Aマホはパズルか

TRPG論考を10倍楽しむ方法 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込むのコメント欄で熱い意見が交わされたので、そのまとめ記事です。雪だるまさんもまとめていてhttp://mutterofsnowman.blog63.fc2.com/blog-entry-619.htmlを読んだほうが分かりやすいかもしれません。

accelerator

Aの魔法陣がゲームなら演劇のエチュードだってゲームだと思うし…。

雪だるま

Aマホは、あれはもうゲームじゃなくてパズルだと感じてますがどうなんでしょう。

accelerator

Aマホはパズル説かぁ。僕の解釈ではAマホの悩み度合いは普通のTRPGの戦闘を考える以上に悩ませるものがあり、自然さを追い求めるとかなり頭を使うってことをパズルといっていると思います。
コスティキャン的な意味でのパズル(=論理的に考えれば必ず解法にいたるもの)とゲームの境界もけっこう曖昧なんですよね。同じ遊びでも受け取り方によってパズルになったりゲームになったりします。
もうちょっと慣れるとゲームになるのかもしれませんよw。

雪だるま

私の感覚ではAマホよりも水平思考クイズの方がずっと「ゲーム的だ」と思います。
なんでそう思うのかは宿題記事ってことで。

http://mutterofsnowman.blog63.fc2.com/blog-entry-619.html

gginc

雪だるまさんへの横レス
以前、水平思考推理ゲームをTRPGと比較したことがあります。

■『TRPGは何でないのか―水平思考推理ゲーム「海亀のスープ」の記録』
http://www.scoopsrpg.com/contents/hakkadoh/hakkadoh_20061029.html

これに対する回答はまだうまく固まっていないのですが、Aマホがどこか他のゲームと違う理由も、この「水平思考推理ゲーム」と通じているかもしれないな、と思っています。

KUHAN

>Aまほ = パズル
なるほど!確かにそうかも知れないですね。私はAまほは口八丁手八丁でGMとプレイヤー自身をも騙す(笑)ゲームだと思ってましたが(笑)。私のやり方が偏っているのかもしれません(笑)。

accelerator

Aマホはパズル説を支持ですか。うーむ詳しく聞いてみたいところだ。とはいえ、僕もAマホがはっきりゲームだと指摘する根拠があるかというと自信はありません。
Aマホは決断よりも、発想に重きをおいているように思うのですが、発想を意志決定の前段階と思うのか否かはっきりしないからです。昔氷川さんと話し合って、そこにggincさんが来て発想は意志決定の前段階説を唱えたのですが、僕は完全に納得しているわけではないですね。
シナリオクラフトのゲーム性 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込むを参照

KUHAN

>Aまほパズル説
 まだ上手く説明できないか、すでに他の論考で指摘されているかもしれませんし、更にAまほ自体がGM、プレイヤー個人の運用により大きく異なるため、間違っているかもしれませんが、以下のように考えます。

 一般的にイメージできるAまほのパズル要素として、行動を考えるときにキャラクターの持っている成功要素を組み合わせること、この事だけでも充分にパズル的に行動を考える事になると思います。

 それだけでなく更に加えて以下の部分もあると思います。
 
たいていのTRPG(ゲームでもいいかもしれません)でバランスがガチの戦闘を行なう場合、勝利への道筋を見つけることは、それ自体がパズルと考えることができるのではないかと思います。
 Aまほは、M*で達成すべき難易度を”敵のHP”と捉えなおすと、”M*”という敵を目標に、最初から最後まで、一つの大きな戦闘シーンをやっているという捉え方もできると思います。
 そうであるならば、もし難易度の高いM*でAまほをプレイするならば、ガチガチの戦闘を最初から最期までやっているという捉え方が出来るのではないかと思います。
 そうなると、ゲームクリアへの道筋はどう進めて行くのが最適かをパズル的に考えていかざるを得ないのではないかと思います。
 こうしてAまほパズル的なゲームになって行くのではないか?と思います。

nyaa1

Aマホはあっさりしすぎていて、ユーモアの余裕の許される環境でないと、パズルになってしまうでしょうね。あと、自分の引き出しが消費されていく感は、深淵と似ているかも・・・。