『手紙』

東野圭吾原作『手紙』*1を映画化。東野圭吾だから一応というか無条件で既読*2
山田孝之玉山鉄二の兄弟役は濃い眉ともみあげが共通点なのかなーと思ったり、沢尻エリカは序盤の若い役は良いのだが、やはり20歳過ぎの役をやると妙なズレが生じる様な事を考えながら観てた。
で、なんだか寸足らず。確かに泣ける部分も多いのだが、原作の感動と比べると些か端折るというか、尺が足りない感じが。
原作を読んでいないのなら、多分良いのかもしれないが、原作を読んでしまった人は、期待せずに観る必要があるかも。
そうそう建築好きな人なら知っているかも知れないが、兄の服役している千葉刑務所は名建築として有名なのだが、肝心な木造の吹き抜けを映さないとはどうゆう事だ!門だけ映して期待だけさせて、ちょいムカついた。知らなかったのか、許可が下りなかったのか、見ても理解出来なかったのか、一体どれだろう。やはり知らなかったのかな、あまり気軽に写真を撮れる場所じゃないから、出回っている写真の量が少ないし。

*1:手紙

*2:東野圭吾の漢字二文字タイトルは、ハズレが無いから。