Pythonで作るiPhoneアプリ
前にちらっと書いたけれど、うちにはIntelMacが無い。(PowerPCのMacMiniならあるけれど、、、)
と言うことは、AppleのiPhone SDKが使えないわけで、通常iPhoneアプリは作れない。SDKは無料で配っているけれど、IntelMac買うのは高いよ、、、
そう、Jailbreakした理由の一つは、iPhoneアプリを作って見たかったからでもある。
正攻法ではWindows等の母艦にクロスコンパイル用のtoolchainをインストールするらしいけれど、もっと安易にスクリプト言語なんかで作れないかなぁ、、、と思ってCydiaをいろいろ見ていたら、iPhone用Pythonサポートがインストールできるようだ。
これは、iPhoneにPython本体、Object-Cブリッジ(PyObjc)、サンプルアプリケーション(iphone-pythonパッケージ)をインストールするもので、インストールすると、スプリングボード(iPhoneのメイン画面)に「HelloPython」と言うアプリケーションが出てくる。
さすがに立ち上がりなんかは遅いけれど、まあ、ちゃんと動くようだ。(sqliteサポートを使って、アドレスブックから全員のリストを表示するだけのものだけれど。)
見た所、ソースコードは/Applications/HelloPython.app/HelloPython.pyに入っている。ここをちょっと書き換えるとちゃんと動作が変わる。(まあ、あたりまえか、、、)
ドキュメンテーションとかは無いのかなぁ?と思って、探してみると、このBlogエントリ、、、
に、基本的な事が書いてあった。(これの作者は、Cydiaの作者でもある、Jay Freeman (saurik)さんみたい。よく見ると他にもiPhone用Javaバインディングなんかも作ってるようだ。)
ざっと読んでみたけど、特に変な制約とかもなさそうだし、一応、ちゃんと使えそう。(まあ、あの奇妙なObjective-C type signatureとかは別にして、ね。@objc.signature("i@:@i")こういう奴。)
#参考リンク
- PyObjC
- iPhone Dev Center (要登録)