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11-03-2011

地震のニュースに驚き、心配することしか出来ない

ニュースを追ったり知人の無事を見つけたりしているけどなにもできない

日本人同士で心配だ、心配だと言い合って、一緒に黙ってニュースを見ている

そんなことしかできない

08-03-2011

【無印良品・炒めごはんの素】とイタリア米のおいしい関係

| 23:22

日本米は高い。

ちょっと手が出せないので、『欧州コシヒカリ』だとか『カリフォルニア産日本米』だとかを日本食材屋で手に入れる。はじめはそれらの中で一番安い「錦(21CHF/5kg)」を買っていたのだがおいしくないのに業を煮やし、「玉錦(31CHF/5kg)」や「ゆめにしき(32CHF/5kg)」に移行してしまった。その代わり、たとえばカレーライスなど、あまりごはんの質が気にならない料理には安いコメを使おうと、リゾット米を買ってはあった。・・・のだが、日本米のように炊くとべしゃっとする・香りがない(若しくは香りが違う)というわけでおいしく食べられたことがなく使いあぐねていた。

一方、日本に一時帰国したときに友人に勧められて買った、無印良品『炒めごはんの素』。スイスではアジア料理屋はメジャーではなく、なにしろ高いとボヤいたら、安くておいしいよ、と教えてくれたものだ。これまた、こちらに持って来てみると私の生活スタイルでは「冷やごはんが残っている」という状況があまりなく、使えていなかった。

さて食材片付けプロジェクトを始動させているこの頃。ちょっと待てよと思い、どうせ冷やごはんを炒めるのなら、ピラフにしてしまえばよいのではないかと思い至った。炊くと崩れてしまうようなイタリア米にはかえって調理法が合うだろうとやってみたら、うまくいった。

以下メモ。

  1. 米(カップ1)は洗ってざるに開けておく。
  2. 玉ねぎ(半分、みじん切り)をオリーブオイル(大匙1/2?)で熱し、リゾット米を加えて米が透明になるまで炒める。
  3. 白ワイン(大匙1?)と「炒めごはんの素」を入れ、水(大匙1?)を加えて蓋をして弱火で煮る。
  4. みじん切りのパプリカを加え、水気がなくなるまで炒めてできあがり。

使った炒めごはんの素は「タイ風バジル味」である。

無印良品のサイトで確認したが現在では売られていない商品のようだ。つまり、賞味期限がとっくに過ぎていたことを白状しておこう。

シリーズとしては健在であり、ナシゴレンやピラフやパエリアなど、同様に調理できると思われる。

22-12-2010

Béjart Ballet

| 21:05

ローザンヌに本拠地を置くBéjart Ballet Lausanneの定期公演を観て来た。

日本でもドキュメンタリー映画が公開されたり、11月には巡業に来たりしていたので知名度もあがっているのではなかろうか。ローザンヌバレエ団といっても、ここでの公演は多くはなく、定期公演が年に2回行われるのみで、いつかと思いながら2年過ぎてしまっていた。観に行けて良かった。

Béjartバレエの特徴は詳しい方々に譲るとして(バレエ団所属の日本人ダンサーのおひとりはブログをやっていらっしゃるそうですし)素人なりの感想を色褪せないうちに綴っておこう。

パンフレットをせっかく購入したのに、友人に預けて忘れてしまって今手元にないので、内容はわたしが感じたままを。

 

クラシカルなバレエの基本的な動きの組み合わせを、ストーリー重視で演出したようなショーであった。舞台装置はいたってシンプルで、衣装も身体にぴたりとしているか、軟らかい素材で動きによく沿うもの。動きが美しいのと、ひとつひとつのシーンが面白くて飽きさせない。

Dionysosという演目は、収穫の祭り。後半では和太鼓の曲を使っていた。太鼓だけではどこのリズムかわからなかったのが、掛け声が入って日本のだとわかった。太鼓のリズムにバレエの舞いは目新しい。そう感じたのは、私自身の日本的な太鼓への先入観があるからだろう。(そういえば練習場には剣道の武具がおいてあるのを見かけた。Béjart氏の日本への興味とはどのようなものだったのだろう)

男性がチュチュをはき、それでいて男女で踊るので、女性ダンサーも結構な運動量のようだった。男性がチュチュをはいてたって構わないといえば構わないのだけど、いくつかの動きでは少しぎょっとする。

Aliziam O-Estという演目では語りが入った(これくらいのフランス語理解しないと・・・)。前半はいろんなタイプのひとびとの生活のダンス。後半は、男性たちだけのお祭り。紅い、モンゴル相撲の衣装のようなズボンをはいたダンサーが、太鼓の曲にのせてソロや少数の群舞を見せる。順繰りに見せるあいだ仲間は車座になって手を叩きながら掛け声をかけるのだが、前から3列目という近くで見上げていたせいもあって自分でも声を掛けそうになるくらい、熱気に浮かされる。

 

Syncopeという題目は精神病棟で夢と現実を行き来するような話。ショパンワルツ第3番のほかはオリジナルなのか、サウンドトラックが販売されていた。仕掛け椅子を使ったり、ダンサーが衣装を変えたりと演出が凝っていた。

中盤〜後半に出てきた人形は、膨らんだ白いドレスの内の脚の動きを全く感じさせなくて、飛躍するが『すべてがFになる』の人形の動きはこんなかんじではなかろうかなどと思いながら見ていた。

それにしても、ダンサーの髪がみな濃い色だったのはもともとだろうか、それともそこまで演出なのか。

 

 

近くでみると、演者と眼が合うような気がするのがおもしろい。

公演中ではお客さんから笑いも出たり、先日行われた練習場のpublic openは悪天候にもかかわらず盛況だったりして、地域との関係性も深い感じがするのがまたよい。定期公演は必ず見たい、そんなことを感じさせるバレエ団だ。

 
次のローザンヌ公演は6月5・6日らしいです。わたしはその時までここにいるか、際どいところ。

 

 

Béjart Ballet Lausanne http://www.bejart.ch/

2010. December. -18, 19, 21, 22, 23 /Lausanne  

Dionysos (suite) de M. Bejart

Syncope de G. Roman

Aliziam O-Est de Kabar-Louaet

30-06-2010

レマン湖畔案内ツアー、3日目

| 01:53

題してワイン飲んだくれの1日。


世界遺産の町でワインを買う〜試飲三昧>

レマン湖畔、北斜面に棚田状に広がるブドウ畑がユネスコ自然遺産に指定されているのをご存知だろうか。ワインの生産なんと1000年以上の古い歴史を持つこの地区は、3つの太陽《太陽・太陽光を反射する湖・熱を蓄積する石垣》によってブドウ栽培むきの温暖な条件を保てるのだそうである。このLavaux地区で生産されるブドウの主流はシャスラ種。この品種は生食もできるためフランスでは二流と敬遠されてしまうそうだが、さっぱりとして甘い、気軽にくいくい飲める美味しいワインが作られるのだ。

夏の始まり、ブドウは太陽の恩恵を受けて生い茂る。ワイナリーでは、ブドウの生育を見守りワイン仕込みの準備をしながら顧客の獲得にも精を出す。夏休みでもあるこの時期、Veveyのマーケットではワイナリーによる試飲イベントが毎週開かれているとか。


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半日ワイン畑観光を公共交通手段を利用して行うということでこんなルートを組んでみた。

まず湖畔を電車でVeveyまでゆき、同じ駅から出ているワイン電車に乗ってChexbresに行く。ワイン畑と村をつなぐ道を適当に下ってローカル線の駅に出れば、自在に移動可能だ。


ワイン電車はゆっくり走ってくれればもっと散歩気分が楽しめるところだが、まあ直行でワイン村のど真ん中に連れて行ってもらえるということでよしとしたい。(写真は2年前の9月、Vevey駅にて)


世界遺産の中を歩こう。

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まだ小さい実を見ながらも、昨年の8月も後半に訪れたブドウ畑ではきれいなブドウの房が美味しそうだったのを思い出す。


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Lavauxにはこんな村が点在している。空と湖の青、ブドウ畑の緑の中に映える、瓦のやわらかい赤のコントラストが美しい。

中世の建物がそのまま使われているかのような村はとても静かだ。

それもそのはず、私たちが散歩した日は水曜。平日である。ワイン農家は働いているのだ。ワイナリーを訪れるなら週末か、せめて金曜が良い。


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音と人の気配にとある蔵を覗き込むと、人のよさそうなおじさんと目が合った。今日は閉まっているの?と仏語で聞くと蔵を開けてあげるからおいで、と招かれた。ラッキー。(写真はK


蔵のエントランスルームは昔ながらのワイン絞り機をディスプレイしてあり、仄暗く涼しい。シャスラの白、ソーヴィニヨンの白、ガメイのロゼを気前良く開けながら説明し試飲させてくれると、作業もあるのだろう、すぐに戻ってくるからね、とたびたび出ていく。暑いなかの散歩の後で飲んだワインでややくらりとしながらぽけっと待つ。却って気遣いしなくて楽。


ワインは重いのでそんなに買えない。たった3人の客に試飲のために3本開け6本売った(誰が何本かはご想像におまかせ)売り上げ85フランは、仕事の合間に蔵を開けるのにペイしただろうか。親切なあるじに感謝である。



<レマン湖クルーズランチ〜もちろん地元ワインをどうぞ>

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ブドウ畑と湖の間を走るローカル線ローザンヌに戻り、次に目指すはOuchyだ。ここで3人目の同行者MaYと合流し、彼女の訪問先の方とともにクルーズランチ、という優雅な計画である。


このクルーズは、ローザンヌの港町Ouchyだと12h20に出航し、フランスになる対岸で2箇所ばかり寄航しつつ(驚いたことにひとつはスイス領であった)、反時計回りにレマン湖東端をかすめ、Chillon城、Montreux、Veveyなどに停泊しながら戻ってくる3時間の行程である。(以下、写真は2008年9月のもの)


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湖から少々距離をおいて眺めるブドウ畑は、電車からとはまた違った印象になる。

丁度わたしたちが散歩したChexbres->St. Saphorinのあたりはこんな眺めだ。


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灰色は石の壁、段々畑ブドウは緑。赤い屋根の村は小さい集落で、次々に現れては通り過ぎていく。


レマン湖の航路には速さに主眼をおいたNavybusという船もあり、これでも湖からブドウ畑を眺めることはできるのだが、天気がよく時間が許すなら遊覧船を利用したい。

コースは前菜・メイン・デザートのプリフィックスで55CHFくらい、味はスイス標準なので安くはないが、ゆっくり食べても航路の半分、ちゃんと眺める時間があるのは観光コースとしてよいと思う。



<軽めの夕飯にやっぱりワイン

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昨日のMontreuxで見つけたちょっとおもしろワイン。(写真はまたまたK)Wallis州はVisp近郊(Visperterminen)で生産される甘い白ワインだ。ブドウの名前はHeida、標高1000mで育てられている種である。スイス人と一緒の食事で頂いたのがこのワインを知った初めだったが、甘さにびっくりしたのと、意外にもその甘さがチーズフォンデュと合っていたのが印象的だった。


今までスーパーと、酒屋で1本ずつ見かけたので両方試してみたが、どうも最初に飲んだのと味が大分異なる気がする。生産量が少ないならばそれほど味がばらつくとも考えにくいのだけれど・・・まだ、どのワイナリーがよいとかいつのものがおいしかったとか詳細を知るほどには経験不足。

それより、まずは食事にあわせたワインを用意できるようになりたいもの。逆でもいいけど。


スイス白ワインは酔いが回りにくい気がする。口当たりもよいので水のように飲めてしまう。上善水如、とは老子の言葉をもじった日本酒だけれど。手頃価格で手に入るのもそんな飲み方を可能にしてしまう理由だ。

ついでにいえばスイスワインがあまり知られていないのは、ごくわずかしか輸出されないからだろう。生産量の実に99%を自国で消費するのだそうだ。意外に飲ん兵衛なスイス人。実直なイメージとそぐわない。それともまじめな顔をして飲むのだろうか。


ま、わたしは是幸いに飲んでいるわけで、文句なんてありませんとも。

29-06-2010

レマン湖畔案内ツアー、2日目

| 01:14

学生時代(それも中学生の頃!)からの友人達と同行する、まるで遠足か合宿のような今回の旅は長距離移動が後半に控えている。というわけでローザンヌでは近場をご案内。その代表といえば、ここだ。


<Gruyères, グリュイエール>

日本でもおなじみのチーズの産地。その素の姿はというと、湖からひとつ山を越えた内陸に位置し、氷河で削られた2つ頂の特徴的な山を背にした小高い丘にある、小さなお城を抱えた中世の小さな小さな村である。

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以降、写真は2年前の同じ日のもの。


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村の中。両脇の家々は土産物屋かホテル。ホテルは大抵レストランも経営しており、村中チーズのにおいである。


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12世紀くらいには作られ始めたという、古い城。増築を繰り返し、城内は込み入った造りになっている。40室以上もある部屋をほぼくまなく見せてくれるのでかなり遊べる。城の歴史を説明してくれるフィルム(日本語あり)は結構おもしろいので、せっかくならば見ることをオススメする。写真は城の裏側。花壇がきれいに作られているのが美しい。・・・が芝生に寝転んだりするのも自由な、のんびりした雰囲気。


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あくまでものどか。


ローザンヌからの行き方は2通り、行きと帰りに異なる路線を使ってぐるっと巡ってくると、異なった風景が楽しめる。私のお気に入りは行きにPalézieux経由にして乗換駅の目の前のチョコレート屋に寄り、帰りをMontbovon->Montreux経由にするものだ。こうすれば帰りの時間次第でMontreuxあるいはVeveyに寄ることもできる。

Parking Gare de Lausanne SA から グリュイエール スイス - Google マップ

Gruyères, Suisse から モントルー スイス - Google マップ

下見がてら友人と初めて訪れたのはこちらに着いてすぐのこと。それからもう何度お客さんを案内しただろう。



移動が少々手間ではあるが、BrocにあるCailler社のチョコレート工場に行くのもあり。

28-06-2010

レマン湖畔案内ツアー、1日目

| 02:51

今回のお客さんは東京のMYとメキシコのKN。パリ同窓会に合わせてスイスに寄ってくれることになった。

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天気は晴れているもののなんとなく霞がかっている。湖の向こうが見えない。気温が高く、湿度もあるようだ。これは「数日来の好天で雲ができる」パターンだな。雨が降らないといいけれど。


<待ち合わせ; ジュネーヴ空港>

K「ターミナルわかんないんだけど・・・」

I「ひとつだから大丈夫。出口もひとつだからね、預け荷物を受け取って出たとこで待っていて!」

これで通じます。今回はなんと1時間差でわたしも飛行機で到着する、という待ち合わせ方だったが、無事にNと合流。


<待ち合わせ; ローザンヌ駅>

M「改札にいればいいかな?」

I「(改札ってないんだよな・・・)メインエントランスに来て!」

メインエントランスはわかってもらえたのだが、我々がそこにいなかったので心配をさせてしまった。ごめん、M。


<捜索願い>

それというのも、ホスト自らとんでもない余計なミッションを発生させてしまったから。

「あれ、そういえば手荷物・・・?しまった、忘れた」「ええ!?どこに」「電車の網棚・・・上げてそれっきり」

駅員に教わって行った先は、スイスお得意の荷物の配達サービス。なんと忘れ物も対応しているらしい。ここで登録するなら50CHF、自分でネットで登録すればタダよー、と係員。ずいぶん高いけど・・・家の鍵やら銀行のカードまで入っているので一刻も早く見つけたいとお願いする。不承不承、といった様子で手続きを進める彼女。

電車、乗っていた車両(2等、進行方向前のほう、網棚の上)、荷物の特徴(白いバッグ、小さい亀のパターン柄)、内容物(ラップトップ、ポーチ、財布・・・)、連絡先などを一通り登録し、

「じゃ、見つかったら電話するから。あれば、3日後以降にこの駅に届くからね」

えぇっ、いま確かめてくれるんじゃないの?!東京なら朝の中央線ですら、「ただいまお客様のお忘れ物の確認をしておりますー」とかいって止まるのに!終点で確認するのみらしい。終点はローザンヌから2時間半のルツェルン。それまでにベルンやらビエールやら、5分停止する駅がいくらもあるから探せるだろうに・・・。ああなんてスイス流。ゆっくりとでも、やることはやってくれるので信用するしかない。


<市内観光>

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遅めの昼食をCafe de Grancyで。ローザンヌで一番人気のカフェ。メニューは牛肉のタルタルなど、フランス風。店の雰囲気もそんなかんじ。おいしいが混むのが難点。週末だと予約がないと入れない。カフェで予約って。


スーパーですら19時で閉まるヨーロッパの街では、せっかく陽が長くても油断をしてはいけない。お店の開いているうちに目抜き通りを案内し、夕飯の材料を買って、買い物袋を持ち歩いて坂の町をすたこら歩く。観光客が多い。

港へ行くとW杯のpublic viewingをやっていた。ブラジル対チリ。なかなかの熱気である。楽しいけど、タバコはちょっと困り物。混雑してるところでは控えて欲しいのだが。


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夕飯は自宅でラクレットとpapet vaudois。Papetとは粘土といったような語、vaudoisはVaud州の、という形容詞で、saucisson vaudois(ヴォー州風ソーセージ;キャベツ入りソーセージ(saucisse aux choux)ともいう)を、ポロ葱と一緒に調理するだけのお手軽郷土料理。写真はK。

いま一度レシピを調べてみたら、ネギだけでなくじゃが芋も入れ、白ワインとクリームを加えると書いてあるけど入れずにソーセージの味だけで食べてもかえっておいしい気がする。


ついでに家に入るにあったっては、無事にコンシェルジュに鍵を開けてもらえた。去年代わったコンシェルジュの、奥さんとまともに話すのは実は初めてである(旦那はよく見かけるが彼女にはボンジュールすら言ったことがない)。IDカードを見せるかとりあえず入れてもらってから契約書を出してきて確認するかくらい覚悟していたが、「すみません、2階の21号室ですけど、(鍵を回すジェスチャー)がなくて・・・」という仏語もどきだけでスペアキーを出してきてくれた挙句、「この鍵もいる?」いやいやスペアを2組もらってあるからダイジョウブです、というあっけなさであった。ありがたいような、なんだか却って心配なような。


山が見えないのが残念なものの、果樹の緑色は鮮やかだ。そんな夏の入り口。メキシコに引っ越して8ヶ月のKは「緑がキレイねー!」と喜んでくれた。

09-04-2010

デジタルカメラの選び方

| 00:55

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海外で一人暮らしをするにあたって手に入れた、自分用のデジタルカメラ。2008年4月からわたしの手元にあるそれは大切な相棒である・・・はずなのだが、いや愛用していたがゆえに、扱いが粗雑になってしまった。

アテネアクロポリスの丘で、同行の友人に声を掛けられた拍子に、手に持っていたカメラを大理石の上にすっこーんと落としてしまったのが極めつけ。ああっ 精密機器だった!としっかり抱えていなかったのを反省したが後の祭り。レンズが出てこなくなってしまって起動できない。おそらくはわずかな接触の問題だろうから、修理に期待しているとはいえ、NIKON製品、修理は日本でやるしかない。


タイミングの悪いことにすぐにプラハ行きが控えている。言いようもなく美しいから是非訪れるべしと言われているプラハデジカメなしなんて!幸い、日本からの友人と同行するスケジュールなのでデジカメ購入をお願いすることにした。買ってもいいから機種を選べとのお達し。ごもっとも。現品を触らずに決めるのはポリシーではない・・・などと言っていられない。

それにしても、である。カメラの種類のなんと多いことか!まず選択基準を作るのに困惑してしまう。結局、価格コムで値段からのカテゴライズをして、クチコミや評価を読んで想像するしかないのだが、そんなときにもうひとつイメージをくれたのがこちらのサイト。

Imaging Resource "Comparometer" ™ Digital Camera Image Comparison Page

また、4travel カメラ機種別ごとに見る旅行写真というのも、ダイレクトな比較はできないながら参考になった。


散々迷った挙句に選んだのは、知って以来使ってみたいと思っていたCyber-shotのスイングパノラマ機能。予算と期待値の兼ね合いで選んだのはWX1。夜景撮影をウリにしているのが多少気になるが、強力な画像処理エンジンはスイングパノラマにうれしい。きっとどこまでもワイドなスイスで役に立ってくれるに違いない。

SONY デジタルカメラ Cybershot WX1 (1020万画素/光学x5/デジタルx10/ゴールド) DSC-WX1/N

SONY デジタルカメラ Cybershot WX1 (1020万画素/光学x5/デジタルx10/ゴールド) DSC-WX1/N

25-03-2010

【キムチ風浅漬け】

| 20:55

友人のブログで「キムチを漬けた」という記事を見てからというもの、自家製キムチの願望が頭から離れない。白菜が余ったのを機にえい!とトライしてみた。件の友人から粉唐辛子を頂いたのみならずレシピと彼女のテクニックまでちゃんと教えてもらったものの、やっぱりいきなり我流。材料がないものは、ないのだ。


〈材料〉 というか、入れたもの。

  • *粉唐辛子 韓国料理用、日本産 1/4 カップ
  • *にんにく スイスサイズ 2株 ※すりおろす
  • *生姜   1片 (親指大?) ※すりおろしたが、千切りでよさそう。
  • りんご  スイスサイズ 1個 ※すりおろす
  • *はちみつ 仏産 大匙 3/4 ※甘かったので大匙 1/2くらいでよさそう?
  • オイスターオイル? 小匙 1程度 ※元レシピではナムプラー大匙3/4。おっかなびっくり「鮮」味を足す。
  • ちりめん山椒 大匙 2程度 ※元レシピではアミの塩辛など。
  • すりごま 日本産 大匙 2.5 ※元レシピではいりごま。こちらのひらっぺたいゴマは、香りを出すには炒った方がいいか?
  • *塩 ※元レシピにはないが、塩分が含まれている調味料がないため加えた方がひきしまりそう。


  • にんじん スイスサイズ、1本 ※千切りにしたが、薄切りでよさそう。
  • だいこん 1/4本 ※薄切りでよい。
  • はくさい 1わ (とても小さいもの。200 gくらいか)
  • 乾燥アサツキ
  • 乾燥わかめ
  • 松の実 25 g ※これほどなくてよい


〈作り方〉

  • ばんばん準備して混ぜるだけ。


唐辛子だけではツンツンした辛味になってしまう。味のバランスの決め手はにんにくだ。漬け込むために、にんにくだけは手を抜かずに皮をむいてすりおろそう。もともと発酵食品なので酸味も重要な味質だ。フードプロセッサを設置するつもりはない(手に入れるとしたらバーミックスタイプ)ので、すりおろし作業はできるだけ省きたい。りんごが酸味だとしたら、レモン汁あたりで代用が効くか。どうにも困るのが魚介系のうま味。魚醤に頼るしかないが、さすがに魚醤はどれを買えばいいのかわからない。

必須と思われる味の出所にスターを配置してみた(唐辛子すりおろし大蒜生姜蜂蜜)。これらに以下を加える。

  • *魚介系のうま味(なんとかあるもので。じゃこや煮干し? 鰹出汁は和風なので避けた)
  • *りんごやだいこんの酸味(だいこんやかぶをすりおろすか、レモン汁で代用するか、いっそのこと酢か)
  • *にらやねぎの辛味(ciboulette<浅葱>では生でも物足りなさそう。コリアンダーパウダーは?クミンアニスの実?)

・・・まだまだ研究の余地ありだがこれがキムチの元になりそう。お好みの野菜を漬け込めばよい。白菜、もやし、きゅうりなど。葉物は余ったら軒並み入れられるだろう。ついでにフェンネルやチコリを加えると面白そう。

はるさめを戻してキムチに和えるだけで、もう満足。


気付いていたことではあるが、ニラやネギやニンニクの芽のような辛くて臭みのある野菜はこちらでは使わない(poireau<ポロ葱>は甘くなるタイプの葱だ)。アルファルファのようなスプラウトはあっても辛いカイワレはない。一方、セロリのような刺激の野菜は多い。Chou-rave<コールラビ>、fenoil<フェンネルの根元>、根セロリなど。

研究所では、『東洋のスパイスの利用』といったプロジェクトも動いているのではあるが、果たしてどこまで期待し理解してもらえるのだろう。PMはレバノン出身の若い女性なので、いわゆる西ヨーロッパよりは厚みのある食文化を知っているかもしれない。