ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

OBLIVION DUST @ 渋谷O-EAST / JamloMaTiK @ Apple Store, Shibuya

今日お会いした方と僕の部屋で鍋をつついていたら、トイレを貸してくれと言う人を部屋に招き入れることになり、「あの人、何か怪しいよな?」と思っていたら、トイレから出てきたところ振り向き様に包丁を腹に突きつけられた。…と言う夢を見ました。そこで目が覚めた。刺されてはいません。「ていうか、部屋に鍋出来る容器は無いだろう。」「ていうか、招き入れないだろう。」と思うにせよ、気分は良くない夢だ。そして目覚めたけどまた眠り込んで、結局13時間ぐらいは眠った。せっかく良い天気っぽかったのに部屋を出るのが全然遅かっせいで、ライヴ前に行きたかった国立新美術館(の、文化庁メディア芸術祭)には行けず…。

それどころか、ここまで身体に疲れを感じるのはいつ以来だ?疲労感がハンパなかった。本当は今日は外にも出たくなかったぐらい、身体に疲れを感じた。土日で取れるかな、これ。で、渋谷まで行って表題のライヴ。OBLIVION DUSTを見るのは初めて。というより、ちゃんと聴いたのは今回の復活以後です。そういうバンドが居たのは勿論知っていたんだけれど、当時の僕の「ビジュアル系か、それ以外」の括りの中で言うと、このバンドは向こう側だった。ので、意識して耳にする機会は無かった。(偶然テレビで目にしたり耳にする機会はあったかもしれないけど)

今回の復活でちょこちょこ触れる機会があって、でも見た目もそこまで壁を作る程じゃないか…と思い始めて、音も普通にかっこいいよな、と思ったので。例えビジュアル系に寄っていたとしても、先月ぐらいに「今年はそういうライヴも見に行ってみたい」なんて書いていたので。で、実際のO-EASTの客層は…僕より年上が大多数だったのは間違いない。僕はいつも通り限りなく後ろの方でライヴを見ていたものの(前へ行く程好きなわけでもない)、居るだけで暑いぐらいだったのでフロアの方はかなり盛り上がっていたんだろうし、ダイヴもかなり出ていました。

なんでこのバンドを自分の中でビジュアル系方面と括っていたかはわかんないんだけれど、逆に過去の予備知識がこのバンドに関しては殆どない分、すっごい素直に見られたというか…すっげえかっこいいじゃん、っていう(笑)何気に、これだけ大きな音のライヴって久しぶりに見た気がする。そしてステージ上からボーカルのKENがペットボトルの水を撒く姿を見て、pre-schoolのライヴを思わず思い返してしまった。そうかあ、最近はボーカルが楽器持っているバンドのライヴが多かったのかな?こういうシーンって、あんまり最近見てなかったのかなぁって気が。

先週monobrightのライヴを見ながらちょっと思ったことだったんだけど、彼らが多分僕らの高校生の頃に出てきた世代のバンドだったら、"頭の中のSOS"は絶対にダイヴが出るような曲だったよな、なんてことを思っていたのです。で、今日は先週と比べて結構年上層…“90年代のあの時代”にライヴに通っていた人たちの集まったライヴだったと思う。で、このバンドの盛り上がり方がどうかはわかんなかったんだけれど、良い感じにダイヴが続出していて――ああ、出るんだって思って。

でもほんと、足が上に伸びていく瞬間というか。イントロで「来たあ!」と思ってそっから飛び込んでくとか、サビに入った瞬間に飛び込んでいく感じとか、自分がいくわけじゃなくても見ててすっごいワクワクするんだよね(笑)昨年のベストライヴ10選も結局そういうライヴばっかりだったりするんだよ、今見ると。DCPRGやYSIGや赤犬The Go! Teamとかも…確かダイヴが出てたと思うんだよね(DCPRGは一昨年だっけな?)。結局、あの時代にロックだのコアだのを聴いていた人は、若いロックじゃなくそっち方面いってるってのは想像し易いところだったりするし。

今の若い子達(RIJFが出来て以降?)は「ダイヴは危険!」と言うところをかなりみっちり教育されていると思うので、出なくても仕方ないのかな〜と思うし、別にダイヴしなきゃいけないわけじゃないのでどうでもいいっちゃどうでもいいんだけれど。実際落ちて怪我する人も居るし。落ちると痛いし。下がコンクリートならば確実に危険だし。ただ好みの問題で、僕はああいうライヴが好きだと。青春だかんね。僕も泳ぐの気持ちよかったし。高尚なもんでもないけど悪でもないと思う。

“空気読め”って言葉は僕は使ったことないけれど、適切な状況判断をしろって言うのは今更言うでもなく当然のことで。ダイヴに関してもそう。「前の人が飛び込んでいったばかりなのに今行ったら下が潰されるに決まってる」って場面って結構あるし、あとは支えてもらってる立場なんだから、自分の気持ちよさを追求するばかりに下の人間の負荷を高めるような泳ぎ方をしちゃ駄目だと思うし。バタバタし過ぎ(蹴られそう)とか。結局、支える人と泳ぐ人のバランスがあってこそなので…“自分にとっての危険回避”って、自分でまずそういう状況判断をすること。

自己責任と皆で支え合う意識の下、そういう行動は成り立っていたのだけれど、そういう暗黙の了解と状況判断が出来ない子が増えたから…危険回避の為に(ロッキンオンは)ルールを作らざるを得なくなったというか、そういうことを思ったりもする。まあ、もし僕が高校生の頃にダイヴで下に落ちて怪我してたりしたら当然言うこと違ってただろうから(笑)でも…だから僕は、他の人があまりダイヴしなさそうな曲を選んでダイヴしたりもしてた気がする(笑)支える人が多い方が安全だし、まあ体重も軽いし。蹴らない/顔にいかない泳ぎ方を追求してたよ(笑)

見ていると、泳ぎたいな…!って血が騒いだりもするんだけれど、軽装になって前へ行きたい程のバンドがもうあんまり居ないんだよなぁ。Kemuriも解散しちゃったし…。フェスだと体力温存考えちゃって尚更前へ行かないしさ。思い浮かぶの、BRAHMANぐらいかな?ピロウズでダイヴしたことあるけど…あんまり今は出来そうな雰囲気じゃないしね(笑)"No Substance"って今でもやるのかな…?誰か、ぷりすくーるやぽっとしょっとにふっかつのじゅもんを唱えてください。で、オブリ。アンコールが無くライヴは終了。ファンがもう切替えてたのでそういうバンドなんだな。これまたプリを思い出したんだけれど、アンコールが無いライヴは好き。

さて、ビジュアル系側云々と書いていたけれど、そんなに気にすることもなかった。お客さんの層も…まあ皆年を取って趣向が変わったからなんだろうけれど――そういう感じがしなかったし。ま、でも“黒っぽさ”は、ビジュアル系ってそういうイメージがやっぱりあったりするんだけれど(笑)なんだろうな、この感覚。パンク/コア側の黒っぽさと、ミッシェルやギョガンレンズの(ガレージの)黒っぽさと、ビジュアル系の黒っぽさと。それぞれある感じ。言い表せはしない。うーん。今後人生でダイヴをすることはあるんだろうか。最後したのは2年半前かな。

その後はApple StoreでJamloMaTiKというジャム・トリオを見ました。Key、Sax、木琴のトリオ。木琴の方は元Sucide Sports Carの人だそう。これまた非常にかっこよかったです。木道亭に出てたらやばいなあ〜という感じの。ソプラノサックスの音に弱いのはGROUPを聴いていて薄々感じていたものの、木琴がここまでかっこいいとは…!坪口さんのピアノを思い出した。仕事でロックっぽいもの今一杯聞いてるけど、でもそれがなかったらもっとジャムっぽいのやジャズっぽいの、インストものを聴いていたとは思うんだよね。大体、和風Mogwaiっぽいのには弱くて。

HMV渋谷3Fの990円ワゴンにあって、ずっと買おう!と思ってたCopelandの"Eat, Sleep, Repeat"をようやく買いました。最初何枚かあったけど減ってきているから、こういうのちゃんと買っている人が居るんだな、と思う。そうそう、この日OBLIVION DUSTを聴いていて思ったのは、Jimmy Eat Worldっぽい曲があるな〜とか。一緒にJEW行く予定のUSエモ好きの親会社の方に貸したい1枚。まだ1、2枚はあるかもしれないのであの辺の音楽好きな人は買いににいくべきだ。

元々はバイン繋がりの知人で、モーサムの大ファンの知人がかなりハマっていたMy Way My Love。実のところ1stも持っているんだけれど、2ndも一足早く聞かさせて頂き。このバンドが轟音の割にCDで聴き易いのは、声?歌い方?がバクちゃんぽいからだと思った(何か実際プリっぽい曲もあるかも…)。そんなMy Way My Loveのオフィシャルサイトが僕のPCでは見れないようです(笑)が、ツアーで浜松に行くそうなので地元の友人は要チェケラ。売れる前のRADWIMPSや昨年のtoeやEnvyを見逃してがっくりきた人は絶対行った方が良いバンドかと。

ただ、先週会社の方がMy Way My Loveのライヴが原因で突発性難聴を引き起こしてしまい、前出の知人にそれを話したら「あ〜実は私も去年ね…」ってことだったので、怖ぇ〜って思ってしまった(僕よりも全然ライヴ本数が多い方だけに!)。スピーカー前は厳禁、か(笑)でも益々ちょっと見たくなってしまった自分も居たりする。3/10のZeppのライヴ、なんでそんな大きなところで?と思ったらBRAHMANのOpening Actかな?公式見れないからよくわかんないんだけれど(笑)月末に吉祥寺でもライヴあるけれど、平日のその時間に帰ってこれるわけがない…。