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実験と娯楽

2012-05-01

子どものための哲学対話

子どものための哲学対話 (講談社文庫)

子どものための哲学対話 (講談社文庫)

根が明るいっていうのはね、なぜだか、根本的に、自分自身で満ちたりているってことなんだ。なんにも意味のあることをしていなくても、ほかのだれにも認めてもらわなくても、ただ存在しているだけで満ちたりているってことなんだよ。それが上品ってことでもあるんだ。根が暗いっていうのはその逆でね、なにか意味のあることをしたり、ほかのだれかに認めてもらわなくては、満たされない人のことなんだ。それが下品ってことさ。

おなじ交響曲の、指揮者がだれかなんてことは、ある意味では、すごく小さなことだよ。でもね、そのちがいの中に、じつは、人間にとってほんとうにたいせつなことはなにか、っていうことについての、根本的な考えのちがいがふくまれているんだよ。

自分に起こるいろんないやなこととか、不愉快な気分なんかを、自分の中でうまく処理する方法を身につけている人が、ほんとうの意味でのおとななんだよ。

ちゃんとした人っていうのは、自分の未来のために自分の現在を犠牲にできる人のことなんだ。逆に、自分の現在のために自分の未来を犠牲にしちゃうのがどうしようもないやつさ。

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