第31回あんぐらオフ&第12回アリーナオフ 使用パーティ〜ラティランドクレセスタン〜

8/18開催の第31回あんぐらオフ、
8/31開催の第12回アリーナオフ、
この2つのオフに参加してきました。


6体の構成のうち技を2つ変えただけでほぼ同じパーティを2つのオフで使用しました。
あんぐらオフは8ブロックの予選を7-3の同率2位から予選抜けして決勝1回戦負けでベスト16、アリーナオフは16ブロックの予選を3-2で同率2位ながら予選抜けは上位1名だったため予選敗退という結果でした。

あんぐらオフの前日の段階でパーティを全く決めてなくてその場で6匹集めただけですが技を変えたら思ったよりも戦えるような気がしたのでアリーナオフでも使用しましたが、残念な結果に終わってしまいました。


〜パーティ〜
ラティアス、FCランドロスクレセリアハッサムバンギラススイクン



ラティアス おくびょう ふゆう
171-×-113-144-151-177 H.124 B.20 C.112 D.4 S.248
りゅうせいぐんサイコショック、めざめるパワー(炎)、トリック@こだわりメガネ


○FCランドロス ようき いかく
164-197-110-×-101-157 A.252 D.4 S.252
じしん、いわなだれ、とんぼがえり、まもる@きあいのタスキ


クレセリア ひかえめ ふゆう
207-×-141-134-151-129 H.92 B.4 C.216 D.4 S.192
サイコショック、こごえるかぜ、めざめるパワー(炎)、どくどく@ラムのみ


ハッサム いじっぱり テクニシャン
175-178-125-×-118-86 H.236 A.92 B.36 D.140 S.4
むしくい、バレットパンチつるぎのまい、まもる@オッカのみ


バンギラス いじっぱり すなおこし
207-170-133-×-126-105 H.252 A.4 B.20 D.44 S.188
いわなだれかみくだく、ばかぢから、ほのおのパンチ@こだわりハチマキ


スイクン ひかえめ プレッシャー
207-×-136-132-136-127 H.252 B.4 C.76 D.4 S.172
ハイドロポンプれいとうビーム、めいそう、ねむる@カゴのみ


上に記載しているのはアリーナオフで使用した構成で違いはクレセリアの技が2つ違うだけです。
先述しているようにあんぐらオフの前日の夜にボックスの中から適当に6匹集めただけなのでこれといったコンセプトはありません((
強いていえば、凍える風クレセリア+ランドロス+瞑想スイクンがおおよそのスタートとなっています。天候対策にバンギラスを採用して、クレセリアに強めな鋼ポケモンとしてハッサムを採用。最後はFCボルトロスロトムなどを上から攻撃できるラティオスにしようと思いましたが、ラティオスに先手を取って一撃で倒してくるポケモンも多いので耐久に振ったラティアスを採用しました。
因みに、今回のあんぐらオフで初めて全国ダブルのオフでクレセリアを使いました。


>ラティアス(選出:先発7+後発0=7、先発2+後発2=4 合計11/16)
高い素早さから受けづらい攻撃で攻めていけるドラゴンタイプの中でも特に耐久が安定しているポケモンラティオスと比べて一撃の火力は低いですが、耐久が安定していることによって行動回数は稼ぎやすいのでトータルで見て与えるダメージはラティオスを採用したときよりも多くなることもあります。上から削っていくために火力を持ちたいので持ち物は拘り眼鏡です。
技は半減されにくく一発で大きい火力の出せるメインウエポンの流星群。流星群に比べて連打が効きやすいタイプ一致の技として格闘タイプを攻撃できるサイコショック、鋼タイプへの打点としてパーティで苦手なナットレイの対策ができるめざめるパワー(炎)まではほぼ確定。このパーティには相手のコンボを止める手段がない上に守るを覚えているポケモンが少ないのでコンボを決められてから逃げ切るのが難しいことから最後の技は相手を妨害するためのトリックとしました。連打できると強い竜の波動も欲しかったのですが残念ながらスペースが足りません。
努力値配分はめざめるパワーの関係で個体値が違うものの以下の記事に載せているものでほぼ変わりありません。大雑把に言えば、ラティオスが耐えない攻撃を耐えることができてラティオスの攻撃をn発耐えるポケモンをn発で倒せる火力があります。
(「ラティアス@拘り眼鏡の配分案」http://d.hatena.ne.jp/acewild53/20111219/1324305651)


>FCランドロス(選出:先発5+後発3=8、先発4+後発0=4 合計12/16)
ラティアスクレセリアとの相性に優れてスイクンとも縦の相性が良いポケモン。水技が一貫しやすくなっていますが、虫・格闘・地面など一貫していると困る技をおおよそ半減以下で抑えることができます。
技構成はよくある地面技・岩技・蜻蛉帰り・守るという構成。全体的に守るを持っているポケモンが少なく追い風やトリックルームなどを凌ぐために守るは欲しいところです。蜻蛉帰りはクレセリアラティオスへの打点になる点に加えてダメージを加算させながら後発でダメージを抑えることでダメージレースで有利になりやすいです。地面技を地震にしているのはクレセリアラティアスと並べたときにパワーを落とさないようにするためですが、岩技の選択は難しいです。岩雪崩かストーンエッジが候補に挙がります。岩雪崩は火力が低いので打ち合いという意味ではストーンエッジの方が強く、相手のギャラドスボルトロスなどの処理速度が上がります。しかし、個人的にはランドロスが場に出て地震が打てない状況でストーンエッジを打っていくよりも岩雪崩で怯ませて味方の行動回数を増やすことができる方が強いと思っているので岩雪崩にしました。
気合の襷を持たせていることもあって努力値は攻撃と素早さにすべて振り切りました。クレセリアに確実に先手を取りたいので性格は陽気としています。


>クレセリア(選出:先発4+後発0=4、先発3+後発0=3 合計7/16)
安定した耐久からランドロスと共に場を整えるポケモンです。型が豊富なのも魅力的ですが、今回は単体性能の高いポケモンが多いのでクレセリアが場にいても腐りにくいように凍える風以外は攻撃範囲を広く取れるような型にして、キノガッサボルトロスなどへの対策としてラムの実を持たせました。
素早さ操作技である凍える風に加えて、メイン攻撃技となるエスパー技を一つ、ハッサムに隙を見せないようにめざめるパワー炎を採用します。エスパー技は最初はロトムへのダメージや追加効果を考えてサイコキネシスにしてあんぐらオフで使用しましたが、氷技を凍える風にしたことで特殊耐久の高いボルトロスにダメージが稼ぎにくくなっているのでアリーナオフではサイコショックに変更。最後の1枠はクレセリアが場にいても腐らないようにする技を入れたくて、あんぐらオフの際は特に思いつかなかったので拘りアイテムや瞑想などと合わせて強力になることと守るのないクレセリアが縛られた状況で死に際に打ちながらダメージを加算させることができるという理由で手助けを覚えさせていましたが使う機会はありませんでした。クレセリアで相手クレセリアに何もできないのは痛手だと思ったこととトリトドンが辛かったことからアリーナオフでは最後の技は毒々としました。
個体を使いまわしているので努力値配分はそのままです。C194サザンドラのジュエル悪の波動耐えをしつつ、75%凍える風のガブリアスへのダメージを見ながらなるべく素早さに努力値を割いています。遭遇するかどうかに関わらずめざめるパワーを持つ以上は最速ハッサムやグレイシアを抜きたいので129は確保しましたが、最速キノガッサをを抜けるS135まで振ってもよかったかもしれません。
クレセリアを今まで使っていなかった理由としては、電磁波トリックルーム威張る手助けなどでサポート中心の型はクレセリアへの依存度が高いことが多くクレセリア対策としてクレセリアを一撃で倒すギミックを仕込まれていることも多いので立ち回りが難しく感じることが一つ、それを解消するために守るを入れようにも使用頻度を考えると技スペースを圧迫することになってしまうこと。攻撃的なクレセリアに関しては数値ではなく攻撃技の数でダメージを稼いでいく型になるので抜群の取れない相手の前で置物になりやすく、やはり守るを入れるスペースがなかなか確保できず耐久も低いのでより一撃で倒されやすくなってしまいます。というところが大きな要因でした。


>ハッサム(選出:先発0+後発5=5、先発0+後発0=0 合計5/16)
パーティ全体がトリックルームパーティに対して手薄なように思えたので耐久に安定感のあるメタグロスを採用しようかと思いましたが、クレセリアを削るスピードが早くなることを理由にハッサムを採用しました。
技は安定した打点になる虫技の虫食い、同じく安定している先制技のバレットパンチ、守るを無難に採用しておき、最後の技は剣の舞としました。剣の舞がないと威嚇のポケモンをぐるぐると回されているだけで置物になりやすい点が気になったことから相手にとって脅威となれるように剣の舞は必要なように思えます。持っていた別個体になりますが、耐久にガッツリ振った羽休め型も面白いとは思います。
努力値配分は、ランク+1手助けバレットパンチで無振りトルネロスを倒せる攻撃を最低ラインとしながら、物理耐久はランク-1A211ローブシンの命の珠鉄の拳アームハンマー耐え、特殊耐久はC172ロトムの拘り眼鏡ハイドロポンプ耐え、としていますがそれぞれ乱数がいくつか関わってしまう辺りが種族値の低さを感じてしまいます。本当は特殊耐久はC158トリトドンの手助けジュエル大地の力耐えまでしたかったのですが、上4つ以外耐えというあやしいラインになっています。
持ち物はオッカの実としています。剣の舞を使う型はジュエルなどを持たせて一発で突破することを狙っていますが、今回のハッサムは剣の舞を前提としておらずクレセリアバンギラスなどといった相手を着実に削る能力を求めているので炎技を持っている可能性もあるそれらの前で動かせないようでは困るのでオッカの実が必要となってきます。剣の舞はあくまで相手が隙を見せていたら使う技です。


>バンギラス(選出:先発6+後発4=10、先発1+後発3=4 合計14/16)
クレセリアに安定した打点を持ちやすいハッサムを採用したことによってトリックルームパーティのクレセリアを削るために選出を強いられることがなくなったため、単純に削る能力の高い拘り鉢巻を持たせることができるようになりました。
拘り鉢巻を持たせたので技はすべて攻撃技で埋めています。メインウエポンの岩技・悪技に加えてハッサムメタグロスなどを削る手段として炎のパンチを持たせて最後は格闘技の馬鹿力としました。悪技は安定感のある噛み砕くで決定。
努力値配分はHP振りしながら素早さを上げる方針にしています。A205メタグロスのコメットパンチ耐え、C161キングドラの水のジュエルハイドロポンプ耐え、の耐久を確保。攻撃ラインは馬鹿力でH172B135ズルズキンが最低乱数以外で1発になるように調整。この程度の値があると威嚇を入れられてもラティオスを一撃で仕留めることができるので、一度は耐えると思って動かしてくる相手に刺さって面白いです。残りは素早さに配分していて、凍える風1回で最速霊獣ランドロスに先手が取れるようになっています。拘り鉢巻バンギラスは素早さの高い方が使いやすいとは思っていますが、これでもまだまだ素早さが足りないように感じます。
ドレインパンチを打たれなければ少ないダメージで交代で繰り出すこともできるので、馬鹿力でズルズキンに打ち勝てるのが非常に便利です。


>スイクン(選出:先発0+後発10=10、先発0+後発5=5、合計15/16)
耐久が安定していて貴重な水耐性を持つ強力なポケモン。瞑想を使うことで更に崩されにくくなり単体での火力も強力なものになります。回復技として眠るを使うので効果的に回復ができるように持ち物はカゴの実。
技構成は瞑想と回復技の眠るが決定。瞑想を積んだスイクンに大きなダメージを与えるのは案外難しいため回復技があると便利です。回復技がないと定数ダメージや小さいダメージの積み重ねで消耗してしまうことも多いので詰みを狙うためにもぜひ眠るによる回復が欲しいです。残りは攻撃範囲を見て攻撃技を2つ。水技は火力を重視してハイドロポンプを選択。最後はモロバレルトリトドンなどへのダメージを考えて無難に冷凍ビームとしました。
努力値配分は最速バンギラスに先手を取れるようにしつつ、なるべく特攻に配分。冷凍ビーム2発で無振りラティオスがほぼ2発になる程度の火力で、一度瞑想を積んでしまえばラティオスの流星群と同じくらい火力のあるハイドロポンプスイクンの高耐久から連発できるので強力だと言えるでしょう。