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Awa Library Report

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19580625  山脈・第十五号

adlib1958-06-25

 

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 from our pictures;

 

 
 やまなみ 15号 もくじ
 
    作家と私(四)…………………富井 康夫…… 2
    無情について……………………竹内 康 …… 7
    讃美………………………………笠本 義嗣……11
    神様の恋愛………………………武市 恒子……14
    断章………………………………水野 良清……15
    飛鳥野……………………………山本 邦彦……18
    俳句………………………………下村 福 ……23
    奥津城……………………………楠本 達磨……25
    力…………………………………池田 満良……26
    煙…………………………………中堀 淑子……27
    創作
    崩壊………………………………中村 久美子…28
    波瀾………………………………山本 典良……33
    恋の結末…………………………和田 和代史…39
    岩倉印象記………………………杉林 博子……49
 
    編集人:笠本 義嗣/中西 宏/印刷所:芸林社
── 《山脈・第15号 19580625 同志社高校文芸部》
 

 

 

 無情について              竹内 康

 

 先立って私は山が好きなものですから久しぶりに「遭難」という映画

を見に行きました。

 この映画は言う迄もなく谷川岳での遭難の生々しい記録映画であり、

これによって少しでも遭難事故を防止しようという意図の下に多分作ら

れたものです。ところが私は映画館を出て外の冷たい空気に触れると、

急にこの映画での人間の醜さというものをまざまざと見せつけられたよ

うな気がしました。それと同時にあの画布一杯に写し出された谷川岳

姿が何か圧倒的な印象として私の心に残っていました。私はそれが何で

あるかという事を別に解明することなく過してきましたが、今こうして

考えてみると、人間の醜さというものはどうも人間の持つ情(Pathos)

らしいと考えざるを得ないのです。それに比べて私を圧倒したあの谷川

岳の美しさは謂わば人間のもつ情というものを持ちたい為だと思われる

のです。というのはあの映画でしばしば出て来ますが、死んだ息子に取

り縋って泣く親の姿だとか、息子の死体を引き上げる父親の緊張した顔

だとかは、謂わば人間の情のある一つの極限まで表現されたものです。

こういった情は成程ヒューマニズム的立場から見れば醜いどころか美し

いものです。しかしながらあの谷川岳を背景にして見ますと、私は美し

いという事を躊躇せざるを得ないのです。何故かと申しますと、そうい

った人間の苦しみ、悲しみが謂わば余計な空しいものであるという事を、

谷川岳が感じさせるからなのです。即ちいくら我々が苦しんでも、悲し

んでもその甲斐が無いからです。山は全く我々の苦しみには無関心であ

り、我々は情を持ってしてはその無情な無関心には打克つ事が出来ない

のです。どんなに子を失った親が嘆き悲しんでも、遭難という無情な事

実と、息子の死体とはどうする事も出来ないのです。その現実を動かし

たり改めたりすることは出来ないのです。無情な現実に対しては我々の

情は唯我々を苦しめ悩ます原因以外何物にもなり得ないのです。そして、

しかも我々はこういう情に囚われているのです。盲目的にその情の中に

陥ち込んでしまっているのです。激しい執着心を持っているのです。だ

から私は谷川岳を背景とした時、人間の情が醜いものであると思はざる

を得ないのです。

 ところで、本当に人間の情というものは余計な存在ではないでしょう

か。我々は情というものが一つの独立した存在を持つものだと考えがち

です。けれども実際は情を起させるには必ず何かきっかけとなるものが

必要です。物があってこそ始めて情があり得るのです。情そのものだけ

では存在し得ないものなのです。言いかえれば、情は何かある物に向け

られ、それに依存しようとするものなのです。しかしながら、その物た

るものは無情なものなのです。我々の差し出す情を受け入れようとはせ

ず、それには何も応えてくれないのです。その物は我々の情を必要とし

ないのです。だから我々の情は中途半端な余計な存在とならねばならな

いのです。情の対象となる物が、総て無情だとは限らないと考えられる

かもしれません。しかしながら、そういう風に情を求めるのが、もう既

に情なのです。情に囚われていて無情をはっきりと見る事が出来ないの

です。我々自身及び我々を取り囲む自然は、情によって動かされるもの

ではありません。もっと大きな強い力に依るのです。情というものは、

偶々人間が持つだけのものなのです。何も宇宙は人間の為に存在してい

るのでは決してありません。だから宇宙は無情なのです。

 有情だと考えるのは宇宙が人間の為に存在すると考える為です。そう

いう人々は自然の無情をも何ものかの情であると考えるのです。そこで

超人間としての神を創らなければならないのです。自然の無情を神の情

と考えるのです。しかし、無情な物はあくまでも無情です。思い代えや

誤魔化しは利かないのです。決して人間が住む為に地球が作られた訳で

はないのです。唯地球があり、偶々それが人間を生んだだけなのです。

例えばあの母なる海も、もう今では我々をその懐には入れてくれないで

はありませんか。それ自身で充実した存在を持っていて、我々の入り込

むような隙間はないのです。それに一度天空を仰げばあのパスカルを戦

慄させた我々には、感知する事のできない無限の空間の沈黙があるでは

ありませんか。真に我々の情は、単なる余計な存在か、あるいは自然の

ほんの一微物に過ぎないものであり、それを以つて物を動かしたり支配

しようというような事は全く出来ない事なのです。情には頼れないので

す。我々の頼りとは成り得ないのです。いや、むしろそうだから、我々

は何事にも頼り得ないのです。何故ならば、頼ろうとする気持は既に情

であるからです。こういう頼りにならない情に頼ろうとする所に、情を

過大に評価する所に、我々が愛や憎しみや喜怒哀楽に苦しまなければな

らない所以があるのです。我々が同情を求めるから自然の無情に耐えら

れないのです。我々を取り囲むもの総てが無情だという事を悟らなけれ

ばなりません。情に囚われ、情に押し流されたのでは、苦悩の輪廻から

は到底抜け出せないのです。

      ×   ×   ×

 「諸行無常」という事がよく言われます。我々はこの言葉をこの世の

はかなさ、むなしさを嘆いたものだと考えがちです。又実際この言葉を

聞くとそういう趣を感じるものです。しかし、諸行無常という言葉は、

唯諸々の物が移り、変ってしばしも常住しないという事実そのものを言

っただけのものなのです。そこには何ら嘆きの感情は含まれていないの

です。しかしながら、我々が諸行無常をそういった嘆きとして受け取ら

ねばならないのは、我々が有情だからです。情を持つために、無常とい

う事実を率直に受け入れられないのです。諸行無常とは、我々有情な者

にとっては、謂わば諸行無情と同じ事なのです。自然の無情を知るとい

うのは、諸行無常を知る事なのです。諸行無常を本当に知る為には、我

々の情が諸行の一つだという事をはっきり認識する事が必要なのです。

又逆に我々の情が諸行の中の一つだという事を悟ったならば、諸行無常

という事実をはっきりと認識する事が出来るのです。ところで話は変り

ますが、認識ということは単に頭で知るという事だけではありません。

そういう消極的なものではなく、もっと積極的なものなのです。我々は

認識する事によって、その物に対する態度を決定させられるのです。積

極的に働きかける態度が生じてくるのです。またそうであってこそ本当

に生きた認識なのです。

 それでは諸行無常の認識はどんな態度を生み出すのでしょうか。それ

は何物にも囚われないという態度です。何物にも執着しない態度なので

す。情に囚われないで、情を自分から離して客観的に見るのです。一つ

の物として取り扱うのです。だからそこにはもう情に溺れたり、熱中し

て我を忘れるというような事はありません。いや、それが出来ないので

す。いつも冷ややかな眼で、執着のない眼ですべてを見つめるのです。

諸行無常を見つめるのです。こういう態度は例えば、徒然草の兼好の態

度に最も良く見出す事が出来るでしょう。彼の鋭い観察力だとか、批判

力は全く彼が何物にも囚われなかった事によるのです。それ故にあのよ

うに諸行無常の世界をはっきりと見る事が出来たのです。痛い程鮮明に

見透せたのです。又彼の思想に鴨長明のような厭世観が感じられないの

は、かれが情に囚われないで、無常という事実をそのまま事実として受

け入れられたからなのです。彼は世の無常をはっきりと知っているので

すが、そうだからといって何も世を嘆いてはいないのです。もっと率直

に事実をありのままに受け入れる健康さがあるのです。ものに対する執

着がないのです。自分も又諸行の中の一つだという事をはっきり認識し

ているのです。諸行無常を知るという事は、この世をはかなみ嘆く事で

はないのです。情に囚われないという事なのです。物に執着しないとい

うことなのです。

      ×   ×   ×

  ながむとて花にもいたくなれぬれば散る別れこそ悲しけれ

  心なき身にもあはれは知られけり鴫たつ沢の秋の夕暮

 これらの歌は西行の詠んだものです。彼の歌には実感がこもっている

と言われますが、それは彼の飽くまで誠実であろうとする態度、即ち何

物にも囚われない、情熱を燃やさない態度に依るのではないでしょうか。

彼には我を忘れるというような事は滅多になかったのです。何事にも熱

中出来なかったのです。しかも彼のこうした態度は内省的な懐疑から生

れたものではありません。もっと深い実感から生れたものだったのです。

 俗世界を棄て、そうかといって僧にもなりきれなかった彼にとって自

分の心を満たしてくれるもの、頼りとするものは唯自然の中にしか残さ

れていなかったのです。だから彼にとっては、自然は単なる客観的な存

在、外から眺めるだけのものではなくて、彼自身その中に没入して、そ

の中に溶けこんで内から感じなくてはならないものだったのです。しか

し、そこで彼が見出さなくてはならなかったものは、自然の無常という

事実だったのです。彼は心を満たしてくれるもの、頼りになるものを求

めて花や秋の景色に自分の情を託したのでした。しかし、それらは何も

応えてはくれず、唯果無く散ってしまったのです。彼の情は受け入れら

れなかったのです。そこに彼の苦しみがあった訳です。それで又満たさ

れぬ心を抱いて新しい旅路に向わなければならなかったのです。満たさ

れぬ心の呻吟、それこそ彼の歌の基調をなすものです。そして又、彼に

はそういった自然の無情さを通して、自分の情の果無さ無常さを感じて

いたのです。だから何事にも我を忘れる程熱中出来なかったのです。例

えば彼の恋愛歌にしても

  何となくさすがに惜しき命かなあり経ば人や思ひ知るとて

  疎くなる人を何とて恨むらむ知らず知られぬ折もありしに

 という風に極く控え目な、孤独の想いだったのです。無論僧侶という

身分的な拘束もあったでしょう。しかしながら、それにも増して彼には

恋愛感情の果無さという事が、痛い程見透されたのでしょう。そのため

に彼には激しい恋に陥入る事も出来なかったのです。

 ところで彼の満たされぬ、応えられぬ心は一生の漂白の末どのように

変っていったのでしょうか。

  風になびく富士の煙の空にきえて行方も知らぬ我が思ひかな

 これは彼が六十九才の時、やはり行脚のうちに詠んだものです。この

歌にはあの彼特有の感傷的な寂しさは、もはや見出されません。むしろ

この単純な平明さの中には何か満ち足りたものさえ感じられるのです。

彼にとってはこの歌こそ謂わば解脱だったのです。自分の有情の苦しみ

からの解脱だったのです。それでは一体何に彼の満たされなかった心は

満たされたのでしょうか。それは満たされる事を求めない心なのです。

花や月や景色に対する執着の気持を棄てた事に依って、彼の心は満たさ

れたのです。はっきりと自然の無情を悟ったのです。そして自分も又諸

行無常の中にあるのだという事を知ったのです。彼の歌っているわが思

いとはも早何か一つの物に向けられたものではないのです。対象のない

広い世界に、行方も知らぬ彼方に向けられたものなのです。彼はもう応

えられる事を求めてはいないのです。富士の山を前にして、彼はもはや

その山に対する執着の気持はないのです。富士の山を見てはいないので

す。唯富士の山は彼の眺める方向を定めるだけなのです。彼は無限の大

空の彼方を眺めているのです。彼の情が物に対する執着から解脱したの

です。こうして、無情と無常をはっきり悟った彼には、もはやこの世に

対する、生に対する執着の気持もなくなったのでしょう。彼が最後に

  願はくは花のもとにて春死なむそのきさらぎの望月のころ

と詠んだのも当然の事だと頷けるでしょう。

── 《山脈・第十五号 19580625 同志社高校文芸部》P7-10

 

 

 Pascal, Blaise 哲学 16230619 France 16620819 39 /〜《Pansees》
  兼好 法師(籍=吉田)1283ca‥ Japan 1352以後 69 /弘安 6.‥‥ 正平 7.文和 1.以後
/〜《徒然草 1331ca》
 鴨   長明  歌人   1155‥‥ Japan 12160724 62 /久寿 2.‥‥ 建保 4.0608-0609
/〜《方丈記 1212 》  1153(潮〜朝)/誤=0618閏(61)
 西行 法師  歌人   1118‥‥ Japan 11900323 73 /元永 1.(歴)建久 1.文治 6.0216
/〜《山家集》“花のもとにて春死なむそのきさらぎの望月のころ”北面の武士
────────────────────────────────
 竹内 康  元NHK局長19400930 京都  20090311 68 /旧暦15.0829〜旧暦21.0215
/〜《無情について 195806‥》《パブロ・ピカソ 19581010》《客体から主体へ 19570602》

 

…… 文芸部誌四年間を通じての白眉、《日常について 19641210 点展》

の脚注参照。過去に、風変わりな題名の日本映画《愛情について 195. 》

が記憶にあるが、手もとの資料にはない。(後日判明)

 

…… 製作・藤本 真澄/監督・千葉 泰樹/脚本・水木 洋子・井手 俊郎

/撮影・三浦 光雄/音楽・伊福部 昭/美術・河東 安英/録音・小沼 渡/

照明・大沼 正喜/出演・山根 寿子・二本柳 寛・三国 連太郎・

村田 知英子・小泉 博・杉 葉子・斎藤 史子

── 映画《愛情について 19530514 東宝》10巻 2,645m 白黒

http://www.jmdb.ne.jp/1953/cc001280.htm

 

── 遭難 〜 谷川岳の記録 〜 岩波製作。脚本・演出高村武次。撮影

加藤公彦。谷川岳に待機して雪山遭難の原因と実情を冷静に把握し劇的

効果をも高める。文部省芸術祭賞。日活系上映。(昭和三三・三)

── 田中 純一郎《日本映画発達史 19760310 中公文庫》P469

 

 岩波映画製作所(社長・森重貝崙)は 19981210 破産申請 19990105

破産宣告、負債総額約 1,215,000,000円。

 

…… この十五号から、印刷業者が変った。下村先生の友人というから

には早稲田出身の歌詠みか、あるいは病を同じうする文学青年が、生活

の糧を得べく、片手間に商いをすることになったそうである。

 はじめて二色刷りの表紙原画を、パステルで描く。ついでに父の店で

使うDP袋もデザインして発注した。いずれも自信作で、製版技術にも

満足できた。貧しい文学青年に、いささかの利をほどこしたつもりでい

たが、母が支払いの折に、無頓着にも値切ってしまっていた。

── 《虚々日々 Day was Day 20001224 Awa Library》P71

 

…… 仏教の「生きとし生けるもの」は、人間だけではなく、すべての

生物が、けなげに生きながら「輪廻転生」する風情を尊いと観たのです。

 このような文学的感傷が、とりわけ日本において進化したのでしょう。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4478342.html​ (No.1)

 感情移入 〜 古代の科学から中世の詠嘆へ 〜

 

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(20090505-20090815-0930)

 

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