『プライドと偏見』*1

ジョン・オースティンの原作は未読だが、キーラ・ナイトレイが主演と言う事で観た。
いやはや、これは面白い。モノ凄く普遍的な内容で、18世紀末が舞台だが、全然古臭くない。良質の恋愛映画だ。
で、お目当てのキーラ・ナイトレイ。『ドミノ』では、市街地や砂漠。『パイレーツ・オブ・カリビアン』では、海と洞窟。で、今回は森と湖。白い肌とアンバーの髪と緑の対比が綺麗。中でも、中盤の雨の中の告白や、ラストの朝靄の中の告白が、無茶苦茶綺麗。
建物や内装も蝋燭の灯も、落ち着いた感じで、かなり好み。つか、ハリウッド作品にしては「暗い所を暗く」している様に見えたのだが、気のせいかな?
個人的には大きな否定要素が見つからん*1。とりあえず原作も読もう。数人訳者がいる様*2なので、どの版が良いのかな?その辺りは、ちょっと調べてみるかな。

  • ★★★★★

*1:数少ない気になった点は、突然心象風景にきり代わり、二人きりでダンスし始めた時かな。

*2:cf.id:emimi:20060106#c