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2007-03-20

[][][]想望のメモリアル 久保田悠羅, F.E.A.R

 

アリアンロッド・ハートフルシリーズの第二弾ですね*1

実はこのリプレイはスルーしようかなぁって思ってたのです。なぜなら学園を舞台にしたセッションをする予定がないからですw。最近はSNE作品も含めて実にたくさんのリプレイがでてきますからね。さすがに自分と関係が薄そうな奴はスルーしないとお金が足りません。1巻はものめずらしさから買いましたが、まぁ傾向も分かったので、必要になったら買えばいいかと思ってました。あとで感想を書きますが、ダブルクロスリプレイも同時発売なので、矢野俊策の信者としてはそっちに期待かなぁと。

しかし、ふぃあ通を聞いていて、この考えを変えました。

このリプレイではなんと…ミステリータッチシナリオを扱うというじゃありませんか!

僕はひぐらしをやっていてふと思いついてTRPGを再開した口で*2、もともと推理ものをTRPG形式でできないかなぁという動機を持っていました。

しかし一方TRPGを再開してみると、推理物は非常にマスタリングが難しいことに気づき、シナリオを完成させることもないままいつしか推理ものをやること自体を諦めていました。これは買ってから知ったのですが、本書にはミステリータッチ・シナリオの作り方という付録までついていて、本編で使われている手法や気をつけなければならないポイントを解説してくれています。いたれりつくせりです。

そういえば紅茶さんのところでTRPG圏に関する考察がありましたが*3、まぁこうやってブログでTRPGの話題を話し合う人たちにとっては、各自でそれぞれの話題を述べているより、なにか共通なテーマをもってそれに言及しあったほうがおもしろいよねって話だと思っています。いろんな国家になぞらえるネタはおもしろいですねw。

というわけで、ここ半年とか1年ぐらいはがんばって推理ものシナリオをやってみませんか?みなさま。そんなもんいきなりやれといわれても大変だろうから、あんまり慌てずだらだらと。僕も一度は諦めたシナリオを見返してみようと思います。


本編感想

さてさて、前置きはともかく本編の感想に入ろうと思います。

僕は特に第四話(前巻から続いているので。本書では二話目)が面白くて、推理もののひとつの理想の形だと思いました。

それではあとは具体的な話になるのでネタバレ注意ってことで。



黄金騎士と神の娘

魔法陣

地図出してピンを使いだしたら魔法陣ネタ。これはかなり常識な気がしますね。螺旋とかもありえると思います。どの図形になるかは分からないようにしておいて、その図形が何なのかによって行く場所が変わるとおもしろかったかも。魔法陣にしろ螺旋にしろどうせ真ん中が怪しいですなw。

シャルロッテ イエミツ

わりとつぼですw。イラストレータbomi氏の力が強いかもしれませんが、カミュラより可愛くないか?

奪われたもの、取り返したもの

これはいいシナリオだと思いました。まず倒叙物*4なところが凝ってるし、なおかつラストではちゃんとPLにも驚きがあるようなシナリオになっています。これは推理もののひとつの理想の形でしょうね。非常に面白いリプレイでした。

[][][] 覚悟の扉―ダブルクロスリプレイ・アライブ  矢野俊策, F.E.A.R.

ふぃあ通を聞いていてもいまいち”これだ!”って感じがしなかったリプレイなんですけど、矢野王子を信じて買ってみました。

今回のテーマは1話目では”シナリオ中に覚醒するPC”、2話目では”ジャーム化”ということでえらく基本的なことをテーマに挙げてきたなぁという印象です。

しかしテーマは簡単なはずなのに、かなりシナリオの難易度は高いような気がしました。詳細は以降で語ります。

変貌する世界

主人公の紫帆が、おとりになるのを拒否するのは、目覚めたばかりのオーヴァードの選択としてよく分かります。柳也が目覚めちゃった以上はやくオーヴァードの生き方になれたほうがいいっていう考えなのと、ミナリがもうすこし時間をかけてと対立するのはうまい役割分担だと思いました。

僕はミドルの行動など自分だったらどうしようか考えながら読みすすめるのですが、1話目ではミドルの最中にクライマックスフェイズの想像ができなくて少々戸惑いました。先ほど、紫帆がおとりになることを拒否する話をしましたが、それをするとPCが意図的にミドルフェイズの終わらせるのが難しくなります。GM主導のクライマックスフェイズにするしかありません。僕はミドルフェイズでは、クライマックスフェイズを起こすためにPCは行動すると思ってたので、少し戸惑いました。

ところで、三郎をだすことでPLにも驚いてもらおうと思ったとありますが、そのような意識を持つのは非常に大事なことだと思いましたね。ただ、驚かせる方向としては正直納得いかないものものあります。いままでのFEARの流れはGMの権限の一部をPLに譲渡することで面白みを生んできたように思ってきたのですが、どうもこれはGM―PL間のやり取りを増やす試みだからです。

また、クライマックスが分かれて戦闘っていうのがいまいちな感じがしますね。ツインエッジは両方逃げて、紫帆のもとへ。紫帆を見つけた時点で片方が足止めとして残ると全員で戦闘になってよかったかもって思います。どうもセッションをNPCで制御している感があってなんだか不満な感じがありますね…。

銀色の瞳

敵が強すぎるんじゃwまぁ商業リプレイでぬるい敵を出すのも問題ですがこれはきつい敵でしたね…。なんとかいい形に収まって良かったw。

[][][]想望のメモリアルシナリオ解析

これは個人用のメモです。みてもなんにもおもしろくないですよ。ネタバレですし、みないほうがいいです。

第一話黄金騎士と神の娘

リプレイ01 ハートフルなプレイヤー
リプレイ02 今回予告とハンドアウトレベルアップ

オープニング01 恐怖!幽霊騎士
オープニング02 とある春の日の授業風景 その1
オープニング03 とある春の日の授業風景 その2
幕間 情報収集のルール

朝:相談

昼:場所の情報収集

夕:人の情報収集

夜:特に行動したいばあい

ミドル01 調査開始
ミドル02 アルヴィンの証言〜残りあと6日〜
ミドル03 
ミドル04 
ミドル05 
ミドル06 
ミドル07 
ミドル08 
ミドル09 
ミドル10 
ミドル11 
ミドル12 
クライマックス01
クライマックス02
エンディング01
エンディング02

第一話まとめ



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