西町大喜 元祖富山ブラック 富山

aestiva2009-05-01

富山にもご当地ラーメンがあります。スープの黒さから『富山ブラック』と呼ばれ、その元祖である大喜に行って来ました。
中華そばのメニューは小、大、特大があり、デフォルトでチャーシュー麺なのです。写真は小なのですが、チャーシュー、メンマ、ねぎがてんこ盛りで、その上に黒こしょうがたっぷりかかっています。ワイルドな男のラーメンといった印象です。
まず、とてもしょっぱいのです。というのも、大喜のコンセプトはあくまで白いごはんのおかずとしてのラーメンだからです。チャーシューとメンマをごはんと一緒に食べたくなりました。疲れているときにはたまらない味だと思います。不思議とまた食べたくなる味でした。お腹をすかせて、ごはん、生たまごも一緒に食べたいですね。
下記は店にあったしおりに書かれていたものです。

こだわり 大喜のチャーシュー麺
創業昭和二十二年味の秘訣は高橋青幹氏(オヤっさん)秘伝のタレにあり。オヤっさん由来の頑固なこだわりは今日も皆を喜ばせる。富山のラーメンは大喜の歴史そのものである。
半世紀以上昔、ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、 オヤっさん(創業者 高橋 青幹)は濃い味付けでチャーシューのたっぷり入った、「よく噛んで」食べるおかずの中華そばを考え出した。昭和二十二年、終戦後のことである。噂に噂を呼び、富山祭りには千人もの行列をつくったこともあった。じいちゃんから、どうちゃん、孫へと、今や三世代にわたり親しまれている大喜。富山県民ならば知らない者はいない。これも、流行に左右されないこだわりの味を頑固に守ってきたからだと自負している。
一 麺 硬めストレート太麺
二 スープ <元祖富山ブラック>濃い口しょうゆ味スープ
三 具 塩っ辛いメンマ
チャーシューは手切り、秘伝のしょう油ダレ荒切ネギ・荒引き黒コショウ

★必読★美味しい召し上がり方
三位一体 「まず」 混ぜよ!
まず先に、麺、チャーシュー、メンマをスープの中で混ぜるべし。全ての具をスープに馴染ませることで、大喜の味が出来上がるのだ。これ常識なり。そして同時に口の中へ運び入れ、食べ終わる頃、より一層おいしさが増す。こうして、急がずじっくりと大喜の歴史を存分に味わっていただきたい。

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