生徒会役員共 劇場版アニメ公開決定

・劇場版 『生徒会役員共』 が2017年07月21日 (金) から全国ロードショー決定ですよ。


劇場版「生徒会役員共」公式サイト:http://king-cr.jp/special/seitokai_G/


そんな訳で今週の 『生徒会役員共』 感想……の前に、映画化の話題について。

予告されていた 「超重大発表」 の内容とは、劇場版アニメ化決定というニュースでしたとさ。

劇場版の詳細については、上記リンク先の公式サイトを見ていただきたい。

今週の週刊少年マガジンに載っている劇場版の情報も、レイアウトは違うが公式サイトと同じ内容だ。


公式サイトのURLが 「seitokai_G」 というのは良いですね。

スポットのGであり、致したりするGである!

……いや劇場というスポットや、示威行動という意味ですけど。


上映開始日も凝っている。

2017年07月21日 (金) 公開。0721の日に公開。

語呂合わせな日付のわけですが、大事なのが金曜日ということ。

"金" は "禁" に通じて、金曜日の7月21日は "オナ禁の日" であろう!

……という話を、2016年07月21日 (金) に当時見ていた2chの 『妹は思春期』 スレで知ったのさ

まさか2006年から10年以上氏家ト全先生のファンでいるとはなあ。


また、『生徒会役員共』 単行本15巻は2017年9月15日 (金) に発売決定!

……何だか随分、先じゃない?

今までの単行本って7,8ヶ月に1巻のペースで刊行されてたのに、15巻は14巻から9ヶ月も間隔が空く。

何か特別な理由があるのだろうか?

いや例えば不吉な話、いつかは必ず最終回を迎えるにしても、劇場版公開のある2017年中の最終回は無い、と思いたいが。

「連載10周年を記念して氏家ト全先生は1ヶ月間お休みを取ります!」 とかいう理由ならOKですけど。

また、15巻にもオリジナルアニメDVD付き限定版があるとも判明。


劇場版の公式サイトを見ての通り、購入者特典付き前売り券が既に発売中である。

第1弾〜第3弾まである予定だそうで、第1弾の特典は氏家ト全先生が描きおろしのイラスト複製ミニ色紙だ!

ミニ色紙は全4種からランダムで貰えるとのこと。

何だか悪い文明として知られるガチャみたいな仕組みだな……

ちなみに 『生徒会役員共』 グッズがランダムで買える販売形式は、2011年にセーブオンくじで実施済みである


特典がアニメ絵やら声優関連グッズならともかく、氏家ト全先生の描きおろしとあってはな!

そんな訳で、俺も前売り券付き特典を買ったとさ。

揃うまで買ったら4種類とも揃った (当たり前)



前売り券付き特典の第1弾は、画像のような袋入り。

肝心の絵柄は買ってからのお楽しみ……と言いたい所だが……まぁ俺はそう言うにとどめておこう。

また、前売り券第1弾は、実際にはイラストだけではなくセリフも入っている。


劇場版の内容は、どうなるのだろうね。

う〜ん、劇場版の尺にふさわしい長編エピソードとか無いものなあ。

4コマ漫画の劇場版アニメ化は 『映画けいおん!』 とか 『ホーホケキョ となりの山田くん』 などの前例があるけれど。

2期 『生徒会役員共*』 1話の柔道対決のように、アニメオリジナルシーンが多めになることは確実だと思う。

また、天野ミサキがいるのは注目したい。

『児童会役員共』 ネタがあるのは確実だし、天野ミサキが出るならトリプルブッキングが出る可能性も高いのでは。


ついでに劇場版化するタイミングも良いですね。

週刊少年マガジン的には 『聲の形』 の次だろうわけだからさ。

製作委員会の方には 「 『聲の形』 に続き、週刊少年マガジンの感動大作がアニメ化!」 などの宣伝を打ってほしい。

劇場に別の映画を見にきたピュアな少年少女に 『生徒会役員共』 を知らしめる好機であるわけですし。

今年の夏に映画館を訪れた方は 「通天閣どころやない、スカイツリーや〜!」 という映画の予告を目にしたかと思う。

君の名は。』 などを見に来たちびっ子たちに下ネタの洗礼を浴びせて問題ないことは実証されている。全力を尽くしてほしい。

生徒会役員共 「#405」 感想

・劇場版アニメの話題が長くなってしまいました。

さてさて、今週の 『生徒会役員共』 感想。

今週は劇場版アニメの全国ロードショー決定記念ということで一挙2話!

前回の予告通り、今回 「#405」 「#406」 は雪合戦大会関連のエピソードですよ。


1話目 「#405」 は扉絵から出島さんだぜやったー!

私服姿の出島さんで実に至福。メイド服を着用してることが多いからさー、こういう私服は貴重なの。

不機嫌そうな表情でも美しくてゾクゾクしてしまうね。


今週の週刊少年マガジンには 「全作品あらすじ紹介」 という企画がある。

しかし 『生徒会役員共』 など4コマ漫画には、あらすじ紹介が無かった。

とはいえ開幕 【アレンジ】 を読めば、これがどういう漫画で七条アリアがどういう性癖なのかまるわかりである。

これが親切設計だ。

逆に親切すぎて、アオリ文が 「は〜〜い、ア〇ルビーズを根元まで挿れられたい人は、全員しゅ〜〜ご〜〜!」 とかだったらどうしようかと思った。


2本目 【あと3人】 の出島さん! 普段と違って若干くだけた口調でしょこれ!?

セリフが 「気楽にやりましょう」 ではなく 「気楽にやりましょ」 と1文字無いだけで、今回はオフの日モードなのだろうなと窺える。

氏家ト全先生が今まで描き上げてきた出島さん像あってこそ、たった1文字の違いで素が出ているのだと汲み取れる。最高。


天草シノたちが出場する雪合戦大会は、どういう大会なのか?

きっと町内会で開催されるような小規模なものだろうと予想していたのだが、意外とガチっぽいね。

出島さんは 「ライトな大会」 と評しているが、ルールブックが配られてたりする規模みたい。

こういう色々なイベントに挑戦していく展開って良いよね……

週刊少年マガジン伝統の体験ルポ漫画 ( 『ちょっと盛りました。』 とか) の風味も入ってる感じで楽しい。


3本目 【はつらつスズ】 は2コマ目と4コマ目も見所じゃないの。

「もらったー」 と敵陣のフラッグに飛び込む萩村スズの構図は迫力抜群だし!

出島さんの脳内独白は、100%出島さん自身のためのセリフであり、確実に素の出島さんが表現されていると言えるセリフ!

下ネタ側な立ち位置の登場人物って、どういう心持ちでボケたりしてるのかな? ってちょっと距離を感じるところあるじゃないですか。

それがこういう脳内の独り言が出ると、あぁ同じような考え方をしているのだなと分かるというか、身近に感じられるわけで。

小さいとは言わない方が良いよね、という気遣い出島さんもするのだなー (※下ネタではありません) 。


この 「#405」 で一番笑ったのは4本目 【連係プレイ】 。

太字シンプルツッコミよりも、こういう津田タカトシのツッコミが実に好き。ボケの味と相乗効果が出るというか。

5本目 【カムフラージュ】 の天草シノの発案は、きちんと2話目 「#406」 にも活かされているんですよね。

出来事がストーリーの中で組み立てられていくのって良いと思う。

つまり七条アリアが露出好きなのも、こうして出島さんにおだれられて開発されたという組み立てが実はあるのかもしれない (こじつけ)


おいおい今回は出島さんの出番が多くて、出島さんファンに向けたサービス回なのかと思ってしまうな!

6本目 【気分屋】 の嬉しそうな出島さん、実は 「#405」 で初めての笑顔だからね?

出島さんに笑顔で勝手な人だと茶化されたい読者が急増する笑顔じゃないですか???

下ネタを言えるチャンスと分かったらこの嬉しそうな態度! 好感しかない。

4コマ目の下ネタを中和するような萩村スズのちんまり具合もかわいい。

生徒会役員共 「#406」 感想

・そして2話目の 「#406」 は、いよいよ雪合戦フェス当日編。

一挙2話な今週の 『生徒会役員共』 「#406」 感想。

扉絵は雪合戦大会の残るチームメンバー、津田コトミ・古谷さん・横島ナルコ先生というトリオの集合ポーズだ。

すごいレアな組み合わせだな。

しばらく後に 「この3人が扉絵になった回はどんな内容でしょう?」 とか聞かれたら分からない気がする。


2話目の開幕は 【ティッシュの使い方】 。

ティッシュをネタにこのタイトルで、まさか下ネタオチではないとか氏家ト全先生の漫画では前代未聞では。

下ネタよりも年の功。そこが古谷さんの魅力というわけか?

古谷さんってどこか捉えどころのない謎の性格をしているよなあ。

もしまた人気投票が開催されたら何位くらいに来るのだろう。


雪合戦フェス、1回戦の組み合わせは桜才チーム vs 英稜チームだったとさ。

桜才チームに出島さんが不参加ないのは上手な展開だと思う。

これまでのエピソードの積み重ねで出島さんの万能感は凄まじいことになっているわけで。

ただでさえ優秀な天草シノたちに出島さんが加わったら、普通に優勝まで行くのだろうって簡単に予想できちゃうものね。

まぁ個人的には出島さんと七条アリアが共闘する場面とかも見てみたかったわけですが。


そんな訳で、桜才生徒会 vs 英稜生徒会 at 雪合戦フェス編の幕開けです。

2本目 【残弾】 時点では明かされてないけど、英稜の他のチームメイトはソフトボール部だったとさ。そりゃ強い。

"玉" の下ネタでウオミーが1話目の天草シノと同じところに行きついてて、息ピッタリ感が半端無い。


3本目 【タカ君の後ろ】 、天草シノが津田タカトシのお尻を守りたいのは、やはり普段から七条アリアが狙っているからでは!?

天草シノと七条アリアの2人の会話で、「津田君がエネマグラ使ってくれたら良いのに」 みたいな話とかしてるかもしれないし!


出島さんは雪合戦フェス当日にも会場には来ていると4本目 【前向きな妹】 で分かる。

というか一応、出島さんは監督という役目なのだった。

作中では描かれていないけど、出島さんが戦略を練ったり声掛けをしたりしてたのかな……

記念写真撮影係も兼ねていそうだ。


2話目で一番笑ったのは 【ヘイト】 。

1コマ目のしゃがみ込む萩村スズの可愛さなーとか思ってたら、津田タカトシの天然っぷりがすべてを持って行ってるw


6本目 【すうこうなたたかい】 1コマ目!

これってその手のフェチの人が大好物な敗北シーンそのものでは!?

負けグラフィックとも言うやつだよ。七条アリアの顔つきとか正にそんな感じでしょ。

これ絶対出島さんが写真撮影しちゃってるよね。

生徒会役員共』 でこうも露骨な敗北シーンが描かれるとは予想外だった。

天草シノから横島ナルコ先生まで複数の女性登場人物が白いものまみれになっていると捉えられるコマでもあるし。


そしてこの4コマ目のオチも、1コマ目が敗北シーンであると強調するようなオチだと思ったぜ。

天草シノは日に2度負けることになるわけですね。まるで姫騎士だ (?)

もちろんギャグとしても秀逸なオチで、「誇り」 をかけることで実害が出るって発想には笑った。

かつて 「見られて減るものではない」 という言い回しに実際減るものを挙げたネタを思い出した。


今週の感想終了。

次号、12月28日 (水) 発売の週刊少年マガジンでは特別プレゼント企画が開催とのこと!

生徒会役員共』 を含めた全作品のカラー描きおろし複製原画プレゼント企画が開催されるらしい。

抽選で当たるのか応募者全員サービスなのかは現時点では不明だ。