『GOEMON』
『キャシャーン』の実写映画化である意味有名な紀里谷和明が、石川五右衛門をモチーフにした実写映画。実写といっても、殆どCGばかりなんでどこまで実写と言っていいものだろうかと思ったりもする。出演は江口洋介、大沢たかお、広末涼子、福田麻由子、ゴリ、要潤、玉山鉄二、チェ・ホンマン、佐藤江梨子、戸田恵梨香、鶴田真由、りょう、蛭子能収、小日向文世、寺島進、伊武雅刀、奥田瑛二等々。
始まって暫くして、遊郭で遊ぶ五右衛門。踊る遊女の群を見た瞬間に『キャシャーン』の悪夢が蘇る。またミュージッククリップを延々と見せられるのかと諦めかけた。が、監督の自慰行為はそこで一応ケリがついたようで、後はCGと手垢のついた無国籍もどきデザインの数々。諦めのため息が出る。笑えるのは、五右衛門対才蔵の戦いが妙にドラゴンボールちっく。そういう所にネタなのか?と思ったりもしたが、その草原の草の描写のちゃちぃ事。
良かった点は、ゴリ、要潤、寺島進かな?後はどうもCGから浮いてる。物好きな人がテレビでやってればみてもいいかな?と思いつつも半分以上は途中で観るのを止めてしまいそうだ。