February 11(Sat), 2012
「会話」の次元を超える唯一の方法
CIRCUSの特集は、「即戦力としての会話術」〜自分を生かすも殺すも話し方ひとつ 間違いやすい敬語&言い回し術 言い負かされないプレゼン&断り方〜です。書かれている内容は、「こういう話し方が良い」という知識です。それを読む意図は、自身のコミュニケーションを変えることです。こんかいは、その「変化を生む方法」を紹介します。
あなたが欲しかったのは、その情報?
はてブをいつもにぎわしてくれる「会話の仕方」エントリー。このブクマのされ方から、皆、“良い”コミュニケーションの方法を探していることがわかる。
誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール(野口 敏)のまとめ 〜 本の要点まとめサイト【ブクペ】 〜
会話上手になるための14のポイント | 祇園ホステスのネットビジネス挑戦ブログ
人生を変えるために「話し方」を変えなさい - ライフハックブログKo’s Style
あなたが、知りたかった情報はあっただろうか?いや、むしろあなたが全く知らなかった情報があっただろうか?
コミュニケーションに関する情報は、ウェブの海の中に氾濫している。見たことのない劇的な方法がどこかに潜んでいる可能性はゼロではないけれど、問題は僕らがその方法を知らないことなのだろうか?むしろ、こういうエントリーをブクマする人は、正しい会話の仕方は何ぞやということをしっかり理解しているに違いない。
コミュニケーションを変えるのに必要なことは、正しいコミュニケーションの知識を知ることではないのだ。
結局、ほとんどの場合、ぼくらは「そうすればいいと分かっているけど、でも、出来ないから困ってるんじゃん!」てことの方が多い。少なくとも、そういう知識やハウツーを探し続けて尚困っている人の問題は「知らない」ことではない。
言葉と考え、選択
何を考え、何を選び、何を口に出すのか?コミュニケーションの場面での主な要素はその3つです。僕らは、会話で何を得ようとしているのでしょうか?
「ことば」や「考え」は、移ろいやすい。方向転換をしようと思えば、造作もありません。簡単に、それこそ無意識に口から出ることばなんて変えることが出来ます。いや、むしろ無意識に喋って後で後悔をすることのほうがもしかしたら多いのかもしれません。
それほど、移ろいやすく揺らぎやすい自分の口から出る言葉。それを縛っているのは何なんでしょう?
私の会話の目的は、「自分に危険が及ばないこと」だった
ここからは、少し私的な会話の仕方についての問題点を述べます。ある程度一般化できるのではないかと思うのですが、そうではない人もいると思うので私の例として読んでください。 私の場合、言葉をしゃべる、コミュニケーションをする時に、いかに自分が落ち着くか、ということに縛られていました。
少なくとも、自分の言葉や考えのパターンを振り返ると、焦ったり、不安になったり、気まずさ、責められること、ネガティブに評価されること、居心地が悪いこと、惨めな気持ちになる状況を如何に防ぐかっていうことに縛られていた気がする。一般的に非コミュといわれる人の会話の時の心情ってこんなだと思う。例えば、気まずい話題や間を避けたり、愛想笑いしたり、自分の意見引っ込めたり、感謝を伝えるのやめたり。それらの主な目的は、自分の気持ちを安定させることや、怒られないように、嫌な気持ちにならないようにってことだと思う。特に目上の人や、自信満々な同性や異性、気を使いすぎる人に対しては、その傾向は強くなる。波風立たないように手のひらを簡単に返すパターンが染み込んでいる。
こんなネガティブなものに限らず、色んなコミュニケーションがあって、そのほとんどがその人のそのときの気分や価値観に縛られているんじゃないかとおもう。論理や理屈とは違う法則に従って動いている。
手放すべき楽園
結局のところ、会話の仕方エントリーを探す中で、僕らが求めていたのは、「いっさい嫌な気持ちにならず、相手を意のままに操る喋り方」なのだと思います。しかも、それをネットを漂うテキストを読んだだけで、手に入れたかった。
結局、嫌な気持ちでなくなることは出来ないし、面倒なことも生まれ続ける。気持ちをズーっと安定させようとしても、そんなの無理だ。浜辺に立って、世界の海の波を全て止めようとするようなものだ。波はそこに存在することが当たり前なのだから無くすことはできない。極論すれば自分が傷つくことや揺さぶられることは当然。それをしっかり感じながらも、必要なときに必要なことを言うことが大切だ。痛みや傷つきを見ないようにすることとは違う。
変化を起こすために
僕らが選択すべき1つの方法は、ドキドキしながら、不安や惨めな気持ちを感じながら、それでも必要なことを喋る習慣をつけること。
そして、出来るようになるために必要なことは、やってみることしかない。誰にでも初心者である時期はある。新しいことにチャレンジするんだから、最初から100点取れなくても当然なんです。とにかく、くり返しくり返し体に染み込ませる。スポーツの正しいフォームを練習するように。間違いをくり返す中で、理想のフォームに近づいていきます。
ひとつの判断基準は、迷ったときに次の言葉を自分に聞く。「それを言う理由は、自分の気分を落ち着かせたいだけじゃないのか?自分の気持ちを守りたいだけか?」と。もし答えがYESなら、嫌な気分を抱えながら突っ込んでいくことが自分の進むべき方向だと思うのです。別に、その場での会話で、自分を安定させることは第一の目的ではないはず・・・。
大事なのは、少し慣れるまで繰り返すこと。正しいかどうかを判断できるのに必要なくらいチャレンジすること。一回うまくいかなかった段階では何の判断できない。
痛みを感じながらも、自分の伝えたいことを伝える会話術 って本があったとしても、売れないんだろうな。。
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