Hatena::ブログ(Diary)

あいうえおかき 言葉の展覧会   RSSフィード

2017-12-14 『落ち葉の記憶』 * No.3164

活き活きして

華やかで

潤っていた


鮮やかで彩やかだったときの

記憶


消えゆく色

散りゆくいのち


風に舞い

散り際の一瞬の

きらめき


刻々と

やがて山は眠りに入る










2017-12-13 『誹謗中傷の処方箋』 * No.3163

対処1

こんなことで傷ついてたまるもんですか

自分らと違っているからって

対処2

あなたから出た言葉は

あなた自身に発せられているのよ

対処3

後ろめたいでしょ

邪(よこしま)な心だから

対処4

嫉妬、悪意、妬み、汚意、・・・

時間を間違い 無駄に使っている

処方5

アホ、バカなんでしょうね、この人 たしかに

かわいそうな人

どうぞ、どうぞお言いください

いくらでも

<総処方>

あ、そう

(私の方は、右の耳から左の耳へ)












2017-12-12 『紙切れの自分』 * No.3162

紙の切れ端に

自分というかたちを描く

こころの似顔絵


紙切れに表れたものは下手糞な

たいしたことない孤独な自分

何か叫んでいます


人は絶対独りなのです

人はみんなさみしいんです

ひとはみんなかなしいんです


叫んでいた紙切れは

吹いてきた風にさらわれて

どこかへ飛んで行ってしまいました









2017-12-11 『忙しさ同時進行』 * No.3161

もう何をやっているんやら

師走! 疾走!!

監査、締切提出、編集入稿、設置要望、後見人通知、作品制作搬入、・・・・・

5つも6つもやらなければならないことが同時進行

あれしてこれしてあれしてこれして・・・

もうパニック

もう もう モウモウモウ









2017-12-10 『いい人だね』 * No.3160

ホントによくはたらくね

人のことなのに

夜もあまり寝ないで

助かるよ ありがとう


いい人だね

やっと言いたいことが言えた


柵から抜け出ようとしているあなた

自分の夢を自分で生きようとしているあなた

見直しました 実感しました

燃え上ろうとしているあなた

熱く 熱く

でも燃え尽きないで ゆっくりと

いつまでも持ち続けてほしい


ホントにいい人だね









2017-12-09 『2017年12月の「生」』 * No.3159

武庫川中州に冷たい風が吹き巡る

積んでは崩れ 崩れては積む「生」

また再び浮かび上がる生 

再生

祈りと願いと夢実現の「生」

あれから十何年

積みつづける「生」

未来においても




*今朝7時45分に大野良平さんと待ち合わせ、車に乗せてもらって宝塚南口武庫川中州に着きました。夏に積んだ「生」はもう字が読み取りにくくなっています。流れに石を積んでわたりやすくしようと、手を川水につけると、冷たくて震え上がりました。馴染みの方が数名、後から参加されてなんとか渡れるようになりました。ああ、冷たかった。手が凍えてしまって動きません。   〜後、写真などフェイスブック清人に〜








2017-12-08 『くつした』 * No.3158

ほんのちょっとした

心づかい

かわいいデザイン


はいてみると

足からほかほかあったまる

外は初雪がうっすら積もって

冷たい風が吹いているけれど

からだはほかほか


外に出ても

なんだかほっかほか










2017-12-07 『バカ論』 * No.3157

あっちもこっちもバカばかり

どいつもこいつもバカばかり

いつの時代もバカはバカ

同じバカなら言わなきゃソンソン


はびこり

えらそうに

のさばり

他人の不幸は蜜の味

ふくろだたきばかりするバカ

欺瞞野郎バカに迎合するバカ

野次馬にパカバカ パカバカ

画面に巷にお隣りに


よっぽどひまか

よっぽどワケワカメなのか


自分を探すバカ お上に頼るバカ

クレームしか知らぬ孤独なバカ

忖度しか知らぬ姑息なバカ

バカなことを踊らされるバカ

毎日バカばかりが見るバカテレビ

渡る世間はバカばかり


相手が読めぬバカ

話が通じぬバカ

まぬけ とんちんかん

バカがバカと言う

たかがバカに過ぎぬおいらに腹立てるバカ

自分のバカに気づかぬバカ

バカ社会を見抜けぬバカ

ああ、ああ、息苦しい!!

バカは死ななきゃ治らない


おいらもバカ バカがバカを笑う

なかにはあんなバカを好きになる

こんなバカもいる


おいらはやっぱりバカとしか言いようがない

バカは死んでも治らない






※『バカ論』ビートたけし








2017-12-06 『ぐち』 * No.3156

ぐち

ぐちぐち

ずっとぐち

ぐちをきいてぐち

ぐちぐち ぐちぐち

くち からでる ぐち

口 からでる 愚  痴












2017-12-05 『初冬の夜』 * No.3155

ぽつん ぽつん と

灯っていく明かり

ひとつひとつがいとおしい


夜寒や

生きている重さと軽さ


すこしよどんだ川に小石を投げてみる

閑として

空気澄み冷たく

月渡る


夜の向こうのはるか彼方

海の音と

もどってきた星の

よろこびの歌を聴く

あなたを想いながら


MARGA

幸せは足許にありました










2017-12-04 『未来が現在をつくる』 * No.3154

夢と希望をもちつづけ

未来を描くことだわ

とあなたは、ぼくの目の奥を見て

呟くように云った


まだ見ぬ未来が遠くから響いてくる


ぼんやりと夢


おぼろな未来は

おぼろな夢の中


過去が現在(いま)を照らし出すように

未来が現在を照らし出している










2017-12-03 『どうして』 * No.3153

なんのひょうしにか

なにをおもったのか

ふぃっと あなたを描く

単純な線


想いは紙面に表れ

微かに姿が浮かび上がってくる


なぜなのか おもいもよらぬ言葉が出る

好きです 大好きです と


ぼんやりした輪郭のあなたは

少しほほ笑んだかに見えた

MARGA


こんな寒くなってゆくときに

どうしてあなたは現れたの









2017-12-02 『青い花』 * No.3152

あのときの

あの明かりはどこへ行ったのだろう


鮮明に残る 30数年前の

絶壁に咲いていた可憐な青い花


その青い花を描く

さまざまな青をそっと

だいじにだいじにおいてゆく

人生が沈む前に もう一度

わたしの一瞬のかがやきを最後に見たい


飛んでゆく

あらゆる記憶のわたげは光の子









2017-12-01 『師走の扉』 * No.3151

扉をたたく

どんどんどんどん たたく

なぜ、そんなに強くたたくの?

かるく とんとん とたたけばいいのよ

あなたの扉なのに


扉を開ける

そこには、走り回っている自分がいる


一日走り回っていた

こんな忙しさからは早く逃れたい

逃れたい!とおもって右往左往

これをし あれをし

とにかくネズミのように動き回っている


冬日来て

逃れられぬ自分

走り回る


扉を

そっと

閉める

あのとき、・・・

まだ開けるには早すぎたのか ・・・

ふと心によぎるものがあった

あのとき、もっとあのひとの言葉を

じっくり聴いてあげればよかった・・・










2017-11-30 『終秋』 * No.3150

冬支度の寒い風が通っている

物語の初めの枝垂れドーム

しんとした下界の街々と忘海

うっすらと有情の霧雲が流れて


めぐる島人の織り成す表跡

其々か細い声をあげるオブジェ

なごやかなセンスの雑貨

ささやかな夢がちりばめられて


覗く青空の向こうの見えない白い星

神無き時代の魔術

輪廻と再生が彷徨う白色矮星

懐かしい寓話が奥でふるえている


黄金の湯気の中の生業

ひとときのあったかな湯霊

夜に浮かび上がる真っ赤な紅葉とねね

美しく漂う静かな香り











2017-11-29 『私の古里』 * No.3149

「もう、心配で心配でしょうがないから来たんや。

ちゃんとやっとるか」

「これからやろうと思とったとこ」

「えーっ」

朝、区長の正ちゃんが訪問してくれた。


やらんなあかんのは、ザイサンクの会計

組長との兼務である

もう一番嫌な苦手分野・・・

四苦八苦


夕方には、前組長の彦一っちゃんと弘っちゃんが来てくれて、夜遅くなるまで

手取り足取り教えてくれた

「12月の監査会には待ち合わせんなあかんで」

「山勘定、分かれへんやろ。また今度やろ」


生まれ育ったこの地の人はあったかい

こんな嬉しいことはない

啄木の「石もて故郷を追われるごとく」だったかな

「何もいいことがなかったこの街で〜♪」という歌かな

全くこの古里はそれとは逆である

よし、

自分に鞭打ってやっていこうじゃないの












2017-11-28 『かなしさは行方不明』 * No.3148

どこへ行ったのか

どこへ消えてしまったのか

とんとわからない


べつに何もなかったかのように

日常は繰り返されている

ああ、あんなことが・・・

あのひとが・・・・・


いったいどこに行ってしまったのだろう

いつのまにか突然、消えてしまった

いまとなっては・・・・・


日は昇り 日は沈む

始まりから終わりまで

行方不明


消えるもの

消え入るもの

かすかに音楽が奏でられ

消えた


世間とはまた違った

また別次元に

別の手触りのたいせつなもの

わかる人にはわかって

感じるひとには感じて


かなしさが最初にあった

終わりもかなしさである

やがて全ては消え入る


詩は

言葉でもって

先取りをしている


かなしさは行方不明














2017-11-27 『品性』 * No.3147

あれもした これもした

あれも知ってるこれも知ってる あーだこーだ

あれを持っている これを手に入れた

でも

それがいったいなんだって云うんだ

そんなのはちっともほしくない

・・・とある人に言われた

ふと

それをおもいだして胸がいたくなった

品性がまるでなかったあの時


結局は

どれだけ心を込めたか

心を配ったのかなんだろうな

あらゆる人や物に


愛を手に入れるのではなく

愛を感じる心がわかるというような


未熟さや不完全さがわかる

あらゆるものに気が通い合っているのを感じる

そしてそれらを愉しむ

・・・・・


あれからぼくは 品性を磨けただろうか











2017-11-26 『未開花のうちに』 * No.3146

霜が降り 薄氷が張り

めっきり冷え込んでしまった朝

今か今かと咲き誇るのを待っていたのに

無残にも 見る影もない

皇帝ダリアがあった


夏、あんなにぐんぐん育ちついさっきまで

伸び伸びしていたダリアが・・・

いったいこのダリアの一生は何だったんだろう


寒さの中ではいちころだ

生命って・・・

遠い未来に氷河期が訪れたときにはこうなるのだろう


それでも 生きよう

生き活きとしていた

あの日々






・・・・・・・






2017-11-25 『熱燗』 * No.3145

めっきり寒くなってきました

こんなときは熱燗がよろしい


今日はとってもいいことがありました

宝が舞い込んできそうで・・・

本当に天下の回りものかもしれません

これも信頼と友情のたまもので


だからだから

今夜は熱燗でかんぱーい!!

2017-11-24 『惨め』 * No.3144

さんざんだった

こんなにあがってしまうとは

ゆびがふるえこえがうわずり・・・


やることなすこと

ことごとくくずれさり

何をやってもうまくいかない日がある


もうなさけなくて

みじめでちっぽけで

ホントにじぶんはばかだとおもうときがある

ああ、もう駄目ダメダメ


こんな日はやけ酒を飲んで

さっさと寝てしまうにかぎる










2017-11-23 『葉っぱが一枚』 * No.3143

葉っぱが一枚

空に

舞っている

タクラマカン砂漠

キリマンジャロ山上に通じる

空で












葉っぱが一枚

空に

舞っている

タクラマカン砂漠

キリマンジャロ山上に通じる

空で












葉っぱが一枚

空に

舞っている

タクラマカン砂漠

キリマンジャロ山上に通じる

空で












葉っぱが一枚

空に

舞っている

タクラマカン砂漠

キリマンジャロ山上に通じる

空で










2017-11-22 『寓意ポッポッ』 * No.3142

静かに風変りに不気味に

ポッポッ

魑魅魍魎さ まざ  まな奇 妙な形   象

ポッポッ

繰り返す営み 

   反復す る生

      残 酷に妖    艶に

ポッポッ ボスボスボス

得体のしれぬ生き物、口、目、鼻孔、髑髏

   水、風、火、・・・ちみ魑魅もうりょう魍魎

あ・り.と..あ・ら・ゆ..る.....

       森.羅.万.象.....

が息づき たましひを 魂 を 宿す

動く快 楽

欲    望

恐怖

記  憶

生と死が入 り 混じっ て戯れ る 魔 の街

生、性、生命のよ・ろ・こ・び・・・−−−−祝祭!

輪廻転生・・・永劫回帰・・・

増増増増増殖し、変変変身し、反反復する

ポッポッ  ポッポッ ポッポッ

ポッポッ ポッポッ

ポッポッ

ポッ

やがて何もかも

消えて









2017-11-21 『森に入る』 * No.3141

ひとの内側には

薄暗くてよくわからない森がある

自分の中の森にも

あのひとの森の中にも


さまざまな木々が生い茂り

入り込めば入り込むほど深くて

暗い ・・・・・

迷って彷徨い どこへ行くのか


・・・・・ 

●●●●●


いつしか

誰かの

自分が生きなかった人生を生きている

未知の道の

違和と戸惑いと新鮮のなか

もう一つの新しい人生

をを おおおをを!


森へ入りましょう













※※川上弘美「森へ行きましょう」


2017-11-20 『座禅』 * No.3140

頭で天上を突き刺すように

まっすぐな座姿勢

左手の指を右手で軽く持って

膝の上に置く


半眼


呼吸こそいのち

吸うときははやく

吐くときはゆっくりと

数字のみを数えていく

1,2,3,4,5、・・・・

・・・・

煩悩17、煩悩18、煩悩19

33、34、35、・・・・

煩悩58、煩悩59、煩悩60、・・・・

断つ!!










※※妙心寺にて



2017-11-19 『ワイワイがやがや』 * No.3139

クルマは走る

六人を乗せて走る

同級生女二人男四人

クルマは走る

綾部に住む恩師に会いに


ワイワイがやがや クルマの中は

また小さな同窓会

みんな好き勝手なことを言い合って

ワイワイがやがや

もう何十年も気心が知れている者同士

ワイワイがやがや

クルマは走る








2017-11-18 『晩秋の冷たい雨』 * No.3138

冷たい雨が降っている

紅葉がしっとりぬれる

もみじじゅうたんも

いちょうじゅうたんも

しずかな村も

しっとりぬれて


しと しと しと


道はだれも通らない

わたしは炬燵にまるまって

きのう街で買ってきた本を読む


しと しと しと


雨が山野をぬらす

少年も少女も道を通らない

奢れるものも欺くものも通らない

死者も生者も通らない

とおくでカラスだけがやたらに啼いている


しと しと しと


字だけ追って読んでいると

字が浮かび上がり

ふわふわただよい

わたしはねむりにつく


しと しと しと













2017-11-17 『樹』 * No.3137

さわってみる

ふんでみる

ふれてみる

なぜてみる

じっとみる


切り倒され

切り刻まれても

生きている

死んでも生きている

何百年もの歴史が浮かび上がる


年輪がきれいな絵を描いている

ほんとに美しい

樹がみずからつくりだした

素晴らしいアート












2017-11-16 『自在』 * No.3136

気が通い

心を使い分け

こだわりがない

引きずられない


おろかなる身

時代の橋わたし


入口に立つ

ひとり


この人の道を歩いていけば

あの人のそば近くを歩いている


おろかなたましいの

道 ひとり











2017-11-15 『夜霧』 * No.3135

外に出れば

街灯 おぼろ

なにもかも朦朧

白い霧に夜がつつまれて


いつしか私は死んでいるのか生きているのか

おぼろ


やがて夜霧にとけこみ

霧となって静かにながれ

宙をただよう