ネギパ15

 
ついにラストってことで。これ実は作るのめっちゃ大変だったろうなぁ、とか今更思いました(笑)

 
・表紙
これは中々微妙なものを仕込んできているような。
ここから最初に連想するのは19巻バッジ争奪戦の時の夏祭りで小太郎と手を繋いで“見える”といった例のアレだ。赤松先生がそんな意図は無かったと日記で反応を返した事件(?)である。どこの誰が言い出したのかニッチ部分に萌えって言うか、801ってゆーか、アーッっていうかを見出す独特の感性が炸裂したってわけだ。
小太郎と手を繋ぐのはネタだったけれど、こうして正面から堂々と手を繋いでいる絵を出されると「ネギパのラストだしな……」ぐらいでスルーしてしまう。やってることはまったく同種なんだけどもアーッみたいのを見出す要素が一見してみえなくなる部分は面白い。
無垢と思う子供相手にならサッと手を出して繋ぐことなら出来るだろうけれど、この二人でこの構図はもっと別の精神的な距離感が描かれてしまうように思う。無論、本編作品とは関係ない出来事ではあるけれど。
私はむず痒いものをみてしまうが、この二人の中にはきっとそれはない。恋人同士の距離だのといった面倒な駆け引きを抜きにした、気負うことのない信頼関係をただ見出すことができるのみである。
 
・アルバム
赤松先生達は参加してるハズがないのだけども、ここで一つ問うとすれば「じゃあ何処をチョイスする?」ということなわけで、悪くないよね。
ただ…………いいんちょのライバルは実は茶々丸なのではないか、と(涙)この夏で茶々丸の方が大分リードしたような?
それと桜子を見たあとに、柿崎を再確認して、やはり出番が足りていないと思ったり。
 
 
・人物相関図
よくまとめてあるなぁ、と思いますね。
実は私も図にしてまとめたことがあるんですが、相関図はそれを「どう使うか?」という意識が無いと全く意味がありません。あっそ、ってなもんです。
キャラの掘り起こしを考える時ってだいたい過去に目が行きがちなんですが、ネギまで眠ってるのは人間関係だと思うのですね。リアリティが足を引っ張っているのか、ネギのことを好きなキャラは話に参加する動機を持っていて活躍し易い傾向にあることとか、「バカレンジャー」の機能だったりが見えてくるようになります。この辺はちゃんと機会を設けて発表したい部分なのですが、ブログにうPして分かり易い形式に持っていくのがかなり面倒だったりして、ちょっと諦めていた部分でもあります(笑)
 
例えば、楊さんのところみたいに見易く作るにはブログは向いてないんですよね。
http://yan.kanpaku.jp/html/soukan.html
 
で、ついでに無許可で引用させてもらうと、例えば、チアと運動部が亜子だけで繋がってしまっていたりとか。たしかにここはこの形になり易いんですよね(この形しかないっていうか)しかし出番が多いのは亜子ではなくてまき絵なんですよね。ネギが好きだからってのが大きいんですが。それとバカレンジャーの機能があまりにも有効だったことなんかが分析できます。しかし、彼方此方を跨いでいるため、バカレンジャーには線を引きにくいんですよね(苦笑)この線を引きにくいということが人間関係を考える時に重要な点だと思うのです。
 
ネギパの場合、ネギに対する好意度でまとめてあって、これはコレで面白いですね。
 
 
ウェールズ編大予想
ってウェールズ編なの?ってのは置いとくとして、ナギの写真が着色されてます。特に小さい子供はフェイトと何がしかの関係があるかもしれないと思っていただけに反応に困る。(先生が色を指定したのかな?)これならフェイトとの関係を詠春が疑わないのも納得ですが、果てさて?
公式を謳いつつ余り信用できないのは先生の「お任せします」のポリシーによるマイナス部分ですね。
 
 
●赤松先生インタビュー
・クラスメイトのフォロー
隊長が助けに来てくれそうです。
(そんなことはどこにも書いてないけど、じゃあいいんちょが?ってわけには中々いかないでしょうし)

・馬車とか(笑)
これは悩ましい部分ですしね。
新しい魔法戦闘システムを導入しないと厳しいのではないかと。
仮に代案を出すとすると、くだらないレベルのアイデアですが、ロボットに31人が乗り込んでコクピットに座って闘うような感じの変更が必要かな、と。これならクラスメイトは肉体的には保護されていて…………とかね。ロボットみたいなギミック部分を何か魔法的なものに置き換えることができればネギま世界観を崩さずに同様の効果を得られるハズなんですが。
 
 
長くなったのでこの辺で。