2010-03-05
アジアな空間 その9 インドネシア料理のおいしさの巻
今から20年以上も前。管理人が初めてインドネシア語を習った先生の言葉。
「私はどうもインドネシア料理の味に馴染めないんですよね。臭いなのか、味なのか、とにかくちょっと苦手です。」
と言うと、先生は、
「あらそう?インドネシア料理はおいしいわよ。舌の奥の方に入れて食べると大丈夫よ、おいしいから。」
とおっしゃったのです。
「舌の奥の方へわざわざ狙って入れて食べる?それは、つまり無造作に口に入れるとおいしくないから?」
と、新たな疑問がわいてきました。でも、あえて先生に聞くことはしませんでした。
インドネシアで生活し始めて、しばらくは毎日毎日苦痛でした。何を食べてもおいしいと感じないし、食欲はどんどん低下。極端な話、紅茶もコーヒーもおいしいと感じないほどでした。
ある時、
「あれ?これおいしい!」
と感じる瞬間がおとずれました。以来、インドネシア料理が好きになりました。一口にインドネシア料理といっても、さまざまな地方の料理があり、それぞれに食材や味付けが違いますが、おおむね、どこの料理もおいしいと思って食べられるようになりました。
不思議なことに、インドネシアで生活をしているうちに、食べ物の好き嫌いがどんどん減っていきました。もともと極端な偏食ではありませんでしたが、それでも、苦手な食べ物はありました。
味の好みの変化って面白いですね。
最近は、嫌いになったというよりも、年齢のせいなのか、揚げ物やココナツミルクで煮込んだような料理にはあまり手が出なくなりました。あっさりしたものがいいなあと思うことが多くなり、味の好みに関しては、やはり自分はorang Jepang(日本人)だなあと感じることが増えてきました。
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