・週刊少年マガジンの発売日と同じ週には感想を書きたいと思っているためか、一週間以上遅れると申し訳なさを感じてしまう。
そういうわけで、これを書いているのは9月に入ってからですが8月23日に発売された号の 『生徒会役員共』 感想。
この回 「#437」 は、桜才生徒会と英稜生徒会のフルメンバーが一堂に会するにぎやかなエピソードだ。
広瀬ユウ@両生徒会で最も新顔である登場人物 が、堂々と扉絵を飾りよる。
ダブルピースかと思ったらちょっと手の形が違うのよなー、これが今風のピースなのかどうなのかは分からなかった。
高身長で男勝りな筋肉のイケメン系女子でありカッコイイ系の扉絵だ。
開幕 【オーダー】 で 「第一回学園行事企画会議!!」 と状況説明が速やかに行われる。
両生徒会が全員集合で8名とも揃ったコマとかこれが初では。
七条アリアと青葉トオリが談笑してるの何だか目が行ってしまうよね……!
そりゃもう何度も顔を合わせた仲だけれども、いやこれ一体どういう世間話とかするのだろう、みたいに思っちゃう。
青葉トオリは七条アリアの下ネタに一人で立ち向かえるのか!? 大変気にしたい。
続く 【大食漢(2人目)】 では、巨大なかき氷タワーがご到着。
4,5人分くらいありそうなかき氷だー。
かき氷が一杯で何グラムかは氷の質で全然違うらしいけれど、それでも1kgくらいはありそうね。
津田タカトシと萩村スズの前に巨大なかき氷が並んでるこの構図、大きさの違いが楽しくて良いな。
ここでこの2人をチョイスするというのは氏家ト全先生のさりげないけどプロのセンスなのだろうなーって思ったよ。
それとサブタイトルで "2人目" って付いてるのも何か分からないが良さを感じた。
大食漢の1人目は 言わずもがな三葉ムツミである。
大食い対決フラグみたいな要素を無意識に連想して良さを感じたのかなあ?
そういや普段の 『生徒会役員共』 では、2,3ページ目の柱に登場人物紹介があるじゃないですか。
では両生徒会のフルメンバーが揃ったお話では、登場人物紹介には一体誰が選ばれるのか!?
その答えは、天草シノ・七条アリア・萩村スズ・津田タカトシ・魚見チヒロ・広瀬ユウ、だった。
森ノゾミと青葉トオリがカットされたー。
まぁそもそも、青葉トオリの紹介文は一度も出たことが無いから、まだ用意されてない可能性さえあるのだけど。
登場人物紹介と言えば、2017年9月発売の 『生徒会役員共』 最新15巻が気になる。
単行本の登場人物紹介ページが近年ずっと2ページだったが、15巻ではきっと増ページされてると思うのよ。
だからここで 「青葉トオリの人物紹介が追加されているか?」 ということは、ひとつの気にしたいポイントだ。
七条アリアの隣に青葉トオリが座っていたため 【こうかつなおじょうさま】 では重たい下ネタを青葉トオリが被弾である。
魚見会長で下ネタ発言にも慣れていそうな青葉トオリでも、七条アリアが放つタイプの下ネタには耐性が無かったのかも。
英稜ではスカ系の下ネタとか飛び交わなさそうだし。
次の下ネタ 【うすいピンク】 は、擬似露出プレイ的な下ネタだー。
これを言われたのが七条アリアだったらむしろテンションあがりそう (ひどい偏見)
近年話題のかき氷トリビアといえば、かき氷シロップは実は全部同じ味というネタですが!
【勝者】 は、この知識を活かした津田タカトシ×萩村スズネタが来た……!
いや攻めが萩村スズか?
ともかく、同じ味だと飽きが来ることを見越しての抹茶味だとしたら、未来予測が凄すぎる。
スズ先輩は計算できる女なんですね、というやつだ。
無駄知識で終わるか活かせるかは本人次第、ということで萩村スズの博識だけでなく応用も効かせられる頭の良さが現れたネタだー。
ラスト 【ぽってり】 、見所は2コマ目じゃない!?
開幕のネタと同じ構図で食前食後の違いを描いた状況で、七条アリアに気遣われている青葉トオリが何か良いよね……
お腹いっぱいでこうダウンしちゃう子なんだ! っていうあれ。
ぺろりと平らげて余裕そうな広瀬ユウとの違いが出てるのとか味わいがあるよねー。
最終ページのアオリ文句、「スズの幼児体型は、確実に人気アリ。」 は、担当編集者さんずいぶん個性を見せる断言をしてきたなと思った。
あと萩村スズにイカ腹の話題を振ったら 「背が低いだけでイカ腹では無いですね」 とかマジレス喰らいそう。
感想終了。
俺は 『生徒会役員共』 にハーレムエンドがあり得るとしたら、ハレムの主は七条アリアだと思っているのですけど!(何だ急に)
今回は今まで接点があまり描かれてこなかった七条アリアと青葉トオリが直接絡むネタもあり、その可能性が一歩進んだなとか思った (?)