Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

読書感想文 『3月のライオン』5巻 羽海野チカ を読んだ

 いらっしゃいませ。


 ・・・いや、干し椎茸をつけてみたんです・・・。

あ、分かってます、出しません、出しません・・・。見なかったことに・・・。





 彼は過日、羽海野チカ氏の漫画、『3月のライオン』の第5巻を、読了したらしい。今回はそれについての感想とか何とかかんとかを書いてみたいそうだ。

それにしてもまた漫画か・・・。





森見登美彦氏も楽しみに待っていた『3月のライオン』の新刊です。どうですか!?」




何がどうかさっぱり分からないが。




「やはり流行り物には、いち早く飛びつかねば」



元町駅限定ポスター)



ああ、そう・・・。

まあ、内容的なものとか書いてみるかね。もちろんネタバレ注意報発令ということで。






「何せ完結していないのでアレですが・・・。


高校生プロ棋士の“桐山 零”は、小学生時代に両親と妹を事故でなくし、孤独な少年時代を送っていた。将棋の才能を持っていた彼は、父の友人のプロ棋士に弟子入りし、中学生でプロ棋士の資格を取る。プロ棋士として独立した生活を送り、誰からも支援を受けず一人で生きていこうとしていたが、高校に入学して失ったいた人間らしい生活を逃げずに取り戻そうとするのだが・・・。」





良く分からん書き方だなあ。





「まだまだ続いていく作品なので、ストーリーもまとめにくいのです」





ふむ。





「将棋はプロでも、桐山君は元々非コミュのヒッキー。しかも一年遅れでの高校入学と、なかなか高校生活に溶け込めません。一年生の間も孤独にすごし、新学期新しいクラスにもなじめず・・・。そんな桐山君に手をさしのべたのは一年生の時の担任・林田先生。林田先生の尽力により、潰れてしまいそうな“放課後理科クラブ”に入部し(正確には桐山君が作ることになった将棋部と合併した“放課後将棋科学部”)、少し高校生らしい生活が出来るようになった。さて、そんな桐山君が懇意にしている和菓子屋の一家の次女、ひなちゃんが、学校でいじめの標的になっていると分かる」






ほう。





「愛されキャラのひなちゃんが、いじめにあっているという内容に、一読者としておろおろしてしまう」




ふむ。





「一度いじめられ始めたら、その泥沼からは簡単に抜けられないし、誰も救ってなんかくれない。ひなちゃん、どうなってしまうんだっ」





はあ。





「この将棋漫画は、主人公が完全無欠の天才とかではなくて、確かに中学生でプロになった“神童”ではあるけれど、高校生らしい孤独やなんかとの戦いを等身大で乗り越えていって成長していく感じが良い」






ふむ。





「また、恐らく作者である羽海野氏が将棋にそれほど詳しくなかったんだろう、全くの素人にも分かるように将棋界を書いており、しっかり取材してるなあという感じにも好感が持てる」






ふむふむ。






「かなり過酷な少年時代を送った桐山君だが、ひねくれずにちゃんと育っているなあと思う。ちょっと暗いけど」





ほう。





「あと、今回は、島田プロがちょっと元気になっていて良かった」





で?




「以上」





小学生以下の文章だな!

まあ良い・・。手抜きは自分自身に返ってくると思うように。


今回はこんな感じで終わる。