255「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」

441大学等から649件の申請があり,95大学等96件の採択となった。愛媛大学は2件申請し,2件ともヒヤリングまでいったが,採択にいたらなかった。文部科学省経済産業省NEDO橋渡し研究推進合同事業」についても公表されている。こちらは118件申請,19件の採択だ。

142大学犬はなちゃんの日常(その135)

学長対談に行く途中,研究棟入口で涼むはなちゃんに挨拶する。左奥に先週から使ってもらっている氷を入れる砥部焼の丼が見える。評者からの差し入れだ。気に入ってもらっているようだ。Tobe, or not Tobe? はなちゃんにすれば氷が入っていれば,砥部焼かどうかはさして問題ではない。

054全学的な教育改革をどう進めるか?

昨日に引き続き,「SPODフォーラム2009」の「学長対談:全学的な教育改革をどう進めるか?」(濱名篤関西国際大学長と柳澤康信愛媛大学長)に出た。濱名学長はユニバーサル化を迎えた状況を前提にした関西国際大学の教育改革を,柳澤学長は教育改革とその主体に焦点を当てて組織体制の整備を,それぞれ紹介した。
この種の対談では珍しく,ソファとテーブルを用意して,文字通り対談を演出していた。灯台もと暗しの感もあるが,愛媛大学の教育改革の特徴を整理できたのは大きな収穫だ。柳澤学長は,愛媛大学におけるFDの定義を,授業の改善(ミクロ・レベル),カリキュラムの改善(ミドル・レベル),組織整備・改革(マクロ・レベル)にまとめ,また教育改革の推進主体を,教員(Actor 1)・学部教育責任者(Actor 2)・全学教育担当管理職(Actor 3)・FD担当者(Acotr 4)に整理し機能の明確化の大事さを強調していた。
フォーラム参加の他大学と愛媛大学教職員で200人ほどの参加だったろうか。講演時間を短くし,おおよそ半分を対談時間に充てた企画の妙が光る。フロアとのインタラクティブな演出の工夫があってもよかった。