『九牛の一毛』
きゅうぎゅうのいちもう
多数のうち、きわめて少ない部分のたとえ。また、比較にならないほどつまらないこと。
「九牛」の「九」は具体的な数字ではなく、数が多いという意味。
多くの牛の中のたった一本の毛という意から、たくさんある中のきわめてわずかな部分のことをいう。
『大海の一滴』も同じ意味
司馬遷が友人の任安に宛てた手紙に
「たとい僕、法に伏し誅を受くるも、九牛の一毛を亡うが若し」
(私が罪によって殺されたとしても、それは九牛が一毛を失った程度のこと)とあるのに基づく。
司馬遷『報任少卿書』
『ダストダス』はゴミを吸い込んで体の一部にする。
9匹のダストダスの中にあるたった一つのゴミのようなもの。
*1:中国の故事に由来する。昔から伝わる事がらやお話がもとになってできた言葉です。