『Ray/レイ』

レイ・チャールズの自伝的映画。
なにはともあれ、レイ・チャールズ役のジェイミー・フォックスがスゲェ。喋り方や仕草、歩き方に至るまで、レイ・チャールズ本人かと思うほど。無茶苦茶似ている。
で、ストーリーは私が知る音楽だけのレイ・チャールズではなく、盲目故の苦悩やジャンキー、愛人、はたまた友人の裏切り等々、もの凄い密度で語られる。そこにレイ・チャールズのステージがあり、音楽が流れ、もうとにかく音楽のシャワー。
所々に挿入される回想シーンは、木々の緑と赤土が非常に美しい。
感動したりとか、良い映画とか、そういう軸じゃなくて、記憶に残る映画かも知れない。

  • ★★★★☆