『ニュー・ワールド』*1
400年程前の北アメリカを舞台にした映画。一応実話ベースらしい。
ひたすら風景が綺麗。森や川の音も綺麗。それが一番。
お話自体は、1607年"新大陸"を開拓する為に来た船団の一員スミス大尉と、ネイティブ・アメリカンの少女ポカホンタスとの恋模様だが、『ニュー・ワールド』のタイトル通り新世界に挑戦する二人の姿を描いている。いたって判りやすい。始め、なんかネイティブ・アメリカンと意思疎通をはかる経過が、FCSの様な……そんな事を思ったり、ヒロインの衣装のフチだけが糸でかがってある様に見えたり、いろいろ野暮なツッコミが頭をよぎるが、物語自体も丁寧に描かれているから、段々気にならなくなる。
良い映画とか、楽しい映画とか、そういう枠じゃなくて、綺麗な映画。
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BOOK・OFFにて。
- 秋山瑞人『猫の地球儀 焔の章』ISBN:4840213887
- 秋山瑞人『猫の地球儀 その2 幽の章』ISBN:4840214875
- 田中哲弥『大久保町の決闘』ISBN:4073005359
- 飛田甲『ハイブリットユニバース』ISBN:475770447X
先日、オススメラノベで挙げたのだが、久しく読んでいないので読みたいと思ったが、実家の倉庫の中に眠っている為、買った方が早い。
田中哲弥と飛田甲は、それぞれデビュー作を読んで無かったから、一応。
で、『猫の地球儀』をぺらぺら捲っていて浮かんだふとした疑問なのだが、猫SFというジャンルはあるけど、"猫ラノベ"というジャンルはまだ無いのかな?『裏山の宇宙船』*1や『あそびにいくヨ!』の様な猫耳宇宙人や『猫目狩り』の様なモノは始めに除外するにしても、純粋に猫が出て来るモノだけとなると、数少ないのかも知れない。実際『猫の地球儀』も、スカイウォーカーだからな。
何はともあれ、猫、若しくはそれに類する猫型の何かがメインで活躍するラノベをリストアップするのも良いかも知れん。