NUMBER GIRL「SAPPUKEI」




NUMBER GIRLの3rdアルバム。メジャーでは2ndアルバム。デイヴ・フリッドマンプロデュース。というだけあって、独特な世界が構築されているのは容易に想像できる。前回までの彼らとは違う姿を示したこのアルバム。もちろん、彼らの音は今までと同じように特徴的であるのだがそれがさらに際立てられ、初期の頃に見られたようなPOPさよりもアグレッシブな狂いまくったサウンドが展開されていて、よ〜〜〜く研ぎ澄まされた刀がとことん突き刺さってくるような感覚だ。さらにゆがみ・絡みを増したギター、さらにはドラムがやばい。アヒトのドラムが最大限にかっこいい。アルバム通してすんごい完成度が高く、どれもすげーかっこよい。とってもかっこよい・・・・・のだけれども自分はこれよりもなんか初期の作品を聴いてしまうんだよなあ。衝撃が大きすぎて聴くたびに疲れてしまうのかもしれない。なんにせよ、かっこいい音を聴きたい人には必須の日本屈指のロックアルバムであることには変わりはない。