西に沈む月に走り、東に昇る朝日に走る。

ああ。そうですよ!ジョグのお話。
5時過ぎに起床し、朝の所用を諸々済ませて出走するのが5:40頃。まずは延々続くゆる坂を登って最寄り駅迄向かいます。これがほぼ真西方向、月が沈み行く時間です。


昨日は腰付近に違和感を感じたためジョグ無しのウォークに徹しましたが一日あけて、今朝は走れそうな状態だったので、無理をせず(といってもいつも無理はしませんが)ゆ〜っくり、そろ〜りと走ってみました。


真正面に真っ白な満月を見ながらのジョグ。この間約1.5km、空はもうすっかりと明けきっていルナかに浮かぶ真っ白い月は神秘を感じずにはいられません。しかし、これは毎日、毎日続けられている事なんですね。誰が続けているんでしょう?不思議です。当たり前の中にこそ不思議があって哲学を感じる。そんな午前6時前の精神状態。人気の無い新鮮で冷たい空気に包まれて走ると日常生活に溺れる思考が少しだけすくわれる気分です。


駅から折り返すと今度は武庫川河川敷に向かって真東に一直線!こんどは燃えるような朝日に対峙してのジョグ。この時期の朝日は夏盛りの一頃と違い、光で包み込まれる感覚に陥るほど柔らかな温かさを感じてとても気持ちの良いものです。


余談ですが、日の出、月の出、日の入り、月の入り、小学生の頃この事がこんがらかってなかなか覚えられなかった事を思い出します。それをスッキリと解決してくれたのが天才バカボン!のお馴染みの歌でした。


      西から昇ったお日様が、東〜へ、沈〜む〜


『あれの反対やからね!』という誰かの言葉ですーっと頭に入ったのを思い出します。


そんな事も思い出しながら、河川敷遊歩道に到着するころが丁度3km。最近はここまでなら何の苦もなく走り通す事が出来るようになりました。たった3kmですが嬉しいものですよ。(ここ迄結構長い時間ジョグった気分なんですが、余りにゆっくりのため時間だけ要して距離進まずといったところです)


そして今度は上流に向かって左折。村野藤吾氏設計の宝塚市役所を目指してまだまだ『ゆるりジョグ』を続けます。途中ストレッチを行い、公園の芝生ではバックランでヒップアップを狙ってみたりしながらジョグの中に色んな要素も取り込んで飽きないよう、疲れを貯め込まないよう日々楽しんでおります。


というような感じで私のラクニングスタイルはこれからも続きます。