2012-02-20
■[Perfume] 井上ヨシマサが聴いて思わずビビった、Perfume「ポリリズム」@「日経エンタテインメント!」2012年03月号

http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/201203/
「日経エンタ」の女性アイドル特集号。当然のように、秋元康インタビュー「ブームを終わらせない戦略とは?」から始まるAKB系列グループ大特集。後半の「女性アイドルを作ったヒットクリエイター80人」コーナーには、井上ヨシマサのインタビューも。
井上ヨシマサ、AKB48楽曲の作家陣の中で、最も多くの曲を手掛け、なおかつヒットさせている男。「制服が邪魔をする」「大声ダイヤモンド」「10年桜」「涙サプライズ!」「RIVER」「Beginner」「Everyday、カチューシャ」などが彼の仕事だ。YMO大好きおじさん世代にとっては、1980年YMO武道館公演の前座で「TECHNOPOLIS」を手弾きした中学生グループ「コスミック・インベンション」のリードシンセ担当の彼がこんなに立派に、という感慨もあるかもしれない。もっとも、80年代から提供楽曲で何度もオリコン一位を取っているベテランクリエイターではあるのだが。
インタビューの他に、「聴いて思わずビビった3曲」として、「ポリリズム」を挙げている。
| 曲 | これ | コメント |
|---|---|---|
| 松平健 / マツケンサンバII | ![]() | こんな高度なコード進行をサビで使ってしまうなんて、と感心しました。これ、分かる人しか分からないテクニックだけど、分からない人まで良いと分からせるのが音楽なんですよね。松平さんにも作曲の宮川彬良さんにも手抜きが一切ない。簡単そうだけど、実は難しいワザがこの曲にはあります。 |
| Billy Joel / Honesty | ![]() | 「オーネスティー〜」といく、サビの前後で大胆に転調しているのに、自然に聴こえる部分に拍手喝采。このノウハウ、実はいろんな楽曲で隠れて応用しています(笑)。例えば、AKB48の「涙サプライズ」もサビで無理矢理な感じになるので、その前にこっそり転調するとか。 |
| Perfume / ポリリズム | ![]() | 僕は汗だくになって作るようなメロディーが好きなんだけど、中田ヤスタカさんは非常にドライなサウンドをループさせていて僕と対照的。だけどそこに歌を乗せて、なおかつCDとして成立させたのが凄い。きっと努力しているんだろうなあ。K-POPにもそういう要素を感じますね。 |
なお、この年代別ヒットクリエイター一覧では、筒美京平、馬飼野康二、都倉俊一、後藤次利、武部聡志、小室哲哉、つんく♂、という錚々たる面子に並んで、中田ヤスタカを「アイドルにモードを注入 テクノポップの第一人者」「テクノを効果的に使い、モードっぽさを漂わせた新しい女性アイドル像を確立した。昨年から音楽制作を手掛けるきゃりーぱみゅぱみゅが目下ブレイク中。」と紹介。「ポリリズム」については「ループ音をポップスに巧みに組み込んだ革新的な作品」と評し、Perfumeに対して温度の低い日経エンタにしては、随分と好意的な扱いになっている。
NHK-BS2「日めくりタイムトラベル」YMO特集で、前座当時について語る井上ヨシマサ。
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