a_sue’s diary

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2016年03月26日のツイート

『ある日ととある日の猫たち』 竹本泉 DAITO COMICS PET COMIC シリーズ 大都社

店頭で現物を見ると、竹本泉にしては小さくて厚い。いや、普通の厚さなんだけど。
中を見ると、過去に出た本の合本と書いてある。

とある日のクル (ピチコミックス)

とある日のクル (ピチコミックス)

どっちも持ってるし。って、『ある日のツヴァイ』はここに書いてないけど、『とある日のクル』はちゃんと書いてある
まあ、竹本泉の場合は同じ本だと判ってても買ってることが多いので問題ない。
カラーページの書き下ろしもあるし、もちろんあとがきは書き下ろしだし。
というわけで、問題なく楽しんだのであった。
竹本泉の描く猫って表情がいろいろで楽しい。

『魔法の世紀 Kindle版』 落合陽一 PLANETS

買ったのはここ
割と間を置かずに着手したんだけど、割り込みがいろいろあってそれなりに時間がかかった。
時間がかかったので最初の方で読んだ内容を覚えてなかったりするが、目からウロコな考え方がいろいろあって面白い。
20世紀が映像で大きく変わった「映像の世紀」であったというのは普通の考えだと思うが、そこに至るまでの考え方が新鮮。大昔の洞窟の壁画から記録媒体の変化によって記録のコストが下がり、今に至る。
そして現在は記録が映像に縛られているが、そこからどう変わっていくのか。
動いてるものと止まってるものを、環境であるエーテルと主体の動きであるフレームレートで4つの象限に別けて東洋と西洋の違いを分析して見せたり。
ちょっと前に読んだ『目の見えない人は世界をどう見ているのか』で、現在持ってるセンサーと違う環境認識について考えさせられたが、この本で示されてるのはコンピュータと人間が相互作用することによって全く違う環境認識と環境との相互作用についての可能性。
それによって実現されるのはまさに魔法だ。
面白い。

魔法の世紀

魔法の世紀