2WAYS

「日本だと、『海老蔵が出てきた!』って感じになるじゃないですか。でも『役者が出てきた!』なんですよね。海外だと。それがいいと」(NHK プロフェッショナル「仕事の流儀」より)
これを聞いた時、赤西くんもそういう感覚で歌ってみたかったのかな、と思った。だからこその1人での海外公演だったのかなと。
そして次に浮かんだのはかつん5人の海外公演。ソウル1日目の公演はまさにこれでいくと「かつんが出てきた!」という公演だった。覇気のない歌にいきなり外周お散歩が始まる構成に覇気のないダンス(Dモですら「誰が真面目に踊ってるの?」と思うような)。私は拍手もスタンディングオベーションも「その日の素晴らしい公演内容」に対して「観客個人が」するべき行為と思っているので、その公演内容に対しての客席からのアクションには積極的になれなかった。でも初の海外公演、待ちに待っていた海外のファンがそんなにいて、そこまでのことをするほどで、せっかくだしチケットとって一緒に行くよって行ってくれたお友達がすごく興味持って楽しんでハマってくれたのはやっぱりとてもうれしかった。そして2日目の公演は本当にセトリ同じかって思うほどの公演だったよ。オーラスマジックだったとしても。