アダキの葉

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2011-04-15 『生徒会役員共』 5巻とOAD付き限定版5巻の詳細

[][]生徒会役員共第5巻詳細

氏家ト全先生単行本、『生徒会役員共』 第5巻が発売だ。

おまけにこの5巻では、OAD付き限定版も同時発売。これらの詳細を以下にまとめた。


まずはコミックス5巻の収録内容を紹介だ。

週刊少年マガジン掲載分の収録は、「#91」 から 「#120」 まで。

カレー味はハズレがないとの話から魚見さんがソフトボールの練習試合で来た話までだな。


2011.12.06:追記開始

その他、2010年マガジンSPECIAL10号に掲載された津田タカトシがスピーチ練習をするショートマンガが収録されている。

2011.12.06:追記終了


カバー折り返しには、作者コメントと描きおろしキャライラスト有り。

キャライラストは魚見さん。

ちなみにカバー下は、表紙・裏表紙と同じ絵。

そして今回の氏家ト全先生は、スーパーサイヤ人になっていた。


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なんて衝撃的なのだろう!

単行本未読者にこの自画像を見せたら、「お前これ捏造だろ?」 とか言われそう。

妹は思春期』 の頃から一貫してこのシンプル自画像で通してきた氏家ト全先生が、

よもやその自画像で遊ぶ日が来るなんて……!

氏家先生は 『るろうに剣心』 が全巻揃えたお気に入りマンガだそうなので、頬に十字傷がある自画像とかも来るのかも。

だがそれより衝撃的なのは自画像イラストの下に添えられた氏家先生コメントなんだ。


5巻出ました。

そのスジの情報によると、

生徒会役員共という

アニメがあるらしいYO!!


「YO!!」 だと!?

このコメントを読んだ俺はこういう表情になったけれども、

それはさておき、これ5巻まだ読んでない氏家先生のファンの人に聞かせたら、「お前コメント捏造するなよ」 とか絶対言われる。

過去にも "!" 付きのコメントはあったけれど、まさか "YO" で締めるコメントが来るとは…… その時歴史が動いた、だな。

氏家先生は 「君は君の歴史を動かせ!」 と言いたいのだろう (そんな訳が無い)


脱線気味につき本題に戻る。

5巻には描き下ろしとして、英稜文化祭での追加エピソード1ページマンガが巻末おまけとして掲載されている。


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見ての通りに、『女子大生家庭教師濱中アイ』 の若田部アヤナがゲストで登場だー。

2010.04.25:改訂開始

……あれ? 若田部アヤナは15歳と答えているから、この時点では中学2年生か中学3年生のはず。

なのに英稜高校文化祭の時点 ( 『生徒会役員共』 「#114」 ) で、

若田部アヤナの中学卒業後にデビューした 『アイドルのあかほん』 のトリプルブッキングがもう有名で……?


と言うわけで、氏家先生の作品のコラボは、時系列パラレル入っているということのようだ。

まあその辺りを厳密に突き詰めてどうこう、というマンガじゃあないとは理解しているけれどさ。

とりあえず、パラレル入っていることが明確に描かれたのは、今回が初めてになるかと。

むしろそれを明らかにするために、わざわざ若田部アヤナに年齢を言わせたのかもしれんね。

以上の内容、

すなわち 「若田部アヤナの登場によって、氏家先生の作品のコラボパラレル入っていると判明」 という解釈は、誤読だと思われます

何故なら、前提条件が間違っているからです。

コメント欄の二毛猫さんからのご指摘通り、

「15歳なら、学年は中学2年生か中学3年生」 ではなく、「15歳なら、学年は中学3年生か高校1年生」 だからです。


ここで "若田部アヤナが高校1年生" とした場合、

濱中アイ』 で若田部アヤナが訪れた英稜文化祭と、『生徒会役員共』 で描かれた英稜文化祭は別の年度の文化祭だと読み取れて、

2つの文化祭を同じ文化祭だと捉えた場合に生じる矛盾

(トリプルブッキングが有名になった時期、文化祭の開催月日が違う、若田部アヤナの服装が変わっている) が解消され、

時系列の整合性が取れます

また、『アイドルのあかほん』 と突き合わせても、

「若田部アヤナ中学卒業 ⇒ トリプルブッキングが有名に ⇒ 『生徒会役員共』 の英稜文化祭」 の時系列に不自然な点はありません。

(ひょっとすると、『アイドルのあかほん』 19話までが若田部アヤナが中学3年生の頃の話で、

20話だけが若田部アヤナが高校1年生の頃の話とする必要が出るかもしれませんが)


この追加エピソード内に 「若田部アヤナ (& 的山リンコ) が中学生か高校生か?」 を決定付ける情報は無いものの、

矛盾する仮説と矛盾の無い仮説なら、普通に考えて矛盾しない仮説の方が信憑性が高いですよね。

そして "若田部アヤナが高校1年生" とした場合、この追加エピソードの意味が丸っきり変わってきます


この場面で若田部アヤナが高校1年生であるのなら、

「若田部アヤナや的山リンコが、『濱中アイ』 で描かれた範囲の物語が終わった後にも英稜文化祭を訪れている」、

つまり、

「高校生になってからも、若田部アヤナと的山リンコは親交があるし、小久保マサヒコとも親交がある」 という、

濱中アイ』 の最終回以後の世界が描かれているという描写ですよこれは!

加えて、

「若田部アヤナの誕生日は英稜文化祭 (11月〜12月) 以降」 との初出情報も読み取れる、

生徒会役員共』 読者向けであり、かつ 『濱中アイ』 読者向けへのサービスページということになります

2010.04.25:改訂終了


ちなみに他の 『女子大生家庭教師濱中アイ』 の主要登場人物は、連載終了後にも描かれている。

天野ミサキは 『児童会役員共』 とかに登場しているし、

濱中アイ小久保マサヒコ・中村リョーコ・的山リンコは、マガジンSPECIALの 『よんこま!』 に一度登場した。


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的山リンコは英稜文化祭追加エピソードにも登場しているので、何気に2回出ているのかー。

それはさておき、初対面の人にアホーとの捨て台詞を吐き泣いて逃げる萩村スズは、なんか連載初期の萩村スズっぽい。


そして次には、単行本化に当たっての変更点を紹介だ。

コミックス3,4巻とは違い、絵の描き直しやセリフの変更はそこまで多くない。

先日のマガスペ表紙やショートver.の読み切り執筆や、震災もあったことだものね。

というか、単行本修正作業をしてもらえるだけで読者としてはありがたい話なんだが!

修正内容は生徒会役員共設定まとめのページにまとめたので、マガジン掲載内容と見比べてみると楽しい


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左がコミックス5巻、右が週刊少年マガジン掲載版。

もはや間違い探しレベルで、一体どうして描き直そうと思ったのか推察できないコマも多々ある。

単行本での変更箇所が 「#91」 から 「#93」 までにかけてに集中していることを考えると、

"執筆速度向上の訓練を兼ねて 頭から順に少しでも気になったコマを描き直している" とかだろうか……?

まあ、氏家先生のみぞ知る話だけどさー。


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今回もオチが丸ごと差し替えられたネタがある。この 【調和カレー】 だけだけど。何気に3コマ目の絵が丸ごと変更。


続いては、『生徒会役員共』 5巻の限定版の紹介だ。

以前からOAD付属とは告知されていたこの限定版、OAD以外に収納ケースも付いてきた。

単行本5巻の表紙は横島ナルコ先生ながら、ケースの表紙は天草シノ。

マガスペ発売告知にも使われた 手を広げて指5本を立てた天草シノのイラストは、このイラストの流用だったのか。


そしてOADの内容も紹介だ。


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まず最も重要なことに、脚本小山知子さん。

この采配のおかげなのか、OADの内容は不満なく面白く見られる内容になっているぞ。きみきみ不安を抱くなかれ。

収録時間は、およそ25分だっけ?

第14話と銘打たれているOADだけあって、TVアニメ1話分だ。

アニメBD/DVDには ピュアver.(P音あり) と思春期ver.(P音なし) の2種類があったが、

OADの内容は思春期ver.のみにつき、OPの轟ネネのバイブモザイクは無いし、ピー音で伏せられていない言葉も多い。


また、上記画像を見ての通り、天草シノが津田コトミに桜才学園を紹介するオリジナル展開もある。

津田タカトシに桜才学園を紹介したネタパロディだよ。さすがにプロ仕事だよな。

EDに出ていたオリキャラ生徒が本編に水泳部部員として登場しているのとかも面白い


アニメ化されている範囲は、単行本3巻全体からつまみ食い。ところどころ選出されている。

なお、天野ミサキが出ているけれど、『児童会役員共』 はアニメにならず、アニメ化は 『児童会役員共アフター』 のみ。

教育実習生の小山先生とかは出てこない。


最後

携帯専用サイトの週マガFCにて、今月の更新分で 『生徒会役員共』 5巻が紹介されているぞ。

以下にまるっと転載だ。


生徒会役員共 5巻

世間を騒がせた伝説脱力アニメ原作、最新5巻が4月15日(金)発売だ!


見逃した諸君に朗報! 話題騒然のTVアニメDVDBDは全6巻そろって絶賛発売中〜♪

詳細は

http://www.starchild.co.jp/special/seitokai/PC用)


アニメ生徒会役員共」オフィシャルガイド 『桜才学園生徒会活動報告』大好評発売中!


氏家作品のキャラ全員登場のガイド本『生徒会役員共オールキャラクターズ』大好評発売中!


限定版も出ちゃいます

DVD付き『生徒会役員共』第5巻 限定版

発売/2011年4月15日(金)

価格/3465円(税込)

*本商品の予約は終了しておりますが、書店店頭に商品は並びます。数に限りがございますので、お早めにお求めください。


最新5巻のあらすじ

お久しぶりの新キャラ登場♪

「学園交流会」で英稜高校生徒会会長、魚見さんとお知り合いになったシノ。

とんでも生徒会は、桜才学園だけじゃなかったの!? シノに負けず劣らずのエロボケに、意気投合の二人。

スズいわく「そちらの会長もなかなかですね」。英稜高校学園祭の番外編も描き下ろしで収録!


転載にあたって、今回レイアウトの再現度合いは著しく低いけれど御了承ください。

二毛猫二毛猫 2011/04/24 14:06 はじめまして。定期的に拝見しています。

>若田部アヤナは15歳と答えているから、この時点では
>中学2年生か中学3年生のはず
中学3年生か高校1年生になると思います。

アヤナが早生まれ(少なくとも文化祭より後に誕生日を迎える)
とすれば「15歳で高1」,4月生まれのスズが「17歳で高2」でも
矛盾はありません。
また、アヤナが中学卒業→トリプルブッキングデビュー
→シノがスカウトされる と言う流れも一応アリかと。

さらに、ここから推定を広げると『児童会役員共』でシノ:小6,
ミサキ:小4であり、『アフター』はシノ:高2,タカトシ:高1,
ミサキ:中3となります……。


*私は『濱中アイ』『アイドルのあかほん』を未読なので
 時系列を根本的に勘違いしているかもしれませんし、
 テレビアニメやOADとの整合性は考慮していません。

adakiadaki 2011/04/24 23:57 はじめまして。そしてご指摘ありがとうございます。

>>若田部アヤナは15歳と答えているから、この時点では
>>中学2年生か中学3年生のはず
>中学3年生か高校1年生になると思います。
確認しました。根本的なところを取り違えていたのですね! 愕然としました。
そして若田部アヤナの誕生日は、早生まれかどうかを含めて少しも情報が出なかったはずです。

なるほどすると、追加エピソードの若田部アヤナが高校1年生であり、
それぞれの年齢に矛盾なく作品が繋がるのであれば、
この描きおろしページの意味が全く違ってきます!

この描き下ろしページの意味は、
「氏家先生のマンガは世界観がパラレルで繋がっている」
などというものではなく、
「若田部アヤナや的山リンコが、『濱中アイ』で描かれた範囲の物語が終わった後にも英稜文化祭を訪れている
(=高校生になってからも、若田部アヤナと的山リンコは交友があるし、小久保マサヒコとも交友がある)」
という『濱中アイ』以後の世界が描かれているということに!
加えて「若田部アヤナの誕生日が英稜文化祭以降」という初出情報も読み取れる、
『生徒会役員共』読者向けというよりも、『濱中アイ』読者向けへのサービスページということになります。
なんということでしょう。こんな大事な話を見落としていたとは。

若田部アヤナが『濱中アイ』で訪れた文化祭が9月開催なのに
天草シノたちが招かれた文化祭が11月〜12月開催であることや、
若田部アヤナの服装が『濱中アイ』と『生徒会役員共』で違うといったことも、
そもそも訪れた文化祭が別の年であるなら問題ない話ですし。

また、『アイドルのあかほん』と突き合わせても、
若田部アヤナ中学卒業 ⇒ トリプルブッキングが有名に ⇒ 英稜文化祭 の流れに
矛盾は生じないかと思います。
(ひょっとすると『アイドルのあかほん』19話までが若田部アヤナが中学3年生の頃の話で、
20話だけが若田部アヤナが高校1年生の頃の話だということになるかもしれません)

この時の若田部アヤナが中学生か高校生かを決定付ける情報は誌面にないものの、
矛盾せず世界観が繋がるなら普通に考えてそっちの説の方が信憑性高いですよね。
とんでもない誤読をしたままになるところでした。ご指摘ありがとうございました。
この日記はもう後日改訂しますよ。

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