エリートが好きすぎる梅田さん
日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia NEWS
Web、はてな、将棋への思い 梅田望夫さんに聞く(後編) (1/3) - ITmedia NEWS
ポジティブにと言いつつ、ネガティブなタイトルをつけてくるゆかたん。どうしたいの?
岡田さんがつけたそのタイトルこそ梅田さんに対する苛立ちが見え隠れする訳で。
「頭のいい人」しか興味がなさそうな梅田さん
今日前、後編まとめて読みました。とりあえず俺が感じた事は、簡潔に書くとこんな感じ。
どうも梅田さんは「普通の人」が活躍する日本のネットを信頼していないのではないだろうか。
梅田さんはネット世界に「知」を求めたがっているようだけど、こっちからすれば面白い記事さえ読めれば、別に「知」にこだわらなくてもいいんではないか*1と思うのだが。
あと梅田さんは今のネットを「欧米化」したがっているように思うのだが、ここは日本なんだし、日本ならではのネット構築を考えるべきなのではないかと思うのだけど。「日本は嫌いだからネットを欧米化したい」と梅田さんは言いますか、そうですか。
でも共感できる部分もある
サブカルチャー強いよね、日本は。それも全然否定してないよ、日本のサブカルチャー。日本発グローバルでさ。ただ僕自身がサブカルチャーはそんなに……。僕は漫画読まないしアニメみないしさあ。志向性が違うだけで。
日本のサブカルチャー領域でのWeb文化の隆盛は十分に分かっていて、敬意を表しています。だから、今さらそういう事例について議論しても、日本のWeb文化が特に変化したとは思えないんだよね。
ただ、素晴らしい能力の増幅器たるネットが、サブカルチャー領域以外ではほとんど使わない、"上の人"が隠れて表に出てこない、という日本の現実に対して残念だという思いはあります。そういうところは英語圏との違いがものすごく大きく、僕の目にはそこがクローズアップされて見えてしまうんです。
この部分に対しては否定できない。そういった日本のオタク的なデータや議論がネットの中だけで完結している状態を見ると、もうちょっとこれを外に紹介できるメディアや機能がないものかと思ってしまう。
ただ、それでも
やはり納得できない部分のほうが多々あるのは事実だ。
例えばTwitterでいらん事を書いた時の岡田さんの質問で、梅田さんは「答えない」というよりも「答えたくない」という雰囲気だったし。
とにかく俺は、梅田さんはもっと日本のネットを学習すべきだと思ったのだった。
*1:むしろ書いている人が「バカで暇人」であっても、面白い記事を書ければそいつは偉いと思うのだが。