なのかな?「ラーメン発見伝」に出てきたフードコンサルタントの芹沢さんのところにやって来たとんでもない女の子汐見ゆとりが主役。
常識がなくて天然で失礼で、人間的にはでたらめなんだけどなぜか直感的に料理を理解するし調理の腕もすごい。
まあ、ある意味反則技のような主人公を据えて、ラーメンだけじゃなく店の経営まで含めた物語が面白い。
汐見ゆとりの料理の腕の秘密が明らかになり、ラーメン対決の途中で引いて終わる。
ああ、発見伝の反省を踏まえて続き物にしてるのね。
続きも読みます。

らーめん才遊記(1) (ビッグコミックス)

らーめん才遊記(1) (ビッグコミックス)

『ラーメン才遊記 2 奥様は食いしん坊 [Kindle版]』 河合単 久部緑郎 ビッグコミックス 小学館

初出 ビッグコミック スペリオール '10年第2号〜第10号
全館前巻から引いた対決に決着が付き、立地にあった店と料理の話とか、店を出すと言うことに関するあれこれとか。
主役の汐見ゆとりが、天才的な料理の直感と腕を持ちながら、実際的な知識を全く持ってないから出来る展開だったりする。
と言うとこで気付いたのだけど、「ヒカルの碁」では全く囲碁を知らないヒカルに、囲碁の神様のような佐為がとりつくことによって、何も知らない初心者がすごい碁を打つという展開を可能にしたのだけど、この作品では天然で人間性に問題があるが母に英才教育を受けた主人公という存在でそれと同じようなことを見せている。
これってやっぱり面白い作品のひとつのパターンなのかな。
竹岡式ラーメン」ってなに?ってとこでつづく。あー、気になる。

らーめん才遊記(2) (ビッグコミックス)

らーめん才遊記(2) (ビッグコミックス)

で、3巻の立ち読み版で竹岡式ラーメンのことだけ読んじゃった。
らーめん才遊記(3) (ビッグコミックス)

らーめん才遊記(3) (ビッグコミックス)