月と六ペンス

月と六ペンス (新潮文庫)
ここのところゼミの教科書と論文ばかりに追われて文学に手を出す余裕がなかったものの、これではいかんと思い本屋でタイトル買い。一日(というかおよそ四時間)で半分以上読み進めることができたというのは私の読書能力が戻ってきているのか、それともただ文章が読み易いのか。
いちいち突き刺さる表現が多い本だ。

恋人としての男女の差異は、女が四六時中恋愛ばかりしていられるのに反して、男はただ時にしかそれができないということだ。

やっぱり私は男に生まれればよかった。(といいつつ女としての人生を満喫しているのだけれども)