ストライクウィッチーズ劇場版


2012年公開


パンツじゃないから恥ずかしくないもん劇場版である。
ストライクウィッチーズって略すとSWだから
これだけだとスターウォーズと勘違いしてもらえそうだよね・・・
実は4月中旬に観にいってた。
ひとりで劇場に突入する時はちょっと恥ずかしかったもん!
これだけでレビュあげるのはもっと恥ずかしかったもん!
で、、、とりあえずオールスター的な映画でした。
結構ぬるぬる動いてたよ。
で何より最も言いたいこと・・・



まだ続けるんかい!!!!!

ももへの手紙


2012年公開


父と死別し、母と二人東京から愛媛の今治に越してくるところから物語は始まる。
ふとしたきっかけでももは妖怪(と言っておこう)が見えるようになる。
最初は怖がっていたももも次第に妖怪と打ち解けていく。
しかしそんな妖怪達の本当の目的は・・・
父が最後に残した手紙の意味は・・・
みたいなのが物語の流れだろうか。


ざっくり言ってしまえばお涙ちょうだい系の映画である。
ちょいちょい笑わせてくれるし、最後はぐっとシリアス。
最後涙腺危なかったよ。
個人的にすごく感じたのは映画を見ながらトトロを思い出したということ。
全体的に物語の設定というか構成というか・・・
特にラストシーンのあれはネコバスを思い出してしまったなー
悪い意味じゃないんだけどねw


ちなみに監督は沖浦啓之
IG作品系の原画をよく担当している監督さん。
初監督作品は調べてみたら人狼JIN-ROHだった。
方向性またがらっと変わったなw
本当特徴的な絵(特に目の描写とか)だから観ていて楽しかった。
わりとリアル系だから好き好き分かれるだろうけど。

ヒューゴの不思議な発明


2012年公開


レビュー書いてたつもりになってた(一応5月2日記すと)
3D上映で観た。
3Dのクオリティはなかなかに高かった。
非常にストーリー的にはオーソドックス。
だが、映画史をかじっている人間が見たら・・・
これは凄い興奮するのではなかろうか・・・
ジョルジュ・メリエスをオマージュした作品で
映画史かじってるなら知らないわけない人物である。
本当に映画黎明期の貴重なフィルムがふんだんに出てくる。
リュミエール兄弟の列車の到着とかそれこそメリエス月世界旅行とか。
監督のマーティン・スコッセッシって
こういうフィルムの保存活動に取り組んでるんだって知って
映画好きが映画を好きで好きでたまらなくて映画にしてしまったけど
なんとかむりくりエンターテイメントに仕立てあげてしまった感じの映画だなーと
思わざるを得ないw(多分良い意味でw)

ウォール・ストリート


2011年公開


1987年に公開されたウォール街の続編
監督は前作同様にオリバー・ストーン監督
また前作でも非常にキャラの濃かったゴードン・ゲッコー役を
前作同様にマイケル・ダグラスが演じる。
その彼がインサイダー取引の刑期8年を終え出所
金融街にはサブプライムの波が押し寄せた2008年を舞台にした物語。


前作のようなウォール街に生きる人間達のどろどろとした知略謀略を
期待して観ていると若干拍子抜けする。
というかそれを期待しながら観てしまったからなー・・・
主人公である若き証券マン、ジェイコブが
ゲッコーと敵役ブレトンと彼女ウィニーに右往左往する様は滑稽ですらある。
ジェイコブとウィニーの恋愛関係とウィニーとゴードンの親子関係。
ウォール街というタイトルだが中身はこの二つの人間模様に焦点が当てられた。


そして物語終盤のゴードンの強烈な背反行為で個人的に一気に盛り上がったものの!
最後の最後のオチが・・・ゴードン・・・お前も結局ひとりの人間だったな・・・
と思わせられるラスト。
ハッピーエンドちゃハッピーエンドなんだろうけど
そのラストはぶっちゃけどうなんだろうか?
んーやっぱり前作が偉大すぎたな!
前作は本当、ウォール街という街そのものの存在が
お金に対して独特な意思を持った街として一種生き物のように描かれていた。
その辺が今作は足りなかったかもなー・・・


劇中にゴードンが言ったNINJA世代。No Income, No Job, No Assetは面白かったなw
インフルの朦朧とした頭で観たのは若干勿体なかった映画かも。
結構批判的に書いてみたけど、充分面白い映画でしたのであしからず。

シチリア!シチリア!


2009年公開


監督はニューシネマ・パラダイスのジュゼッペ・トルナトーレ
画面作りというか色合いというかかなり雰囲気のある映画で、
序盤の掴みは非常に良かったんだけど・・・
中盤から後半までは・・・正直だれてしまったように感じた・・・


1930年代から1980年代へと至るシチリアの激動の歴史を
ペッピーノという主人公を鏡に描き出している。
監督のシチリアに対する愛みたいなものは映画から非常に感じられた。
ただ思ったよりも淡々と物語は描かれ劇的な盛り上がりがない。
2時間半という長尺だったんでもうちょっと変化が欲しかった。
ペッピーノの子ども姿での始まりと最後の演出の仕方は良かったので
中盤がもっとコンパクトにまとまっているか
大きな盛り上がりがあるような演出になっていれば楽しめたかなー
と言ってみたが作品の毛色的には劇的な演出はNGだよなと後から思ったり。


ただ最近、派手な映画ばっかり観ていたってのもあるし
こういうじっくり観る映画も悪くないね。

ベルセルク黄金時代篇1覇王の卵


2012年公開


非常に有名なタイトルにも関わらず・・・
原作を読んだことがないんですがw映画館行ってきました。
結論から言うと
続きをいつ漫画で読もうか!?
と思うくらいにベルセルクの世界が気になった!面白かったよ!


舞台は国同士が覇権をあらそって戦争を繰り返しているような世界。
ただ金で雇われ、傭兵をしている主人公ガッツが
とあるきっかけからグリフィスの率いる傭兵団「鷹の団」に属することになる。
ガッツとグリフィスの絆を描いた物語。


ガッツが戦場で生きる意味とグリフィスの持つ野望。
二人の戦士としての絆と男としての絆が描かれて
観ていて清々しい気持ちにもなるくらい。
ただ画面は結構えぐいくらいリアルなシーンも多い。
腕やら首やら足やらばっさばっさ飛ぶからな・・・
その辺りを支えてるのが武器や防具の存在感だね。
ガッツの斬馬刀を奮う姿やその剣の重さ
グリフィスの扱う剣の軽さ速さ
モブキャラひとつとってもその鎧の重厚感などなど圧倒的だった。
戦争のモブシーンもなかなか圧巻だったね。
手描きとCGうまく使い分けながら
クオリティ最大限に引き出せていたと思う。


お話的にはそんな中途半端なところでー!!
ってとこで終わってしまうからやらしい!
だからこそ続きが気になったんだが。
原作を知らなくても置いてけぼりくらうことなくスムーズに観れた。
だからきっとファンにはたまらないできになっていると思う。
早く続きを知りたい反面、
映像としてこの世界を楽しみきる選択肢もありで
本当どのタイミングで原作に手を出すべきか・・・
大いに悩みどころであるw