2008-02-02 (Sat)
集まれ「火消しの味方」元特撮ヒーロー・ヒロインが一役-読売新聞
テレビの特撮番組でヒーロー・ヒロイン役を演じた若手俳優2人が、消防団のビデオやポスターに登場、PRに一役買っている。消防団員の数は毎年減り続け、40歳以上が4割を占めるなど高齢化も進む。2人を起用した総務省消防庁は「地域の安全を守る消防団のイメージにぴったり。若い人たちに興味を持ってもらい、団員増加につなげたい」と、“正義の味方”に期待を込める。
啓発ビデオに起用されたのは、「仮面ライダーアギト」に主演した賀集(かしゅう)利樹さん(29)。団員募集を図るポスターは、「魔法戦隊マジレンジャー」で主人公の一人、マジブルーを演じた甲斐麻美さん(21)。消防庁はビデオ約8500本、ポスター約51万枚を作成し、先月、全国の自治体や消防本部に配布した。
消防団員は1952年に全国で209万人いたが、昨年は約89万人と、初めて90万人を割った。少子高齢化や過疎化などの影響で、かつて中心的な担い手だった20〜30歳代の落ち込みが大きいという。
このため、消防庁はこうした世代へのアピールを狙い、その世代の子どもたちに人気がある特撮番組に着目した。賀集さんはビデオの中で消防団に興味を持つ青年を演じ、甲斐さんは消防団の制服姿でモデルを務めた。「正義の味方を演じただけに、さわやか」「制服姿が様になっている」など反応は上々という。
2人は先月28日、消防庁などが東京都内で開いた入団促進イベントにも参加。「精いっぱいPRしていきたい」(甲斐さん)、「愛する街のために消防団は必要」(賀集さん)とあいさつし、会場を盛り上げた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080202-OYT1T00401.htm?from=navr