無線中継所への泊まり込み任務

今回の東北地方の大震災で震災直後から今現在もなお活躍しているのが警察無線です。
警察無線は一般の無線機からはスクランブルがかかっていて聞くことができないですが、警察関係機関にとっては無くてはならない存在。捜索や追跡などあらゆる任務の根底を支える縁の下の力持ちであり最前線の状況を各機関へ伝達するインフラでもあります。
震災発生から2日後には無線通信専門の警察官が岩手県山中の無線中継局で活動をはじめていたようです。警察無線を各地にスムーズに送り届けるための中継器は電力を必要とするのですが、この山中はいまだ停電中であるため緊急用の発電機で中継機能を維持し運用されているようです。
日々、テレビやニュースでクローズアップされるレスキュー隊員の活躍などとても勇敢で感動的な場面が注目されていますが、こういった地道な活動をされている多くの隊員の方々がそのレスキュー活動などを支えているのだなと感じました。

2011年03月27日のツイート