ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ジュビロ磐田-FC東京 @ ヤマハスタジアム とか

21日の夜から23日まで浜松の実家に帰省。22日は天気も本当に良くて、軽く自転車で走ったり(体調が万全で時間があったら、もっともっと走り回ったのに…と思うぐらい、風も弱くて正に自転車日和!だった)、夜は飲みに行ったり。色々心温まった気持ちになれたので帰ってきてよかったかな。日曜は(僕の)今年初のホーム試合。ヤマザキナビスコカップ第2節、ジュビロ磐田-FC東京ヤマハスタジアム。友人とお昼御飯を食べに行って後、ヤマハスタジアムまで送ってもらうように仕向けつつ(申し訳ない)、心配された雨も試合中は無く快晴で暖かくサッカー観戦日和でした。試合前、試合後スタで、試合後外で、ってな感じで人と会ったんだけれど、やっぱ帰省の目的がサッカーの試合であることが多いので、試合後に会える人と言うのが一番時間が合わせ易い。帰省時に限らないか。

f:id:airgyan:20080324001142j:image今日は初めてメインスタンドで観戦(ビッグフラッグをこういう形で見るのは初めて!)。しかも最前列…!前日、浜松の金券ショップでチケットを探したら、今日の試合のチケット(指定席)があって。で、金額を聞いたらバックスタンドの指定席(A指定席)が2,000円、このメインスタンドの最前列が3,000円ですと。僕が普段買うフリーゾーンが2,500円なのでバックスタンドのチケットもそれより安いだけでお買い得だったんだけれど、「きっともう3,000円で最前列を買えることは無いんじゃないか…」と思ったので(年間チケットでしか買えない席。1試合単価にしても5,500円ぐらいはするんじゃないか)、あんまり前の列は傾斜が無いから避ける人間なんだけれど、せっかくだからと思い買った。

ジュビロを見るのは20日のヴェルディ戦以来FC東京を見るのは開幕戦以来ジュビロは松井、加賀、田中誠、茶野、太田、犬塚、河村、上田、西、ジウシーニョ、万代。この間から秀人→加賀と、成岡→太田。あとは怪我の山本から犬塚。FC東京は塩田、徳永、藤山、茂庭、金沢、浅利、梶山、大竹、エメルソン、カボレ、赤嶺。こちらも代表勢不在。羽生が居ないのもあって、開幕戦の時と比べると4-4-2に近い感じに見えた。ジュビロは前回まで山本がスタメンだけれど、FC東京の大竹もルーキーながら早くもスタメン。でも、正直この大竹にやられた試合だった…。

FC東京も開幕戦を見ているので、お互い代表不在とは言え今年のジュビロが大体どれぐらいの位置か?というのを計るには丁度良い力関係(東京対神戸の時も同じようなこと書いていたけど)。前半は磐田が押し気味に試合を進めたように見えたけど、崩し切れなかった。万代の惜しいシュートがあったぐらいか。後半はFC東京が修正してきたというのか…そもそも前にボールが運べなくなった印象。2失点とも、大竹が絡んで、ゴール前でフリーの赤嶺が空いているゴールに流し込むような得点。ジュビロは中山を投入し攻撃のサインとするはずだったけれど、やはり前線にボールが収まらず逆にカウンターを受けずるずる下がる展開。成す術無く敗戦。

まあ、自分の期待度からしても「こんなもんなんだろうなあ」とは思ったけれどね。でも、ヤマハスタジアムFC東京に負けた試合は初めて見るので(今まで僕がヤマハに見に来たFC東京戦は5勝1分ぐらい。通算でも今回がFC東京はアウェージュビロ戦では初勝利だったそう。中身も、6-1とか5-2とか4-1とか大勝が多かっただけになあ)、やっぱりガッカリだなあ。個人的な話でいうと、多分FC東京ジュビロに次いで多く試合を見ているチームだから(アウェー側でだけど(笑))、鹿島の次ぐらいには負けたくない相手の一つではあるんだよね…実力的にもだけど…。

でもマジで正直、今野の居ないFC東京に負けるようじゃやっぱ今年も昨年より悪い順位じゃないかなあ。前半は決して悪くないように見えたけど…でもやっぱ1試合通してみると、内容が駄目だったかなと。特に攻撃面。カウンターしか攻撃パターンが無い。成岡のバーに当たったシュートこそパスが繋がって良いシーンだったけれど、でもあれもPA外からだからなあ。崩せたわけではないし、先制されたらもう何も出来ない。とりあえずFWに当てるだけで押し上げが無い。駄目だった時の(3ボランチの)アジウソンサッカーと何が違うんだ。どこが攻撃サッカーなのよ?

まあ元々選手の力はこんなもんだと思うんだよ。万代もまだこんなもんだろうし、ジウシーニョはもーーーーのっすごい守備してくれるのはわかった。西が…現状舵取り役なんだなと思ったけど、うーん、でもやっぱこんなものかなあ。良い時間と悪い時間の波が激しい。上田もこんなもんだろうし、太田も…この間はFWかと思ったら今度は結局右サイドで…まあでもこんなもんなんだろうし。犬塚のボランチが全然駄目だったんだけれど、でもこんなもんだろうし(結局昨年大丈夫だったのは、相方がパラナやファブリシオからだろう。河村じゃこの2人と比べるとねぇ)。

河村もまあこんなもんなんだろうし、加賀は無難によくやっていた方(秀人が見たいけど)。大竹にやられた茶野とマコにはちょっとガッカリしたけど…まあでもこんなもんなんだろうし。松井もこんなもんなんだろうし。中山だって成岡だってそう。このメンバーであの頃のような強くて人もボールも動くサッカーなんて期待しちゃいかんのだ。でも、クラブはそう言っているわけで。何であんなこと言えるのかな?って思うんだよね。もう未来の期待はしていない名波が一番まともで頼れる選手で…ゲーム作って。なんでまた頼り切ってるんだよ、一体2年間何してた…。

でもね、名波が入った後、名波が面白いぐらいボールをぽんぽん叩くんだけど、それで他の選手も出来る気になるのかなあ。急に軽いワンタッチ・プレーが多くなって、すっごい軽率なプレーで相手にパスしまくってて(笑)出来もしないことするなよ。特に茶野はこの試合通じて一体何回相手にパスした?その名波が入る時、その前成岡が入った時と、なんか中盤のポジションがコロコロ変わってて。太田の使われ方も曖昧だし…システム以外の土台の無さが山本サッカーを思い出させる。

まあ、前田が帰ってきたら一気に色んなものが解決するとは思うんだけどね(笑)そうそう、せっかくカタール国際と五輪遠征でクローズアップされた山崎も今の監督では使われる気配無く(この日はハーフタイムイベントに出てきただけ…)、ベテランの経験尊重。それを壊す為のアジウソンだったはずなのだけれどなぁ…。ま、でもその山崎含めて前田の相方争いは今後もっと熾烈を極めていくのではないかな。万代とジウシーニョの運動量見てるとカレンは正直物足りない、けどでもカレンはカレンでやはり良い選手(のはず)だし、山崎もチャンスはあるはず。中山もスタメンでは難しくとも途中から出て今年1点決めちゃったし、今の監督である以上ベンチ入りはしそう。西や成岡、太田もFWとして数えられるかもしれないし。

FC東京は…良いサッカーしていたかというとそうでもないと思うので、ジュビロが11位でFC東京が10位みたいなそんなレベル差でしかないとは思うんだけど(笑)でも後半はジュビロに対してチャンスらしいチャンスはあまり与えなかった気がするので、守備がよく組織され始めてきたのかな?うーん、なんかうちも4バックの方がいいと思うんだけどなー。別にアジウソン時代の4バックが駄目だったわけではないと思うし(問題はもっと別のところ)。ノブヲや金沢に負けちゃったなあ。

しかしこうピッチが近いとやっぱ面白い。何か歓声がやんでいるタイミングで、FC東京の城福監督が大声で指示飛ばしたら、その声がスタジアムに響いて。その間と響き具合が面白くて、FC東京ゴール裏からは何故か笑い声。塩田の声もデカく、「セカンドボール気をつけろ!セカンド!セカンドー!」みたいなことを言ったら、FC東京のサポーターがちらほらと個人で真似して「セカンド!」「セカンドー!」とか言ってて笑った。あとゴール裏に大きなガチャピンがいたのが気になった。

試合終了後、前の会社の先輩と会って世間話をしたり、磐田市内をぶらついた後に友人に拾ってもらってご飯食べに行ったり。そういうえば今回はグッズは何も買わず。でも次ジュビロの試合見に来るのはいつだろう…と思って日程見ていると、合うタイミングが全然無いんだよね。GWの川崎戦は気になるけど多分帰らない予定だし(よっぽど清水でのピロウズが見たくならない限り)、その前の京都戦やその後のFC東京戦が…気になるっちゃ気になるけど、今回帰って時期としては微妙で。

その後はもう全くタイミングが無い!ap bank fesの時期も試合が無い。しいて言えば、7/17(木)の名古屋戦。平日だからこの日から有給取って帰るとか…?と思うけど、翌週もフジで有給取るんだしな…。8月の間は帰って来ないだろうし(8月末のジェフ戦が週末なら候補になったけど…)、希望としては、ナビスコの準決勝までいって、第2戦がホームならば、9/7(土)の試合になるから…それがベストなんだけれど、このザマではなかなかそこまで期待出来るもんじゃないしなあ(笑)だからほんと今年の次のホームの試合観戦は未定も未定なんだけど、何かタイミング見つけてまた見に来たいなと思ってます(帰省込み)。やっぱヤマスタは見易い!

友人に駅まで送ってもらってこの日は鈍行で帰京。…のはずだったのだけれど、19時半頃、島田駅で人身事故があったらしく金谷駅で足止め。こっからは…関東と違ってJR東海静岡支社の対応が遅い!(人身事故自体が珍しいんだと思うけど…)。一応車内で随時情報流してくれてたんだけど、20分以上経ってようやく警察到着だもの。遅いよー。とは言え、こんな田舎では急な振替輸送も出来ないしさあ。そもそもバスとか来るので大変だし時間掛かるし。他に足が無いから待つしかない。

「相当時間掛かる」みたいなアナウンスだったから、果たして(鈍行で)東京まで帰れるか不安だった…ま、静岡で辿り着ければ、22時20分頃に最終の新幹線あるはずだよな、なんて思ってはいたんだけど、せっかく鈍行で帰ってたんだもの…。結局待ち続けて、80分足止め。でもどうにか動き出して、ギリッギリで東京まで辿り着ける鈍行への静岡駅、熱海駅での接続がされた。でも本当にギリッギリだったので(品川行きに接続出来るか、金谷を出た時点から車内アナウンスで「要請中」と言うようなことが言われていて、そして実際接続出来るかも三島まで言葉が濁されてて不明で)、かなりピリピリしたけど…。どうにか接続出来て、ホッとした!

23時半には吉祥寺着ける予定だったけど、25時ぐらいに吉祥寺着…。うーん、もっと早く帰って来れたのになあ…。…でもこの電車じゃなく、本当の最終(19時40分浜松発。何度かその時間で帰京ということもしたことある)を選んでいたら、東京まで帰れなかったってことだもんなあ。そういう意味では、ちょっと早めの選択をしてよかったってことかな…。(逆に僕と違って涙を飲んだ人もきっと居たんだろうし。18きっぷの季節ってことで、そういうFC東京サポも中には居たのでは…)

今回の帰省時に買ったCD。磐田のブックオフハナレグミの"音タイム"と、あとKemuriの持っていなかったアルバムをそれぞれ105円で購入。安い。あと土曜は浜北鑑定団でSherwood、The Format、The New Amsterdams(元The Get Up Kidsの人)を3枚1,000円で買った。全部USインディー。Maeは迷ったけど買わず…でもその3枚1,000円のコーナーもCDが結構減ってたので、誰か買ってるんだなあ、と。今回は満足出来る程地元のCD屋さんは回れなかった。次回は回りたいなあ(夏だと難しいけど…)。高丘の「本の松本」ってレンタルCD屋さんにすごい行きたいんだけれど、場所が遠くてなかなか行く時間が…。


今回の帰省時に友人に「今後は音楽絡みの仕事は減る予定」みたいな話をしていて「システムのトラブル対応と、インタビュー取材が重なったりしたら、そんなの優先度付けられないもん。だから元のバランスに戻す必要がある」みたいな話をしていたりしたんだけど、明けて月曜。夕方からまたインタビューがあったんだけれど、お昼過ぎにサイトが落ちるトラブルが。そんでデータセンターまで行って…終わってダッシュで会社戻って、質問事項完成させてダッシュで駅向かって…みたいなことして。本気で走りまくったのでマジでしんどかったし、ほんと焦ったよ…。

ともあれ両方無事終わったので良かったんだけれど…、本当にこういうことが起こるとはなぁ。データセンターでサーバートラブルを対応した後に、洋楽のアーティストのインタビュー行く人間なんて、日本広しと言えども僕とあと何人居るかって話じゃないかとは思うんだけれど(笑)、いや、やっぱこれは成り立たないから居ないんだわ(笑)あまりにも違い過ぎて…「どうしよう、間に合うかな」って思うのとか、気持ち的に大変なはしごだった。…まあ、僕がもう少し頭使えれば、どちらにしても誰かに行ってもらうって方法があるはずだよな、って冷静になれば思うんだけど(笑)今回は「後があるのにどうしよう!」みたく焦ってしまった…。

成り立たせるのは難しいなぁ、と感じると…まあ僕も割と被害妄想しがちなところあるんだけれど、別に今回の話に限らず…もし僕が「技術あるんだからいいよね」「技術があるからって好きなことばっかして」みたいなニュアンスのことを、少しでも他の人に思われていたら、やっぱりそれは今のスタンスは成り立っていないということで。システムの人間のくせして好きだからってインタビューなんか行っちゃったりしてさ。行動に説得力が無ければやっぱしちゃいけないと思うし、納得感が得られなければ自分もその行動に対して後ろめたさを感じて上手くいかない。だから、今日のことって言うのは一歩引く決心をさせるには充分な出来事だった。

当然僕としちゃ、技術があるって言っても…入り口から土台を作るまではほぼ独学だったわけだから、何も無いところから自分で切り開いてきたと思っているわけだし。決して頭良くないけど、“やろうと思った”から、今がある。この1年もそうだったと思うんだけれど、物事って“考える”と絶対セーフティで無理の無い選択をすると思うの。考えた末にリスクを取ることってなかなか無い。自分で納得のいく答えって得てしてそういうものだと思うのだけれど、僕はそこでここ1年は“悩むなら、やる”“失敗してでも前へ進まないと後からきっと納得が出来ない”みたいな考え方をして動いたから。そういう意味では…周りの人たちが納得してくれていなくても、もし自分の後悔の無さが一番だとしたら、自分は納得いってて…。

勿論、「周りの人が納得してくれないような行動しか出来なかった」ことが今後後悔に繋がっていくことって絶対あると思うんだけれど。…でもそれもやってみないとわかんなかったものかなあ、って。もしそんなことがあるとしたら、僕にとってそれは人生初めてかもしれないから(笑)今まではワンマンやスタンドプレイヤーだったことは無かったからねえ。もしそう思われても、それもまた経験で、直すべきことなんだって分かれるというか。そこで意地張るつもりも無いし…でも“経験”は何事にも変え難いというか、頭や理論理屈だけでは絶対分かれないと思う。

なんか話ずれたな…まあ、自分では納得いってる。けど周りに納得感が無ければやはりそれはするべきではない。でも、そういう状況だとしても、それさえ僕は納得いってる。だから、それは良い経験として、今は一旦引く必要があってもう一度足場を固める必要がある。っていう感じだろうか。どんなに自分が全力で吐き気がするぐらい走ったって、人がそう認識してくれないんじゃただの空回りだからね。…でも決して「走らなくなる」わけじゃなくて…走り方を変えてみる必要がある。

f:id:airgyan:20080325001648j:imageインタビューの出来はそこそこだったでしょうか…。通訳の方もお会いするのは二度目(でもこういう時人見知りを実感)。壊れたMP3プレイヤーもレコーダーとしての機能はまだ果たしてくれるので今後も愛用はする(でも修理出したい)。今日はイギリスの方でしたが、ヨーロッパの人に地元クラブの話を振ると(僕の口からクラブ名の名前が出ると)ニカーっとするからその瞬間が僕は好き。音楽の話の後、必ず最後にそういう質問を用意していたりするのだ。僕はどこのSTAR SOCCERの人だ(笑)インタビュー後、この日お伺いしたハコの楽屋に入れたので(普段入れないから貴重だと思って)、壁の落書きをカメラに収めたり。

そして出ようとしたところに出口への道を塞ぐようにメンバーが固まって弾き語りしてるもんだから、思わず(通訳さんにお願いして)一緒に写真撮ってもらえますか?とお願いしてしまった。つか皆背が大き過ぎるので僕は完全に一人子供でした(笑)でもこれ良い写真だなあ。今までアーティストと撮ってもらった写真の中では一番気に入っております。こういうこと出来なくなるのは寂しいけどね。でもちょっと僕楽しみ過ぎだろ、って思うしね。自分に後ろめたさがある時は難しい。でも本当に色々良い思い出だなあって…こういう気持ちを、活かしていければなあ。