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【アルコール依存症者の子供たち】沈黙を抱きしめて。 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2010-07-08 アルコール依存症者に奪われた「自尊心」を取り戻せ

アルコール依存症者に奪われた「自尊心」を取り戻せ

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京都 三条大橋 鴨川

アルコール依存症者に奪われた「自尊心」を取り戻せ


 アルコール依存症の親を持つ成入した子供たちの多くは自尊心が低い。自尊心が低くても家族のあり方を考えたら驚くことはなにもない。無視され、誰も頼りにできる人がいなかったこと、こどもであるより前に大人でいる必要があったこと、自分の感情、知覚を信じないように言われたこと、自分のことはいつも後回しだったこと、彼らの多くの体験が自尊心を低めた原因だと理解できる。

 アルコール依存症の家族にいる子供の欲求、要望が優先的に叶えられることはめったにない。無数の約束を破られてきた。アルコール依存症の家庭では子供は大切な人ではないのだ。「お前がいなければ、お母ちゃんやお父ちゃんは喧嘩することはない」「お前がいなければ、お母ちゃんやお父ちゃんは酒なんか飲むことはない」とさえ言われてきたかもしれない。

 回復していないアルコール依存症の親を持つ成人した子供たちは自尊心が低い傾向にあるが、「アルコール依存症の家族」でなくても、このように否定的メッセージを与えられて育った子供なら、自分に好感を持てるようになることが不思議でない。

 しかし、少し視点を変えてみると、だからこそ自分のことをより多く学ぶことができるのだ。そして自分を受け入れることができる。

 自尊心を高める方法は、思うほど難しくない;

 すべてか無かの行動に挑戦し、コントロールの問題を見つめ、これまでの生活習慣を変えて、暮らしの基礎を再構築し、自分自身に思いやりと注意を払えば、自尊心をゆっくりと取り戻すことが出来る。

 自尊心とは、自分を大切にする行動を実践する副産物にすぎない。自尊心だけを高めようとして高められるものではない。

ライフスキル講座」を受けて自尊心が強くなったのは、新しい方法で自分や他人を見つめる努力をした結果である事実を忘れてはならない。ほとんどの場合、変化は二歩前進して一歩後退するものである。

ライフスキル講座の途中で何度も変化したと感じる。そして自分に敬愛と尊敬の念を感じるだろだが、そのすぐ数日後には、背骨がへし折られるような気分になるだろう。その時、あなたは全く何の進歩もしていないように感じる、自分に誇りを持てやことがいかに浅はかな誤解にすぎなかったと考えて、ガッカリするだろう。しかし、そのとき「すべてか無か」の結論を出さないように注意するのだ。

その機会こそが、二歩前進して一歩後退から、ふたたび二歩前進するチャンスなのだ。「すべてか無か」の罠に落ちずに乗り越えるのだ。

 今起こっていることは、この先も同じように起こるはずだと思い込まないようにしよう。非難ばかり横行する雰囲気の中で、自分をどのように好きになっていいか分からない。非難は他者から起こることもあるが、自分の内側から起こる場合も多い。

自尊心を低下させる状況に度々陥ると、自尊心を高めたり維持したりするのが難しくなる。始終傷つけられているように感じる人間関係は、自尊心を低い状態に置く関係である。

 否定的な関係がいかに巧妙に仕掛けられるか、父親が違う姉妹の関係で、その女性の話では、妹が傍にいる時はいつも、自分のほうが悪いときまって思わされたのだ。

 ある日、彼女が妹とふたりで遊んでいたとき、自分がしていたとことと、妹がしていたことには何の関係もなかったが、妹が自身の失敗で泣き出すと、彼女は父親から激しく叱責され殴られた。父親は夫婦間の問題でストレスを抱えていて前夫との間に生まれた姉に八つ当たりをしていたのだ。

 この恐怖は夜には酒が関係してさらに強まる。何気ない言葉のひとつが全く身に憶えのない怒りの動機になるのだ。脈絡がなく突然の変化が家庭内を走ったかと思うと、激しい言葉とほぼ同時にモノが飛び、悲鳴が起こる。そして「こうなったのはお前のせいだ」と叱責されるのだ。


 なにかをすることに臆病になっていくのだ。静かになにもせずに、死んだ兵士のように息を潜める。これが習慣化したまま成人になっていった子供たちが、自尊心を考える余裕などない。今日が無事になにごともないままに過ごすことができれば、なによりもの「成功」なのだ。

 人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。決意で変化は起こせない。道に迷ったときに必要なのは、努力ではなく、地図なのだ。なにが成功かを意識しよう。うまくいかないとき、自分を責める理由に根拠があるのか、ないのか、冷静に分析する習慣を持とう。

 そして、自分を応援してくれる人たちに取り囲んでもらうようにしていこう。こども時代に築けなかった自尊心を築く地盤が作れる。いくつであっても、無邪気な子供っぽさを大切にしよう。同時に他者のためでなく、自分の責任を引き受ける権利も取り戻せる。それらはすべて自尊心を育む栄養になる。


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京都 高瀬川 イタリアンレストランからの風景


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2010-04-04 アルコール依存症の親を持つ成人した子供たちは同じ苦しみを味わって

アルコール依存症の親を持つ成人した子供たちは同じ苦しみを味わっているのか?

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京都 祇園祭


アルコール依存症の親を持つ成人した子供たちは同じ苦しみを味わっているのか?


「アルコール依存症の親を持つ成人した子供たちは同じ苦しみを味わっているのか?」とよく訊かれます。

自分はひどくおどおどしている。自分でもいやです。

自分はひどく変わっている気がする。自信を持って話せない、行動できない。・・・・・同じ現象に苦しんでいる人はたくさんいます。しかし、現象は共通したものではなく様々です。

その一方で、アルコール依存症者の親のもとで育ったこどもの体験を話すと、「自分のことのように聞こえます」と言います。特に人間関係では、似たような悩みのご相談を数多く受けます。そしてその苦しみに共感します。ほとんどの人が心理的に共通した体験を持っていて、同じような不安と恐れを持っています。


だからと言って同じ体験をしているわけではありません。不思議とも言えるその理由には、いくつかの要因があります。


・親のアルコール依存症が発症したときのこどもの年齢が違う

・両親ともアルコール依存症なのか

・片親だけの場合、父親か、母親のどちらがアルコール依存症者なのか

・家族の子供の人数と誕生した順番

・配偶者自身(共アルコール依存症)の回復のための努力の度合い

・身近にサポートする人がいるか

・身体的な虐待があるか

・性的虐待があるか

・家族の社会的な地位

・家族の経済力


同じ家族であっても、すべての子供が同じように影響を受けるわけではないので、その反応のバラバラ。例えば、ある子供はアルコール依存症の状態をはっきりと見て身体的な虐待を体験しているかもしれない。しかし他の子は体験が乏しく記憶にないかも知れない。すると兄弟で親のイメージが違うことが起こってきます。

同じことは親にも言えるわけで、親の立場になれば、同じように育てたと思い込んでいます。しかしそんなことはないのです。


子供たちは状況に適応するために、それぞれに子供独自の方法を見つけ出しているのは珍しいことではありません。兄弟でもある子だけが特別に強い反応を示していることもあります。

しかし個々に違いがある一方で、アルコール依存症の親を持つ成人した子供たちは全体に共通して、情緒障害を起こし、自己否定感が強く不信感を持っています。



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