2010-05-25
■少年写真新聞「学校コンピュータ」
少年写真新聞社の壁新聞「学校コンピュータ」の2010年6月号の付録「情報教育ブックレット」に「スクラッチで簡単教材づくり 〜与える教材から先生と児童生徒がつくり上げる教材へ〜」という記事を書きました。
パソコン教室だけでなく、すべての児童が自分のパソコンを持ち、スクラッチのような言語の習得を前提にすると、授業の形が大きく変わるかもしれません。教材も先生がつくって提示するものから、先生と児童が共同でつくり上げるものに変化するでしょう。これはプログラミングを情報教育の枠内で考えるのではなく、漢字の読み書きや九九などと同等の基礎リテラシーととらえるものです。これは協働学習や自発的学習者養成などとも相性がよく、デジタル教科書の導入などと合わせて今後の教育のあり方を考える上でも注目に値すると思われます。
一般の書店では販売していないようなので入手は難しいかもしれませんが、機会があればぜひ御覧ください。
2010-05-11
■MTM05でScratchのワークショップなどを行います。
私もお手伝いしている「こどもプログラミングサークル‘スクラッチ’」が5月22日、23日に東京工業大学大岡山キャンパスで開催されるMake: Tokyo Meeting 05において、Scratchの展示、プレゼンテーション、ワークショップを行います。ワークショップには子供に限らずどなたでもご参加いただけます。今回はArduinoを使って目(光センサー)を作り、それを使った生き物の生態をScratchでシミュレートします。人数に限りがありますので、こちらの要領で事前にお申し込みください。
展示は会場で随時行っています。その場で遊んでもらえるような説明カードを用意するほか、LEGOのWeDoやセンサーのPicoBoardとつないだデモも予定しています。プレゼンテーションの日時は未定です。5/22の16:30-16:55になりました。
なお、私も個人的に「大人のSqueak&Scratch」として展示を行います。
とかく子供のものと思われがちなSqueakとScratchですが、その中にはかつて数百万円の専用マシンで動いていたPARC直系のSmalltalkが仕込まれています。今回はネズミやネコの皮をはぎ、様々なセンサやロボットをつないだり、TwitterなどのWeb APIを叩いたりして、その秘められたポテンシャルをお見せします。また、Arduinoベースの韓国製PicoBoard互換機 HelloBoardを使ったWeDoのシミュレーションも行います。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
2010-03-17
■STEM エデュケーションとテクノロジー教育カンファレンス 2010
3/27(土)に東京のJRサピアタワーで開催される「STEM エデュケーションとテクノロジー教育カンファレンス 2010」でScratchの講演とワークショップを行います。
講演1「子供の遊びを学びにつなげるスクラッチ(仮)」
<講演概要>今日、コンピュータで子供たちの学習を支援する環境は多数存在します。しかし、それらの多くは頑張って勉強した報酬として、予め用意されたアニメやアイテムなどを与えるだけです。MITで開発されたスクラッチは、ものを作りたいという子供たちのより根源的な欲求に働きかけることで自発的な学習を促します。ここでは、その理念や事例などをご紹介します。
◇ワークショップ1: 子供の遊びを学びにつなげるスクラッチ(仮)
内容:「子供の遊びを学びにつなげるスクラッチ(仮)」でご紹介したスクラッチの環境と作品作りを実際に体験していただきます。
他にも、タフツ大学の電子テキスト作成ソフトウェア ROBOBOOKのプレゼンテーションなど、興味深い講演やワークショップが多数予定されています。参加費は無料ですので、ご興味のある方はどうぞご参加ください。
2010-01-03
■スクイークと音で簡単計測楽々制御
私たちの身の回りには、コンピュータを使った製品があふれています。たとえば、冷蔵庫の温度を一定に保つ方法も、以前はバイメタルを用いたサーモスタットによる電気的、機械的な仕組みでしたが、今日では温度センサによる計測とマイコンのプログラムによって、庫内の食品の種類や量に応じたきめ細かな制御が行われています。このように、「プログラムによる計測と制御」を応用していない家電品はほとんどなく、今回の新学習指導要領で必修化されたこともうなずけます。
しかしながら、この新しい単元に戸惑われている先生方もいらっしゃると思います。確かに、マイコンを使った装置はほとんどブラックボックス化されており、ケースを開けて中を見ればおおよその見当が付くという訳にはいきません。組み込まれているコンピュータのプログラムも難解そうです。しかし、その基本的な考え方はバイメタルの時代と本質的には変わっておらず、電気回路や機械的な機構が減るなど、むしろ簡単になっている面もあります。ここでは スクイークというプログラミング環境と、それに組み込まれている世界聴診器モーフという仕組みを用いて、簡単かつ安価にパソコンで計測と制御のシミュレーションを行う方法を紹介します。
久々にセカチョーとスクイークEtoysについて書きました。今回の対象は中学校の技術家庭科ということで、口笛や携帯電話のピポパ音で画面の車を操縦することをゴールにしています。
一般の書店では見つけにくいかもしれませんが、amazonなどで購入できるようなのでよろしければお読みください。

