2012-04-26
■[book]導きの星 小川一水, 村田蓮爾, 反田誠二
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
紅茶さんid:koutyalemonのオススメで読んだんですけど、すごく良かった。これはSFだけどハヤカワじゃなくて角川のヌーベルSFシリーズなことに注意。
紅茶さんに勧められてアマゾンでみたら村田蓮爾がジャケットを描いていたので即購入してしまった。
基本的には地球外に発生した知的生命を観察するお話なんだけど、文明がどんどん進んでいくところが人類の歴史を繰り返すようで面白い。
今回の話って結局人類が親で地球外生命が子のようなもので、子育てものとしても読めるきがする。
もしかしたらSFってもっと物語のテーマを分類して比較してみたら面白いかもしれない。今回であればグレッグ・イーガンのクリスタルの夜と比較すると親と子の関係が暖かい。読んでないが有名なアーサーCクラークの『幼年期の終わり』との比較はどうなんだろうか。
2012-04-21
■[diary]もう新年度じゃないか。。。最近読んだSFなど。
なんか気がついたら4月ですね。最近は忙しすぎて、体感時間、体感人生が短いような気がします。今日は久しぶりのオフの土曜ですのでオタク活動いたしますよ。
■[book]スワロウテイル/幼形成熟の終わり 籘真千歳
- 作者: 籘真千歳
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
スワロウテイル人工少女販売処の続きです。今回は前作で不思議な世界観がわかっていたせいかすんなり物語りの本筋に集中できました。このシリーズ応援しております。
関連記事
■[book]約束の方舟 瀬尾つかさ
- 作者: 瀬尾つかさ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/07/22
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
- 作者: 瀬尾つかさ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/07/22
- メディア: 新書
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
人類は衰退しましたの前のバージョンのイラストレーター、山崎透が表紙を書いていてあの人の書く丸っこい髪の毛が好きなのでつい手にとってしまいました。
内容は基本的にはスライム状の生物と人類が宇宙空間で共生していく話でして、我々の普通の感覚からすると気持ち悪い生物との交流が描かれます。その他の部分に関しては比較的普通で驚くべきところはありませんでしたが、その共生を巡って矛盾のない話が作られていて面白かったです。
■[book]マルドゥック・スクランブル〔完全版〕冲方丁
![]() | ![]() | ![]() |
僕は冲方丁のファンですが、彼の原点とも言える作品です。僕はあまり本を二度三度と読み返すほうではないのですが、完全版を購入してしまいました。
詳しい読み比べなどはしていないのですが、確かに解説の言うとおり描写がわかりやすくなっているような気がします。ただわかりやすくなったせいで、オリジナル版を読んだときに感じた勢いがなくなっているような気もしなくもありません。まぁ単に僕が一度読んだことがある話に勢いが感じられないだけかもしれませんが。
何にしろ名作ここに復活という感じで、面白く読ませていただきました。
■[book]プランク・ダイヴ グレッグ・イーガン, 鷲尾直広, 山岸 真
- 作者: グレッグ・イーガン,鷲尾直広,山岸 真
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 100回
- この商品を含むブログ (55件) を見る
暗黒整数が面白かったように思う。円城塔のself-reference engineを思わせる話なのだが、たぶん因果律を満たしながら物理法則が変わるせいでむっちゃくちゃな話にならない。人間のスケールで話が進むところが分かりやすくて良かった。
■[book]ねじまき少女 パオロ・バチガルピ, 鈴木康士, 田中一江, 金子浩
![]() | ![]() |
化石燃料が枯渇し高騰し、その代わりをバイオテクノロジーでまかなっている世界像が新しく感じた。
ただし、この話そのものは救いもあんまりないし、物語として夢も希望もない感じなのでこの著者の他の作品を読みたくなるかというとそうでもない。ねじまき少女、エミコの受動的な生き方からの離脱を描いているようにも見え、そのあたりはマルドゥックスクランブルのバロットに似ているところもあるが、いまいち救いが足りない気がする。
アジアに対するものの考え方もなんか西洋人が考えたいかにもな人物像といった感じもする。もちろん分かりやすくしないといけないことも分かるのだけど。。。仏教的な価値観をそのまま使うのではなく、仏教はこの世界においてどう変質しているのかとか、そういうところまで踏み込んできてくれれば納得できたのかもしれない。
興味深い本ではあるけど、あんまり僕は好きじゃないですね。
2012-01-09
■[book]ワールズエンドガールフレンド 荒川工, くまおり純
- 作者: 荒川工,くまおり純
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/12/17
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
久しぶりの荒川工の作品でウキウキしながら読んだのですが、これが思いがけず傑作でした。
途中まではまぁ良い作品だけどまぁたまにある設定だよなという感想なのですが、最後に「アレッ?」とさせてくれる作品で驚かれされます。
最後の田中ロミオの解説も良いですね。
■[game]テイルズ オブ エクシリア バンダイナムコゲームス
- 出版社/メーカー: バンダイナムコゲームス
- 発売日: 2011/09/08
- メディア: Video Game
- 購入: 27人 クリック: 151回
- この商品を含むブログ (50件) を見る
ipadのファミ通アプリで相当人気だと聞いたので遊ばせていただきました。
テイルズシリーズは実は初めて遊びますね。アニメのテイルズオブジアビスは見ていて、ストーリーもなかなか凝っているとは思っていたのですが、RPGって遊ぶのにけっこう時間がかかるため、なかなか遊ぶ勇気が持てませんでした。
本作はアクションRPGではありますが、キー操作はそこまで大変でなくおじさんでも楽しく遊ぶことができます。
一応このゲーム二人の主人公から一人を選んで始めるのですが、正直なところ大体ストーリーは同じですので、二週してまでストーリーを全部見ようという気にはなりませんでした。その他やり込み要素もかなりあるのですが、疲れるのでほとんどしておりません。まぁあれはないと寂しいという人用のものでしょうから、僕には必要なかったとしてもあったほうが良いのでしょう。
ストーリーもなかなか凝ったもので、面白かったです。
■[game]ファイナルファンタジーXIII-2 スクウェア・エニックス
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2011/12/15
- メディア: Video Game
- 購入: 21人 クリック: 318回
- この商品を含むブログ (112件) を見る
前回の感想でも書いたとおり、ファイナルファンタジーはまずは買うと決めています。
今回はファンディスクにありがちなタイムパラドックスものですが、けっこう面白かったと思っています。
前作から導入されている戦闘システムは慣れないと小難しいのですが、慣れてみるとなかなかよく出来ているシステムで、今回はさらに洗練されているように思いました。
最近のゲームはスポーツで言うとプレイヤーより監督の立場でものを考えさせるゲームが増えていると思います。そうしたほうがより大胆な戦略が取れて面白いからでしょう。そういう意味ではドラクエ4の作戦というのはなかなかの発明ではありました。ただしあの頃はキャラクターそれぞれを自分の手で操ったほうが、最終的に効率が良かったので発想を生かしきれなかったということもできます。
ファイナルファンタジーはRPGであろうとも、敵と味方で交互にコマンドを入れ合うのではなく、リアルタイムでコマンドをいれあうアクティブバトルを推進してきました。ただし、こちらはダイナミックな展開を望めば望むほど考える時間がなくなっていくので、展開が速いと一人一人コマンドをいれるのが難しくなりすぎるというジレンマがありました。
ff13から導入されているシステムは、リアルタイムで作戦を入れ替えるというもので、作戦にあわせてジョブチェンジまでしてしまうという斬新なものでした。これは上記した問題を綺麗に解決していて素晴らしいです。ほとんど戦闘しかしないゲームですが、飽きずに楽しませてくれます。
ストーリーはどうかと思わなくもないのですが、まぁ落第というほどでもなく、期待しすぎなければ良いんじゃないかと。まとまりにかけますが、こんな感想でした。
関連記事
2012-01-05
■[game]DUNAMIS15 5pb.
- 出版社/メーカー: 5pb.
- 発売日: 2011/09/15
- メディア: Video Game
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
シュタインズゲートで有名な5pb.の作品です。ちょっとSF的なループものでは定評のあるブランドだと思います。
そういう意味ではお話の中でSF的な設定の辻褄が合っていることは重要な要素だと思うのですが、そんなでもないところがマイナス点ですね。設定それ自体も全体的な話も面白いのですが、このメーカーには多くのものを要求したい気分になってしまいます。
多視点ものの面白さなども十分なのですが、これはこれで使い古された技術ですので、それだけではなぁというところもあります。
せっかくルート分岐を可視化しているのだから、もっと複雑なルート分岐の複雑な話にしてしまっても良かったかもしれません。
悪くはないんですが、それこそシュタインズゲートのように歴史に名を残す名作というほどでもない。そんな作品でした。
■[game]code_18 サイバーフロント
- 出版社/メーカー: サイバーフロント
- 発売日: 2011/09/29
- メディア: Video Game
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
これもSFものでは名高いinfinityシリーズの久しぶりの新作です。僕はこのジャンル好きなんですが、どうにも目新しさが欠けていますね。
このシリーズは読者が把握しきれないほどの情報をねりこんだ複雑な背景設定などが魅力だと思うのですが、ちょっとシンプルで普通の話にしすぎてしまっているように感じました。
話のまとまりなどは良いしキャラに魅力もあるとは思いますが、それも飛び抜けたものではないし、決め手に欠ける作品だという印象を持っています。
関連記事
2012-01-03
■[diary]あけまして
あけましたね。全くヤル気のないブログになりさがった本ブログですが、それに関しては今年も復活の見込みはありません。人はこうやってオタクを卒業していくのかとも思いますが、実は書いてないだけでけっこうゲームしてたり、本読んだりはしてるんですよね。今年も適当なタイミングで更新していきたいと思います。
■[book]恋物語 西尾維新, VOFAN
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 7人 クリック: 403回
- この商品を含むブログ (104件) を見る
これで化物語も終わりかぁ、お疲れ様です。。。と思ったら、終わらないじゃーん!いやー騙されました。まぁ確実に終わる方向には行ってるんですけどね。
期待していたものより若干ひたぎ分が少ないところもありますが、話自体はなかなか面白かったと思いますね。まぁ次の巻も買いますよ。ほんとしょーがないなぁ。
関連記事
■[book]ログ・ホライズン 橙乃ままれ, ハラカズヒロ
![]() | ![]() | |
![]() | ![]() | ![]() |
ゲームの世界に人がとらわれる話は数あれど、もうその中では普通の剣と魔法のファンタジーになってしまう作品が多かったような印象を持っています。本作品ではゲームシステムの部分が強く残っていて、それが人間のアナログ的な感覚とごっちゃになるところに面白さがあります。
まおゆうと言い、これといい、ある意味TRPGっぽさを感じるのは気のせいでしょうか。戦闘ゲームを経済で解決するようなやり方、こうしたゲームの前提をひっくり返すような遊び方って標準的とは言わないもののTRPGらしさがあるような気がします。
話の泣かせどころなどはけっこう典型的なのかもしれないとは思うのですが、その力強い展開に呑み込まれて抵抗できません。大変面白い小説だと思っています。
















