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2009-01-08 具体的、プロセス重視の親の心はライフスキルから

具体的、プロセス重視の親の心はライフスキルから

じぶんぢから再生プロジェクト ゲンキポリタン

株式会社マートワン

ブログライフスキルで自分を動かす」は、じぶんぢから再生プロジェクト ゲンキポリタンの重要なポジションにあります。モチベーションを高める上で欠かせないことはもちろん、リーダーシップを育む上で重要な役割を果たしています。「ライフスキル」IQ以上に貢献します。「ライフスキル」生きる力であり、技術です。

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具体的、プロセス重視の親の心はライフスキルから

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ライフスキルが成熟している励ましのできる人の態度のひとつに、具体的かつプロセス重視な特長があげられます。


励ましのできない人が抽象的、結果重視であるのと正反対の態度です。

これは励ましのできる人が未来に向かった目的志向であるのに対して、励ましが苦手な人が過去を向いた原因志向であることと関係しています。


ライフスキルが未熟な励ましのできない人は、「ごもっとも、しかし、もし」の構文をよく使い、原因志向、抽象的、結果オーライを好みます。

劣等感から失敗を恐れ、目標達成よりも、自分から目的を遠ざけることで自分を守ろうするからです。

また、自分の意のままになる部下を好み、部下を自分の代弁者のように扱い部下側に立ったような発言や態度で、カモフラージュして、現状の改善を試みようとしません。



目的志向というのは、「目的」という未来に向かっていることから「どうすればできるか」をいつも考えています。

「どうすればできるか」とは、作戦を考えるようなものです。

そして具体的でなければ行動はできないことから、目標にたどりつく具体的なプロセスが重要と考えます。

プロセスを間違えると、目標に辿り着けないことを痛いほど知っていますので、プロセスに強い関心を示します。


結果はもちろん大事ですが、同じことを何度やってもできるかどうか、誰がやってもできるかどうかも大切なことです。
その点からもプロセスが大切と考えます。

また結果が良くても、プロセスに誤りがあると関連する因果要因に支障が発生することもあります。結果オーライとせずに、具体的かつプロセスを重視します。

次の図は、累積努力と累積成果を示したグラフ「努力の感じ方と現実のズレ」でご説明した2つの図を組み合わせたもので、努力と成果のギャップの大きさが分かります。

f:id:aip2008:20081030225608j:image


努力から感じる成果と実際の成果で結ばれた範囲がギャップです。

誰しも結果が気になり、早く求めますが、努力をしても思うような成果がでない期間があります。

結果が出ていないと誰でも不安になるものですが、我慢する力が弱いと成果を感じない苛立ちから努力をやめてしまいます。
モチベーションを引きだせる人なら、努力に比較して成果がついていかない期間に共感を示します。
結果はプロセス次第、プロセスをしっかりしていくことが大切だと知っているので、親の心からの厳しさとやさしさの視線で自分や周りの人を支えます。


結果だけを観ている原因志向の人とプロセス重視の人はここで違いが生じます。

どうしたらいいのかを考えて、手を打っているプロセス重視の人は、原因志向の人より、配慮が細部にまで及ぶので、気になるポイントが増えます。

配慮が細部にまで及ぶのと、細部にこだわるのは似ているので注意が必要です。

大局から観ているのが細部にまで配慮を行き届かせるひと、細部にこだわるのが自分の価値観、論理に固執しているひとです。
前者が森を見て木を見ているひと、後者が木を見て森を見ずのひと。

それほど違いがあります。



目的志向のひとは注目するポイントが多い分、準備もフォローも量的に増えるので、すぐにはできないという認識から、ロスを防ぐ重要性も認識します。
ロスを防ぐために用意周到さが増し、自分や回りの人に対して粘り強く接するようになります。
難易度を感じるほどにマネジメントする意識が高まり、マネジメントに力を入れるのが必然となります。

取り組むほどにいろんな要素が相互依存の形で入り組んでいるのが分かるようになってきます。
分かるほどに、すぐに目標に到達できないことを知ることから、貴重な資源である時間のロスが気なり、同時にプロセスをコツコツ歩むことの大切さ、何でもなさそうな小さなひとつひとつを確実に仕上げる重要さが分かるので、共感する力が身についていきます。

そこで励ます機会が増え、質的にも深まります。
つまり真摯に聴く姿勢が強まり、これこそがコーチングなのですが、指示と気づきを融合した形で与えることができるようになります。

それは必然であり自然です。

ひととひと、ひとと行動、行動と行動など、マネジメントの傘下にあるすべてに強い一体感が生じます。

思うようにならず苛立つことが少なくなり、逆に思うようにするための準備、励ますことが増えます。
ロスへの怖れが強まると念入りな先手先手の行動が増えるのです。


ロスを減らすためには、確実さを求めますので、PLAN〜DO〜CHECK〜ACTIONの循環速度が早くなりCHECKを機会に最適な行動を求め続け、行動の質を低下させる阻害要因を取除き、取り組みやすい配慮を怠りなく実行します。

 行動が積極的になり自律性を増します。
目的志向ならではのセンス、反応の仕方、行動がはっきりと出ます。

没頭しているので無意識ですが、自分自身がマネジメントそのものになった感覚です。

プロセスのひとこま、ひとこますべてを自分が動かしているので、プロセスのすべてが自分の手のなかにあり、手の中から誕生したことだと実感します。

最近では敬遠される傾向にある目標に向かって徹頭徹尾やり抜く無邪気はこどもの心から発散された遊び心いっぱいが正体です。

自分の内なる自我から発散される親の心、大人の心、こどもの心、三つの私がそれぞれ適役を得ることで、統合した状態で活躍できるので、楽しくて仕方がない状況が身近に表れます。
目的志向のプロセスでうまれる「どうすればできるのか?」というパズル解きに没頭している至福の瞬間は、仕事に自分を合わせたことで得られた幸福かつ自然体の自分です。

それを実現して支えているのが権力ではなく愛情であることを感じます。

ひとりひとり、ひとつひとつが、自分の心配り気配りから生まれたものだからです。

目的志向からなるプロセス重視特有のマネジメントです。

一連のプロセスの活動を総和したときの違いがマネジメント力の差となって表れます。

抽象的、結果重視の原因志向のひととはかなり違った結果になります。

それは、原因志向のひとがどうかということではなく、スタートが違うためプロセスが全部変わってしまうことで生じる違いなのです。

一般に上司の立場でのコミュニケーションスキルの出口の大半は親の心からですが、実際には帰納法による合理的な判断は冷静な大人の心を使うことが多いものです。

コーチング」も、時と場合、ひとによっては、観念的になりすぎて、形ばかりが重視されて機能しない場合が少なくありませんが、コーチングは特別なものではなく、「どうすればできるのか?」のなかに組み込めば最良のかたちで機能します。

O.J.T(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)のあり方のひとつといえます。

「どうすれば彼は失敗せずにうまくやり遂げることができるのか?」を彼の立場に立って、いまこの瞬間に立ち向かわせる前に、気配り心配りすることに他なりません。

目的志向は、その連続で細切れのマイルストーンを、薄氷を踏む思いで歩むようなもの。
だけどビデオゲーム推理小説が人気なように「どうすればできるのか?」というパズル解きは面白い。しかも生産的な「いまこの瞬間」あれば更に心地よい。

目的志向は、したこと(過去の行動)より、これから起こる「いまこの瞬間」の準備がいのちです。 
 O.J.T(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)のポリシーと同じです。

これから起こる「いまこの瞬間」をないがしろにしたO.J.Tは練習でしかないので、オン・ザ・ジョブ・トレーニングになりえません。
心の交流も機能しないのでうるさがられるだけになります。
しかし、人は孤独と不安に弱いので「いまこの瞬間」に関心を持ってもらえると大きな励ましになります。 
「君はひとりではない、君はやれる」というメッセージを受けながら、しかも具体的な助けを受けてがんばることができます。

背景には、自分と他者の境界がはっきりしていることと、自分と他者への信頼と尊重があります。
いまは力不足であっても、意識して経験を積めばできるようになる。

それには

プロセスに注意深く関心をはらう、

モチベーションが低下しないようにサポートとトレーニングをする。

● 行動することで自分への信頼が高まり、自信が行動を変える。

● 同じことでも、否定的な意見は言わず、必ず建設的な意見を述べる


自分で自分のやる気を引き出すときにも、あてはまります。

モチベーションを高められない人は、ことごとく、この反対をしているものです。

感情的行動で抽象的な意見しか持たず結果重視、他者を信頼せずに、プロセスに無関心のまま孤独と不安のままに放置して、モチベーションを引き出す代わりに自主性を求め、結果のでない時期に「なにをやっているのだ」と叱責したり、「やっても無駄」だと思うような発言や態度を示しめすか、無関心を隠して数値を並べて叱咤激励して主体性を奪います。その問題行動の自覚すらないのが大半です。


モチベーションを高めるとは、主体性をもっとも自分の手許に引き寄せる作業で、自分で自分自身を勇気づけられるようにして自律性を身につけることです。
自分も誰かの役に立てるのだと思うのは、期待が自分に向けられた状態です。

期待を膨らます、膨らませた期待をつないでいく、気を抜くと萎んでしまう。
膨らましたものを持続する日々とは、目標をもって、毎日同じ時間に、同じことを繰り返していくことで、間違いなく「自分への信頼」は高めることができます。

その一方で、社会には次々とニュースなことが用意され「自分へのごほうび」などなど、売るために考え抜かれたコピーが待ち受けています。

無用な消費への誘導に惑わされて真実を手放したせずに、自分(あるいは部下や周りの人)への好奇心をもっともっと高めたい。

それを支えるのは親の心・・・誰にとっても求めてやまない懐かしいものであり、母のやさしさと父の厳しさなのです。


優れたリーダーは人が育てば企業も育つ、それが近道だと信じて行動します。そのためにもライフスキルが発揮する力に注目しましよう。



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