『シリアナ*3』

シリアナとは、「ワシントンのシンクタンクジャーゴンで、アメリカの利益にかなう中東の新しい国」という事らしい。
物語は、アナリストのブライアン、CIA工作員のボブ、弁護士のベネット等々を軸にしながらも、出会う事無く淡々と石油の利権を巡る陰謀が繰り広げられる。本当にひたすら淡々と進む。それが怖い。
最後に一気に物語が収束する時は、その反動かちょっとのドキドキ感が、異様にスリリングな感じに。
が、やはりあまりに淡々とし過ぎて、途中は眠いわ。