制服

学生たちは今日は最終試験。10ヶ月のカリキュラムのうち3回試験が
行われるらしい。
これが終わったら勉強から開放されるという、
煮詰まった感と開放感の入り混じった気持ちが、彼らから伝わってきます。
頑張れ。


学食で朝食をとり、部屋に戻ってしばらくしてまた外に出たら、
さっきまで私服だった学生たちが、男子も女子も初めて見る制服姿に着替えて
試験会場となる教室に向かっているところでした。
民族衣装スタイルを学生風にアレンジした感じで、フレッシュ。
平常の授業時は私服だけど、試験のときは制服に着替えるらしいです。
制服姿の女の子たちが揃って学内の大通りを歩いている姿は、
とてもさわやかで初々しくて、ほんのり緊張感があって好ましかったです。

トカゲと隣のお兄さん

玄関に出て掃き掃除をしていたら、庭先の蔓科の植物に
今まで見ていたのとは異なる、背中にたてがみ様の飾りを持った
ちょっと大きめのトカゲがいたので、めずらしいからデジカメに収めていたら、
お隣のお兄さんに「何撮ってるの?」と声を掛けられ、撮ったのを見せたら、
あぁトカゲね、いぃカメラだねと言っていた。

お隣のご家族とはそんなかんじで玄関先でよく立ち話をします。
どの人もよく気を配ってくれて、私を見かけると気さくに声を掛けて
くれます。お兄さんは、毎朝庭先をぶらぶら歩きながら歯を磨き、
たまに磨きつつケータイでおしゃべりして、その後バイクで出掛けて行きます。

お祭りの食事

昼頃、日本から持ち込んだごちゃごちゃした雑貨類を整理整頓していたところ、
お隣のお手伝いの子が来て、御飯を食べないかと聞くので、喜んでお邪魔した。

すごいメニューでした! チャパティー、御飯、野菜の煮物2品、
ミルクのスパイシーなスープ、インド版天ぷら、インド版揚げおかき、
若いマンゴーの甘いスープ(熱い陽射しから体を守る効果があるそうです。)、
甘いローティ2品(デザート。インド版ホットケーキ?)。
どれもとても美味しかったです! おふくろの味満載。
こうやって食べるのよ、とお母さんが食べ方を教えてくれました。
今日は何やらお祭りだそうで、お祭り用のメニューらしいです。
男性たちは食べ終わった後で、きっと女性はその後食べるんだと思う、
お母さんとお手伝いの女の子と私と3人で食べました。
食べてると、お父さんがやって来て、おぉキミコ、まぁ食べなさい食べなさいと
激励(?)してくれました。

インド式クーラー

こちらに来てお世話になりっぱなしの知人の案内で町にクーラーを
買いに行きました。Rs.1800。


部屋に戻り、さっそくクーラーが取り付けられた。
幸い停電中ではなかったので、動作確認も無事終わり、見事めでたく
我が家にクーラーが取り入れられた。寝苦しい夜とも、もうお別れです。


インド式クーラーというのは、もちろんエアコンのことではなく、
扇風機によって気化熱で冷めた空気を送り出す装置のことです。

具体的にどうなっているかというと、
3方の側面が、水をよく含むおがくず様のもので覆われた箱の中に
強力な扇風機が入っていて、その箱の受け皿に水をたっぷり入れておくと
ポンプで箱の上の皿に持ち上げられ、その皿からおがくずに
水が染み渡ります。皿内に水がある限り常に潤っているおがくず越しに
吸入された空気を扇風機が送り出しているんですね。
これは大小数種のサイズから部屋の広さに応じて選ぶことができます。


窓際に設置したのですが、実際、最初は「?」という感じでしたが
しばらくするとその効果に驚き! 室温は30℃ですが、体感温度
22、3℃くらい、ひさびさに涼しくて今ちょっとお腹痛いです。
インド人頭い〜ぃ。
でも、このクーラーの難点は微調整が利かず、強弱のスイッチは一応あるけど
弱といってもがんがん冷風を送り出します。おほほ、インドで寒い。
しかもこの季節に。


ちなみに水越しの空気を送り出しているため湿度も上昇、いま50%弱。
平常のほぼ倍です。空気がひんやりして涼しさが増し、また
お肌やのどに優しいです。


お隣のお父さんやらお兄さんが、やーインド式クーラーだね〜
とさっそく見に来られた。以前、お隣さんちにあるのを見て、
これイイですね〜と私が欲しがっていたので。


就寝前、クーラーがあんまり涼しいのでスイッチを切ると、
1時間程度で30℃だったのが34℃になり、そうすると
また暑さを感じるのでまたONにした。
ちなみにこのクーラーは室外に置いているため、外に1回出ないと
電源操作ができません。おほほ。

ガスレンジ

キッチンにガスレンジを購入。

  • ガスレンジ …Rs.575
  • ガス用ホース …Rs.60
  • チャッカマンもどき …Rs.40      合計額 Rs.675

インドのガスレンジは、日本のものと形は似ているのですが
ひとつだけ違うのが、点火方法です。
日本のレンジは、“カチカチカチ…”とやって、ガスを出しながら
火花を飛ばして点火しますが、インド式のは火花を飛ばす装置が
付いていないため、その、火花を飛ばすチャッカマンタイプの物が
別売りになっています。