デジタルカメラの選び方


海外で一人暮らしをするにあたって手に入れた、自分用のデジタルカメラ。2008年4月からわたしの手元にあるそれは大切な相棒である・・・はずなのだが、いや愛用していたがゆえに、扱いが粗雑になってしまった。
アテネアクロポリスの丘で、同行の友人に声を掛けられた拍子に、手に持っていたカメラを大理石の上にすっこーんと落としてしまったのが極めつけ。ああっ 精密機器だった!としっかり抱えていなかったのを反省したが後の祭り。レンズが出てこなくなってしまって起動できない。おそらくはわずかな接触の問題だろうから、修理に期待しているとはいえ、NIKON製品、修理は日本でやるしかない。


タイミングの悪いことにすぐにプラハ行きが控えている。言いようもなく美しいから是非訪れるべしと言われているプラハにデジカメなしなんて!幸い、日本からの友人と同行するスケジュールなのでデジカメ購入をお願いすることにした。買ってもいいから機種を選べとのお達し。ごもっとも。現品を触らずに決めるのはポリシーではない・・・などと言っていられない。
それにしても、である。カメラの種類のなんと多いことか!まず選択基準を作るのに困惑してしまう。結局、価格コムで値段からのカテゴライズをして、クチコミや評価を読んで想像するしかないのだが、そんなときにもうひとつイメージをくれたのがこちらのサイト。
Imaging Resource "Comparometer" ™ Digital Camera Image Comparison Page
また、4travel カメラ機種別ごとに見る旅行写真というのも、ダイレクトな比較はできないながら参考になった。

散々迷った挙句に選んだのは、知って以来使ってみたいと思っていたCyber-shotのスイングパノラマ機能。予算と期待値の兼ね合いで選んだのはWX1。夜景撮影をウリにしているのが多少気になるが、強力な画像処理エンジンはスイングパノラマにうれしい。きっとどこまでもワイドなスイスで役に立ってくれるに違いない。