2010-10-16
■[Perfume] テクノポップ専門店「メカノ」がPerfumeを取り扱わない理由

テクノポップが好きであれば必ずどこかで彼の名を目にしているであろう、伝説の渋谷ディスクユニオン2号店店長であり、現在は中野ブロードウェイ内CDショップ「メカノ」*1店長である中野泰博氏。最近ではKRAFTWERKの日本盤リマスターに解説を書かれている。「メカノ」にPerfumeが置かれないのは、今となっては不思議ではないが、ブレイク前の時点では、何故扱わないのだろうと不思議だったのだが、いつもその理由を聞きそびれていた。
Perfumeファン、テクノポップファンだけでなく、音楽の流通に携わる人必読のインタビュー。POSシステムに対する考え方と、「魚屋」の例えは興味深い。
超マニアックなCD屋「メカノ」はなぜ潰れないのか
http://ascii.jp/elem/000/000/561/561848/
―音楽業界はすっかり斜陽で、CDもさっぱり売れていないんですけど、このお店、どうしてやれているんですか?
中野:僕は毎日売れているところを見ているので、CDが売れていないという実感がないんですよね。
―このご時世で不思議ですよね。
中野:不思議でしょうねえ。実はこの店、Perfumeがないんですよ。
―ほー。そらまたなんで?
中野:あれは消耗品のJ-POPだから。新譜で買取りしても、3ヵ月もすればブックオフに並んで、すぐ100円になっちゃう。それを、個人の店で、買取りでやるのは無理なんですよね。
―在庫を持った途端、価値が目減りしていくと?
中野:そうですね。それやってたら、今ごろうちは潰れています。
―じゃあ逆に、そこそこ売れないものだけをそろえていると?
中野:インディーズの基本ですけど、売れると解散するか、(質が)落ちるんですよ。でも売れないバンドは、尺度がお金じゃないんで、赤字でもやるんです。すると3年後〜4年後でも、売れたりするんですよ。
―ある意味、クラシックにも近いところがありますよね。
中野:アーカイブ的なところはあるでしょうね。あとは、私が独りでやっているから、ってところもあるんですよ。これでバイトを使って会社組織にしていたら、このジャンルでは無理ですね。上限があるので。
中野店長に「Perfumeは消耗品のJ-POP」と言われると、実に説得力がある。提供するものは消耗品でかまわないような「J-POP」マーケットというフィールドで勝負するということは、単なる音楽ファンの好き嫌いなどというレベルを遥かに超えた、「芸能ビジネス」としての商品価値こそが最優先だ。そういう事を踏まえつつ、今のPerfumeと向き合っていくのは、かつてを知るファンにとっては、とても複雑なことでもある。






























































































POSに象徴される流通システムに背を向けて、自身が面白いと思うものだけを売るというのは、自分の知識に自信があれば、誰でもやってみたいことと思います。
そういう店に存在意義があることもおおいにわかりますね。
ただ、Perfumeを消耗品のJ・POPと言ってしまうのは、安易ですね。(理解はしますが)
消耗品のJ・POPフィールドで、勝負することを選びつつ、大衆の好みと、セールスと、作品の送り手側の意識の高さの、ぎりぎりのせめぎあいこそが、今のPerfumeの面白さなので。
>とりあえずPerfumeは3か月で100円にはなりません。Love The Worldですら、いまだに500円以上します。
これは単なる例えでしょう。具体的に100円コーナーに並んでいるかどうかという話ではなく、開店以来一枚も売れていないCDをそれでも置き続けるような店とは無縁の消耗品に過ぎないと言っているだけです。
本当にスタッフや三人が如何様な考えの下、過去に活動していたのか。またそれが現在はどうなっているのか本当に知っているのですか?また何かの記事やインタビューからご自身の都合のいいものだけを都合よく曲解したのでは?
懐古主義も結構ですが、神格化すると碌なことになりませんよ。現にご自分のことを誤魔化すためにPerfumeのことをダシに使っていることに未だ持ってお気づきになられていないようですし。
いい加減置いていかれていることにお気づきを。
そりゃ満足しませんよ。そこはね。
> tkhs さん
何でこの記事でそこまで突っかかってくるのか分からないです。「かつてを知る」ってそんな大袈裟な事じゃないですよ。単にブレイク前の状況と比べたら、東京ドームを埋める規模のビジネスになってしまった今では、送り手が好きな音楽、刺激的で面白い音楽だけやっていればいいというのは通用しないだろうな、っていう程度の話は、誰でも想像はできますよね?神格化とか懐古とか、まるで逆だと思います。
J-POPに関する一般論としては、中野店長に一理あるとも言えますが、前提とする事実が違っている以上、Perfumeを扱わない理由としては説得力がありません。
インタビューのこの部分は、慧眼で知られる中野店長も、Perfumeについては見立て違いをしたのだな、と考えるのが素直な見方なんじゃないでしょうか。
結論が先にありきの、強引な文章だと思います。
でもPerfumeがJ-POPというフィールドにいる以上、いつ質的転換をはかるかわからない。自分たちで曲を作っているわけでもystkが内部プロデューサーに昇格する訳でもない。明日徳間の鶴の一声でジブリの主題歌を歌わされるかもしれないし、アミューズの偉い人の鶴の一声でテクノ卒業を言い渡されるかもしれない。桑田の曲を楽器持たされて歌わされるかもしれない。
J-POPとしてはそれが正しい商売のやり方かも知れないけど、メカノからしたらその瞬間にPerfumeは不良在庫になるわけですよね。
J-POPのフィールドにいるアーティストである以上、そうなるのが宿命である、と考えて、メカノでは扱えないと考えた、ということじゃないですかね。
まぁ、バカにもしてると思いますよw
西脇綾香という人間の強固な意志を中野さんは見誤っている。僕はそう思います。
「うちの店は〜を置かない」って
アピールは商売人として
なんか下品極まりないよね正直がっかりしました
ご商売についてのインタビューの文脈でのperfumeに関する認識ですから、prefumeの音については触れてはいませんね。そこを聞いてみたくもあります。
内容を掴んでいなくて、がっかりするよ。
中野店長がおっしゃる、
> でも売れないバンドは、尺度がお金じゃないんで、赤字でもやるんです。
の部分を最もじっくり考えればどうだろう?
Perfumeは「赤字でも継続されるユニットなのか?」という視点から、
「ビジネスとはなんぞや?」ってのをを考えれば
「Perfumeが提供しているのは消耗品」という事ですよ。
逆に「消耗品を提供する事」が「好ましくない事である」と
中野店長が言っているわけではないのです。
「メカノで取り扱う品目ではない」
「メカノで取り扱った所で、大手販売店に太刀打ち出来ない」
という事だけでしょう。
それを
> 「うちの店は〜を置かない」って
> アピールは商売人として
> なんか下品極まりないよね正直がっかりしました
そりゃあ、ちょっと違うねぇ、と。
仮に「100円」になってるわけではないとしても、
定価以下で市場に流通しているものを
「定価で販売しなければならない在庫」として、
店に抱えるリスクを考えれば、中野店長の発言は、
極めて冷静な「ビジネス」です。
「赤字でもやる」音楽=ビジネスではない商品、
それを店舗で販売するという「ビジネス」を成立させるための、
真っ当な「選択と集中」です。
「選択と集中」はビジネスの基本だと思いますよ。
そもそも中野店長が最初は音楽の幅とか商業主義批判とか大きい話だったのに、いつのまにか自分の店の経営話にシフトしたせいだと思いますけど。マクロからミニマルですよw
元記事のブクマコメとか見てるとperfume批判として捉える人がいることに驚いています。
メカノに置いてくれればいいのに。とは僕も昔思ったことがありますし
perfumeが例に出されたのはそれ以外に他意はないと思うのですよね。
過剰に煽るなら、むしろperfumeファンはメカノくらい偏った店舗に置いても不思議が無いことを喜ぶべきとすら思いますw
案の定・・(^^;
どう理屈を並べても、ファンであれ何であれこれだけ人様の怒りを買う発言をする事自体、商売人として失格でしょ