赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 『風姿花伝』

akaibara2005-03-05




東京はきのう、白く化粧をした。

歌舞伎座で始まった「勘九郎改め十八代目中村勘三郎襲名披露」親から子へ、師匠から弟子「襲名」は日本伝統芸の継承に広く使われてきた。

今年の襲名は 3月21日〜落語家・林家こぶ平・・祖父の名跡林家正蔵
12月〜歌舞伎の人間国宝中村鴈治郎坂田藤十郎の名を230年ぶりに復活させる。

“家、家にあらず。次ぐをもて家とす。人、人にあらず知るをもて人とす”『風姿花伝
(子供であっても、才能のない者に秘伝は授けられない。芸を伝えて初めて家は継承される)600年前、室町時代能楽師世阿弥が修行や演出など能楽全般にわたり、父・観阿弥の教えを理論化した「花伝書
『花を知らんと思はば,先づ,種を知るべし.花は心,種は態なるべし』
華道でも『花を生ける時は花の出生を知ること、花に聞いていける』等折に触れ教えられました

いろいろな伝統芸の世界だけでなく、庶民生活の中、平素家庭内でも親は子供に伝えるべきことは口述でも伝えて行くべきではないかと、日ごろから思っています。


「鏡獅子」
新・勘三郎誕生の瞬間と、襲名興行の醍醐味をBS中継録画で観た。
勘九郎が生涯、挑み続ける舞踊「鏡獅子」は熱が入ってとても良かった。後見人の大番頭中村小山三(84歳)の姿には感心しました。
コクーン歌舞伎の最高峰「三人吉三」(作・河竹黙阿弥 演出:串田和美)の和尚吉三、
久しぶりに歌舞伎を堪能。



  
  

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