「捕手異論」を読んだので感想を。
著者はプロ野球OBで元千葉ロッテマリーンズの里崎智也。
キャッチャーとして2006年の第1回WBCの日本代表に選出されて、日本の優勝に大きく貢献するだけでなく大会のベストナインにも選出されました。その後も千葉ロッテの正捕手として活躍を続け、2014年に引退した選手です。
メディア露出が多くないパ・リーグの選手ということもあり、私もプレイスタイル以外についてはあまり詳しくなかったのですが、現役引退後の活動を見ている限り型破りな思考を持つ人間だということが分かったので、興味が沸いて本書を読むことにしました。
余談ですが、「型破り」と言うと変わっているように思うかもしれませんが、悪しき伝統や常識に囚われない合理的な思考を持っているというだけです。思考の在り方としては、その方が自然だと思うのですが、自然な思考をすることが「型破り」と表現されるのも不思議な話ですよね。