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2005-10-29

[][]Soldier/Latroシリーズの第三作 Soldier/Latroシリーズの第三作を含むブックマーク

Nick Gevers氏によるUrth mailing listへの投稿によると、ジーン・ウルフは "Soldier of the Mist" (1986), "Soldier of Arete" (1989)に続くSoldier/Latroシリーズの第三作、"Soldier of Sidon" を脱稿、既にエージェントに渡したとのこと。2006年後半頃に出版の予定。また同シリーズ完結篇となる第四作も執筆の予定とのこと。

"Soldier of Sidon" の後には、"Pirate Freedom" という題名の歴史ファンタジーを出版予定で、こちらは最終稿も前の稿まで完成済。

[]人生、宇宙、すべての答え 人生、宇宙、すべての答えを含むブックマーク

Googleの電卓機能では「人生、宇宙、すべての答え」と入力すると "42" との答えが返ってくる(英語では "answer to life the universe and everything")。電卓機能では主要通貨の換算や物理定数もサポートしているので、「100円 掛ける 人生、宇宙、すべての答え をユーロで」とか「光速 割る 人生、宇宙、すべての答え の平方根 掛ける 重力加速度」とかも計算できる。

ダクラス・アダムス作「銀河ヒッチハイク・ガイド」(安原和見訳、河出文庫版)の226ページで、ディープ・ソートは、「ダングラバッド座ベータ星の五週間の砂嵐で飛ぶ砂の軌道を、ひと粒残らず計算できる」「第七銀河 "光と独創" のGoogleplex Star Thinker」のことを「電卓レベル」と馬鹿にしているが、「人生、宇宙、すべての答え」を一瞬で計算できるGoogle電卓機能は、750万年かかったディープ・ソートよりもはるかに優秀ということか

[]SR-E10000買いました SR-E10000買いましたを含むブックマーク

お恥ずかしい話だが、これまで辞書と言えば学生時代に買ったボロボロのリーダーズ初版か、でなければオンラインの翻訳とかしか使っていなかった。そろそろ電子辞書でも買ってみようかと思い、SIIのSR-E10000を購入。最初はSR-E8000か、電車の中でも使えそうなポケット・サイズのSR-M7000を買おうかと思っていたのだが、SR-M7000はやはりキーが押しにくそうだし、どうせなら一番いい奴にしちゃえ、と思ってオンライン通販で約40,000円で購入。収録辞書の(紙の)価格を合計すると12,3万円くらいなので、ちょっと嬉しい。紙の辞書と電子辞書の価格を比較しても意味ないが、そもそも紙の「新和英大辞典」なんて持ち歩き不可能だし、たとえ欲しくても買うとは思えないしね。

一週間程度使ってみたところ、なかなか快適。辞書に関しては言うことないし、キータッチも良好、検索も高速かつ柔軟でストレスを感じない。このあたりは掲示板とかでも言われているが、自分では他の電子辞書を使ったことはないので、比較はできない。これも言われていることだけども、欠点と言えば起動時間がやや遅め(約3秒)なのと、液晶画面がやや見辛いくらい。3秒が長いか短いかは微妙なところだけども、実際に使用する状況では、数分おきくらいに辞書を引くことが多いので、オートパワーオフ時間の設定がちょっと微妙。

最近の英語重視系上位機種では定番となっている研究社「リーダーズ」「リーダーズ・プラス」大修館書店「ジーニアス大辞典」に加え、380,000用例の研究社「新編英和活用大辞典」と480,000語の研究社「新和英大辞典(第五版)」とかが収録されている。英英辞書はコリンズ系とオックスフォード系。自分は英文を書くことが結構多いので、「英活」「新和英」まで入っているのは有難い。というかこれまでまともに和英を引かずに英文を書いていたのが恥ずかしい。

ここまであれば辞書的には文句ないだろうと思っていたら、キヤノンから12月に発売されるwordtank G70では上記各辞書に加えて講談社「類語大辞典」も搭載されているらしい。ちょっとだけ悔しいが、まあそんなことを言っていてはきりがないが。キーはSR-E10000の方がはるかに良さげだからいいか。

2005-10-15

[][]ガーディナーJ.S.バッハカンタータ巡礼第10巻など ガーディナーのJ.S.バッハ・カンタータ巡礼第10巻などを含むブックマーク

最近購入したCD。

  • ジョン・エリオット・ガーディナーカンタータ巡礼全集第10巻
    • CD 1枚目:三位一体節後第19日曜日のカンタータ。BWV48, BWV 5, BWV 90, BWV 56収録。2000年10月29日Potsdamでのライブ録音。
    • CD 2枚目: 宗教改革記念日のカンタータBWV 79, BWV 192, BWV 80収録。2000年10月31日Wittenbergでのライブ録音。
    • 今回のCDジャケットはアフガニスタンの少女。
  • リチェルカール・コンソートの初期カンタータ集「哀悼行事」
    • BWV 18, BWV 106, BWV 150収録。
    • OVPPでの演奏。数えてみたらBWV 106はこれで15枚目だった。

先日新発見されたBWV 1127 "Alles mit Gott und nichts ohn Ihn" はコープマンの第20巻にも収録されるらしい。

[]書物としての新約聖書 書物としての新約聖書を含むブックマーク

田川建三著の有名な本。前から読みたいとは思っていたものの、なにぶん高価で分厚い本なので、オンライン通販ではなく現物を見てから、と思っていたところ、会社の近くの本屋にあるのを見かけて衝動買い。

内容は著者いわく「そもそも新約聖書とは何なのか」という問いのうち、外面的な部分に答えるための「新約聖書概論序説」というようなもので、内容は以下の通り。

  • 第1章は新約聖書正典化の問題、つまりどのような文書がどのようにして、どのような意図のもとに「聖書」「正典」とされるにいたったのか。
  • 第2章は言語、つまり新約聖書はどういう言語で書かれているか。
  • 第3章は新約聖書の写本について。
  • 第4章は新約聖書の翻訳について、翻訳の歴史とかどの翻訳を読むべきかとか。

さすが田川建三で、内容的にはきわめて専門的で難しい内容であるにもかかわらず、文章はとても読みやすい。新約聖書ってそもそも何?という疑問を持つ読者にとっては良い「入門書」だと思う。それにしても税込み8,400円は高いが、索引・補遺まで含めると745ページもあるからしかたがない。745ページもある「入門書」もないもんだとは思うが、著者が「入門書」だと言っているんだからしょうがない。最初から読み進めても面白いが、適当なページを開いて拾い読みしても面白い。ただし田川建三を最初に読むのなら「イエスという男」の方がお勧め。

自分は読書は通勤電車の中での読書が中心なので、右手でつり革につかまって左手でこの分厚い本を支えていると、小指がつりそうになってくる。多少高くなっても良いから二分冊の方がありがたかった。そう言えばちょっと前にも小指がつりそうな本を読んだっけと考えたら、クリストフ・ヴォルフの「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 学識ある音楽家」だった。

比較してみたところ「書物としての新約聖書」は8,400円で745ページ、さらに重さは1,100gで厚さ4.5cmなのに対して、ヴォルフの方は税込み7,875円で929ページ、重さ1,130gで厚さ5.5cmと、こちらの方が重量級だった。田川建三が1ページあたり11.3円、1gあたり7.6円、1cmあたり1,866.7円なのに対し、ヴォルフは1ページあたり8.5円、1gあたり7.0円、1cmあたり1,431.8円。

ちなみにアレステア・レナルズの「啓示空間」は1,470円、1,039ページ、530g、4.2cmといったところ。

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2005-10-08

[]銀河ヒッチハイク・ガイド 銀河ヒッチハイク・ガイドを含むブックマーク

昨晩やっと「銀河ヒッチハイク・ガイド」を観てきた。実は一週間前に見ようと思って六本木ヒルズの指定券をネットで買ってあったのだが、仕事がどうしても終わらなくて1,800円無駄にしたので、今回は二度目の挑戦。金曜夜8:30の回だったが、客の入りは6割くらい。若い男性が多いのはまあ当たり前だが、自分も含めネクタイを締めた中年男性がそれなりにいた。オールドSFファンか?

50前くらいの男性と、わりと若めの女性のカップルというのが結構いた。ひょっとして中年のSFファンというのはもてるのか? そうなのか? 職場でカミングアウトすべきなのか? ちなみにこのおじさんは終了後にヴォゴン人の人形をデジカメで撮っていました(ちなみに自分は開演前に携帯で撮った)。

そんなことはどうでも良いので「銀河ヒッチハイク・ガイド」だが、ちょっと判断に迷う内容。面白くなくもないんだけども、爆笑するところまで自分をハイに持っていけない、ちょっともどかしい感覚を最後までぬぐいきれなかった。もっと若ければ笑えたのかも。原作の方も、先日河出版を読み直してみたものの、20年前に新潮版を読んだ時に比べると、どうしても素直に楽しめない。ひょっとしてモンティ・パイソンとかも今観ると面白くないのかも。

昔読んですごく面白かったSFとかを数十年ぶりに読んでみると結構がっかりするもので、そういう時は年をとるのがちょっとさみしいと感じたりする。でも中には何回読み返しても面白く思える作品も当然あり、そういった意味でも「新しい太陽の書」というのは自分にとって貴重な作品だ。

映画の話に戻ると、ヴォゴン星とかのオリジナル・エピソードは別として比較的に原作に忠実に作られてはいるものの、小説ならではの(もともとはラジオドラマなわけだが)枝葉末節にこだわったジョークというのは、なかなか映画というフォーマットでは出しにくい。例えば最初にアーサーの家が壊されるシーンでも、小説で(少なくとも自分が)面白いと感じるのは、ミスター・プロッサーの先祖の記憶とか、組合との関係とかいった微妙な細部なわけで、そういったものを2時間弱の映画で描けるわけもない。

もちろん、地球を造る場面とか、最初のイルカの場面とか映像的に表現して面白い場面はあるけども、原作を知らずにこの映画を観た人が楽しめるかというと疑問だし、原作のファンにとっても(まあしょうがないけれども)あまり満足のいく出来栄えでもないように思う。まあ「指輪物語」の映画化というほどのものでもないんだから、そこそこ楽しめれば良い作品だとは言える。ところでマーヴィンは駄目、かわいらしすぎる。もっと人をうんざりさせるようなキャラにしないと。

hideahidea 2005/10/09 02:49 はじめまして。
原作未読で観てきましたが,むっちゃ楽しめました。
ただ確かに,あの笑いを楽しめるかどうかは個人差は大きいとは思います。

abaiaabaia 2005/10/11 21:44 はじめまして。
「たぶん自分は笑えるはず」と思って行ったのに、そうでもなかったのがちょっとばかりショックでしたね。

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2005-09-24

[]チャーリーとチョコレート工場 チャーリーとチョコレート工場を含むブックマーク

遅ればせながらティム・バートン監督の「チャーリーとチョコレート工場」を観に行った。内容はまあ予想していた通りで、なかなか楽しい、DVDが出たらレンタルでもう一回観るかもしれないが、自分でDVD Boxを買うことはないか、というくらい。ちょっとネットで事前に情報を入れすぎたかもしれない。それでもSW EP3なんかよりは100倍くらい面白い。

だいたいはロアルド・ダールの原作通りだが、ジョニー・デップのウィリー・ワンカは賛否両論ある通り、原作とかなり異なっており、自分としては原作のままの方が良かったように思う。もっともサルマン様が出てきたのは嬉しい。あと、よく考えてみたらバイオレットのキャラは全然違うか。

[]テオ・アンゲロプロス特集 テオ・アンゲロプロス特集を含むブックマーク

10/29から11/11まで吉祥寺バウスシアターでテオ・アンゲロプロス特集をやるらしい。上演作品は「旅芸人の記録」「狩人」「アレクサンダー大王」「シテール島への船出」「蜂の旅人」「霧の中の風景」「こうのとり、たちずさんで」「ユリシーズの瞳」「永遠と一日」「エレニの旅」の10本で、初期作品の「再現」と「1936年の日々」以外の全ての長編作品が含まれる。

せめて一本でも二本でもスクリーンで観ておきたいけれども、吉祥寺はちょっと遠いな。ちなみにこれまでスクリーンで観たのは「旅芸人の記録」「アレクサンダー大王」「シテール島への船出」「ユリシーズの瞳」「エレニの旅」の5作品、DVDは近日発売の「エレニの旅」以外は全部持ってます(が買っただけで安心して全部は観ていない)。

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2005-09-23

[][][]Lexicon Urthus 第2版情報 Lexicon Urthus 第2版情報を含むブックマーク

2002/5に版元品切れとなっていたMichael Andre-Driussiによる「新しい太陽の書」の用語集 "Lexicon Urthus" が、版元のSirius Fictionから訂正、追加を含めた第2版発行予定らしい。追加部分には第5巻までのシノプシスと、名前付きで登場する全てのキャラクター解説が含まれるとのこと。だとしたらやっぱり買わないとね。

ただしおそらくオンデマンド出版で発行予定は1-2年後という気の長い話。どうしても待てない人は$24プラス送料でコピー版を送ってくれるらしい(おそらく第1版にエラータがついたものか?)。ちなみに第1版はハードカバーで$39.95でした。

[][]ジーン・ウルフ作品収録アンソロジーその2 ジーン・ウルフ作品収録アンソロジーその2を含むブックマーク

絶版のアンソロジーのうち「999 聖金曜日」と「いにしえの呪い」をamazonマーケットプレースで入手。

  • 「999 聖金曜日」:「木は我が帽子」"The Tree Is My Hat" 収録
  • 「いにしえの呪い」:「スリアンの翡翠の兎」"The Green Rabbit from S'Rian" 収録

[][]バッハ新発見アリアのニュース動画 バッハ新発見アリアのニュース動画を含むブックマーク

フジテレビ・ニュースジャパンの記事で、2005/9/15のBCJ第70回定期演奏会でのBWV 1127 "Alles mit Gott und nichts ohn Ihn"「神と共にすべての事に当り」の動画あり。

そうか、カメラがあるなと思ったら滝川クリステルが来ていたのか。気がつかなかった。というか自分しっかり写ってるし。

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2005-09-19

[][][]地元の本屋にも遂に入荷 地元の本屋にも遂に入荷を含むブックマーク

本日、地元のわりと大き目の新星堂でも「新しい太陽の書」各巻が4冊ずつ平積みされているのを発見。さすがにもう自分では買いませんがやはり嬉しい。読みたいと思って待っていた人にちゃんと行き渡りますように。

この前買ったうちの1セットは参照用にボロボロにするつもりだが、もう1セットの方はやはりパラフィン紙でもかけて厳重に保存しておくべきか。その場合カバー部分だけだけでなく、全体にパラフィン紙をかけた方がいいのかな。ところで、パラフィン紙というものはその辺に売っているものなのか? 通販で買うと紙自体よりも送料の方がはるかに高くつくし。

[][]ジーン・ウルフ作品収録アンソロジー ジーン・ウルフ作品収録アンソロジーを含むブックマーク

実はウルフの短編が入ったアンソロジーの類は全然持っていなかったので、これではいかんと思って、とりあえずamazonで入手できる「闇の展覧会−敵」「魔法の猫」「ラヴクラフトの遺産」を購入。

  • 「闇の展覧会−敵」:「探偵、夢を解く」"The Detective of Dreams" 収録
  • 「魔法の猫」:「ソーニャとクレーン・ヴェッスルマンとキティー」"Sonya, Crane Wessleman, and Kittee" 収録
  • ラヴクラフトの遺産」:「黄泉の妖神」"Lord of the Land" 収録
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2005-09-18

[][]2ちゃんねるの「新しい太陽の書」スレが980まで行ったので 2ちゃんねるの「新しい太陽の書」スレが980まで行ったのでを含むブックマーク

新規スレ立てしてみました。

新しい太陽の書・ケルベロス】ジーン・ウルフ第2の首

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1127059266/

これで三回連続でジーン・ウルフのスレ立てしたことになります。なんというかちょっと妙な気分。

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2005-09-17

[][]コープマンのバッハ・カンタータ全集価格改定 コープマンのバッハ・カンタータ全集価格改定を含むブックマーク

現在進行中のバッハ・カンタータ全曲録音と言えば、オランダの指揮者Ton Koopmanがアムステルダム・バロック・オーケストラとAntoine Marchand/Challenge Classicsから出しているものがある。これはもともと1994年から開始されたプロジェクトで、大手のワーナー/エラートから第12巻(1巻あたりCD2枚-4枚)までリリースされたにもかかわらず、エラートが2002年にプロジェクトを中止したため、コープマンが自分でAntoine Marchandレーベルを作ってエラート既発分を最リリースするとともに後続の巻も精力的にリリースしているもの。現在は18巻まで出ていて、全22巻で完結予定、録音自体は2004年に完了しているとのこと。

従って(筆者の知る限り)現在進行中のカンタータ全集はコープマン、ガーディナー鈴木雅明ということになる*1。コープマンの全集は鈴木/BCJ盤と同様に原則として発表年代順に収録、他の全集と違う特徴として、教会カンタータだけでなく世俗カンタータも含んでいることがある。

今のところ筆者はエラートから出ていたもののうち、初期カンタータの第1巻と、世俗カンタータの第4巻、第5巻だけしか持っていない。コープマンの演奏は悪くはないけども、すごく良いというわけでもないので、1巻あたり6,000円程度という価格もあり、コンプリートに手を付けるのをちょっとばかり躊躇していた*2

ところが今日なにげなくHMVで検索していたら、コープマン盤の価格改定があったようで、1巻あたり約2,000円、CD1枚当たり600-700円に値下げされているのを発見*3。これは相当惹かれるものがある。とりあえず第2、3、6巻を、ガーディナーカンタータ第10巻、リチェルカール・コンソートの新しいカンタータ*4と共にショッピング・カートへ。問題は既にエラート盤で持っている第1、4、5巻をどうするか。やはりコンプリートするならジャケットを揃えたいし、買いなおすしかないか。誰か欲しい人いませんか?

*1:完結済はリリング、アーノンクールレオンハルト、リューシンク。

*2:とは言ってもフルプライスの鈴木/BCJ盤よりは安い。

*3:もっとも現在のところ旧価格のままの巻もある。

*4BWV 106の収録されているCDを見つけると反射的に買ってしまうのです。

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2005-09-16

[][]バッハの新発見アリア バッハの新発見アリアを含むブックマーク

9/15はBCJの第70回定期演奏会。仕事はかなり忙しいにもかかわらず、冷たい目で見る部下の視線をちょっとだけ気にしながらいつものように新宿オペラシティへ。前回6/24の演奏会でコラール・カンタータのシリーズが終了したため、今回はちょっと目先を変えて合唱なしのソロ・カンタータを中心のプログラム。

一曲目は1726年の三位一体節後第12日曜日のためのアルト・カンタータ BWV 35 "Geist und Seele wird verwirret"「霊と魂は、惑い乱れます」で、ロビン・ブレイズのソロ。ロビンは一部声が引っかかっているようで万全でないように感じた。オブリガートとしてポジティフ・オルガンが二台用いられ、今井奈緒子と鈴木雅明が演奏。ちょっと鈴木氏のオルガンが前に出すぎていたような気がする。

二曲目は例の1730年の三位一体節後第15日曜日のためのソプラノ・カンタータ BWV 51 "Jauchzet Gott in allen Landen"「すべての国よ、神を誉め讃えよ」で、キャロリン・サンプソンのソロ。この人はテクニックはともかく、堂々として楽しそうに歌うので気持ちがいいですね。トランペットの島田俊雄も真っ赤になりながらがんばっていた。ところでキャロリン・サンプソンは肌のつやとか二の腕の感じからして、てっきり四十代だと思っていたが、プログラムのインタビューを読むとどうやらまだ三十代前半くらいらしい*1。失礼いたしました。

三曲目は今年の5月にヴァイマールで新発見されたばかりのソプラノ・アリアで、BWV 1127と番号がふられた "Alles mit Gott und nichts ohn Ihn"「神と共にすべての事に当り」。ただしこれは全部で12節あるうちの1、3、10、12節のみの演奏。愛らしい曲で悪くはないけれども、同じメロディを12節まで50分間聴くのはちょっとしんどいだろう。なんでも楽譜が世界中で公開されたのが9/4で、プログラム作成時点ではまだどんな曲やらわからなかったとか。それにもかかわらずガーディナーが早くも9/20にCDを発売するのはなぜ?

休憩を挟んで今井奈緒子のオルガンでBWV 534 「プレリュードとフーガ ヘ短調」のあと、バッハと同時代のナポリ派の作曲家ジョヴァンニ・パッティスタ・ペルゴレージの有名な「スターバト・マーテル」をバッハが編曲して詩篇51番に基づくドイツ語詩を付けたBWV 1083 "Tilge, Höchster, meine Sünden"「消してください、いと高き主よ、私の罪を」を、ソプラノとアルトの二重唱で演奏。この曲もちょっと聴くと印象的だし、名曲は名曲なんだろうけど、だんだん飽きてくる。もっともこれはペルゴレージの原曲の問題か。歌詞的にはやっぱり「スターバト・マーテル」の方がぴったりくるように思う。

*1:1995年にバーミンガム大学を卒業とのこと。

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2005-09-12

[][][]「新しい太陽の書」復刊入手 「新しい太陽の書」復刊入手を含むブックマーク

仕事が立て込んでいるにもかかわらず、無理やり会社を抜け出して早川書房創立60周年記念フェア開催中の丸善丸の内本店へ。まず三階の文庫売り場に行くも、それらしき気配がない。店員のお姉さんにフェア会場をきくと、なかなかわからず(大きい書店なのです)五分くらいしてやっと二階だとわかる。

二階のフェア会場に行ったところ、確かに早川のハードカバーの類はかなり置いてあったが、そもそも文庫本がほとんどゼロ。レジで文庫本で復刊されたものは置いてませんか、とたずねるも、特に入荷の予定はないですとの冷たい答え。念のために店内の検索端末で調べてもやはり在庫なし。

このままでは帰るわけにはいかん、と思って東京駅の連絡通路を抜け、店頭在庫情報が確認されている八重洲ブックセンターに早足で移動(いやあ暑かった)。こちらは一階を入ってすぐ右の目立つ場所にフェア特設売り場があり、ちゃんと「新しい太陽の書」全四巻が平積みで置かれていた。ああ、この日を何年夢見たことだろうか。すかざず予定通り2セットずつゲット、レジのお兄さんが「同じ本二冊ずつでいいんですか?」と不審気だったのもご愛嬌。手元のボロボロになって茶色に変色した「新しい太陽の書」も愛着があるけれども、やっぱりピカピカの新刊はいい。

ところで「拷問者の影」でもまだ初版が出てから19年しか経っていないのに相当痛んでいるわけで、やはり文庫本というのは長期保存には向いていないようだ。今度の再版の紙質がどうなのかはわからないが、まずまずのコンディションで保存できるのは20年から良くて30年というところか。電子化というのもありだろうが、やはりこのような名作は長期保存可能な良質の紙で、しっかりした装丁で出てくれるとありがたい。文庫復刊はとりあえずめでたいけれど、そういうのも欲しいなあ。

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