Hatena::ブログ(Diary)

等速ナブラ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-02-15

akaiho2010-02-15

[]キャラロス

ここ2ヶ月ぐらい、NDSのWizardry 生命の楔をプレイしていたのだけど、つい先日(二日前ぐらい?)、非常にやる気を喪失してしまった。タイトル通り、キャラロスした。この感情は最近はないなあと思ったので、風化しないうちになんとなく考えたことをまとめておこうかなと。ちなみにオチなんてない。

ぐぐってみても分かるように、キャラロスもしくはキャラロスト*1といえば最近だとネットゲームで不正をした場合に運営側から課せられたペナルティであることがほとんどで、あとわずかに人為的に(ウィルスであったり、あるいは物理的ないたずらであったり)セーブデータ消されたりなどがある程度だ。

つまり、それ自体は本来ゲームシステム上意図されたものではないようにできている。特にここ最近のゲームはカジュアルなものを除けば長く遊ばせるようにデザインされているわけで、時間をかければかけただけの対価がゲーム上に反映される形で蓄積していく。その蓄積の大きさ、例えばRPGでいえば多くの経験値によって得られた高Lvであったり、多くのゲーム内通貨で得られたレアアイテムや強力な装備であったり、そういった蓄積の対価があってはじめて挑戦できるリスク(クエストやらなんやら)をさらに超えて…と繰り返していくわけだ。

前提として、それまで長い時間をかけたものは実績として残していって、さらに上に挑戦してもらうようになっている。

これは、RPGRTSなどではわかりやすいが、じゃあACTやSTGではどうなんだというと、これも実はそれほど変わらない。基本的にACTやSTGはスタートからエンディングまでにかかる時間がRPGなどと比べると遥かに短い。なので、やればやっただけ自キャラが強くなるような形にしたら、どんなに下手でも一日もかからずに終えてしまうだろう。なので、こういったジャンルは蓄積はユーザーのプレイスキルにされていく。一回目のプレイと二回目のプレイで自キャラの強さは変わらないが、自分のキャラクタ操作は上手くなっている(はず)。ここで非常に個人差が出るが。

しかしWizardryは、はるか昔のIからそうだが、キャラロスがある。システム上、キャラロストする事があるようにできてる。二通りあって、一つは蘇生の失敗。 一度蘇生に失敗すると、遺体が灰になる。灰の状態からも蘇生を試みることができるが、確率は下がる。そして灰からの蘇生に失敗すると、見事さようなら。もうそのキャラクタは二度と復活しない。 もう一つは、テレポータという宝箱の罠。これはランダムにどこかに飛ばされてしまうトラップなのだが、部屋の通路上とは限らない。ほんとにランダム。なので、通路ではない、壁のあるところに飛ばされるとそのパーティ全部終了。

ゲームは全体的に流れとして、長時間遊んでもらうことができて、かつ親切なデザインであることが基本というか良き設計となっているわけで、この流れからすると、例え初期のタイトルがドM仕様であったとはいえ、なるべくライトユーザにも入りやすく、かつ長く楽しめるものであるように変更が加えられるものだ。それは任天堂のタイトルであっても。 なので、特にNitendo DS用のタイトルだとなおさら、SonyやMSのハードと比較するとライトなユーザーの割合が多いのだから優しめ設計が当然となるだろう。

しかしだ。初志貫徹と言わんばかりにロストする。いや、これも多少は語弊がある。ややネタバレになるが、「生命の楔」は、一旦のエンディングにたどり着くまでは基本的に100%蘇生できる。しかしその後の道中はそうではなくなる。

この、システムとして「自キャラがロストする」というリスクは非常に特徴的で、SRPGなどでは今も割とあるのだが、実際に丹精込めて育てたキャラがゲーム半ばに終了のお知らせを受けてしまうとどうにもなんとも言えない喪失感に苛まれる事になる。これはリアルといえばリアル。 そりゃあ死んだらおしまいなのはわかる。現実にドラゴンボールなんてない。でもこれ現実じゃないし。

ただ、「キャラが本当に無くなってしまうかもしれない」ものは、余計にキャラクターに対する思い入れが強くなるのか、印象に強く残るようなゲームである場合が多いようだ。基本的にゲームは細かいリスクとリワードで構成されているものだが、このキャラクターがロストしてしまうリスクに対するリワードが何なのか… ゲームを続行できること? よくわからない。そのキャラクターの絡んだシナリオが楽しめることか。 ただ、これがWizardryにおいては伝統であり、言ってみれば芸みたいなもんだと考えたら「まあそういうもんだよね」と、諦めというかむしろそうでないとガッカリするような感覚もある。不思議なもんだ。


ともかくボクはキャラの蘇生失敗をした。育ててたソフィさんは最早いないのです。寺院で蘇生させる時に、事前に勝手にオートセーブするもんだから、てっきり失敗しても直前の状態に戻るんだと思ってた。でも、そうではなくて、失敗したあとにセーブデータからやり直したら、キャラロストしたところからスタートした。ちなみにセーブデータは一つしか保持できない。ここまで徹底してシステムとしてキャラロストを取り入れてることに本当に感心してしまった。悔しいけど。

*1:キャラクターロスト。自キャラが消えてしまうこと

tikaranotikarano 2010/04/05 08:43 AppleIIでのWizardryだと、そういう時はすかさずディスクを抜いたものですが
NDSでもカートリッジ引き抜き技が前提とか?

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/akaiho/20100215/1266215473