XOの購入を検討している方へ
日本でもGive 1 Get 1プログラムが適用されるかどうか分かりませんが、XOを注文する前に知っておいた方が良いことをまとめてみました。
- XOは教育用の道具であって、プロダクティビティツールではありません。決して今お使いのノートパソコンの代わりにはなりません。
- XOに市販されている製品の品質を期待しないでください。開発者は問題を減らすべく努力していますが、間違いなく多くの不具合が残るでしょう。
- たぶん整ったマニュアルやユーザサポートはありません(情報は潤沢にあり、Wikiなどで公開されています。また、質問する場もあります)。むしろテスタとして開発に協力するくらいの気構えが必要だと思います。
- 子供に渡しておけば、あとは勝手にコンピュータを使って勉強するようになるわけではありません(最終的には「学ぶことを学んで」自発的に行うようになることを期待しています)。適宜大人の手助けが必要です。そして大人は単にコンピュータの使い方が分かるだけでなく、OLPCの学習に対する考え方を理解しておく必要があります。
- 今のところ、日本はOLPCの対象国ではないので、日本語は使えません。しかし、多言語化の仕組みは用意されており、腕に憶えのある人であれば日本語化はそれほど困難ではないでしょう。
- XOがどのようなものかは、ある程度エミュレータで確かめることができます。これを事前に試しておくことをお勧めします。